モデル前田典子さん流!セーターの着回しコーデ6選
2024.11.162024年11月10日
体型カバー&素敵見え!ヘビロテが叶うセーターの基準
モデル前田典子さん流!大人に似合うセーターの選び方
大人世代のセーター選びは「体のラインが目立ちすぎる」「重すぎて肩が凝る」など…悩ましい問題もしばしば。大人が素敵に見えて、何度でも着たくなる。そんな理想のセーター選びのコツを、50代のカリスマモデル・マエノリこと前田典子さんに伺いました。
まずは「今までのセーターの常識」を見直して!
「若い頃からセーターは大好き。学生時代は編み物ブームだった世代なので、授業中に机の下で編んでたなぁ(笑)。今でもやっぱり冬はセーターをマストで着たいですね!」
10代の頃からファッションモデルとして第一線で活躍し続けている、前田典子さんこと、マエノリさん(59歳)。そんなおしゃれのカリスマも、大人になった今セーターに対する考えが変わってきたと言います。
「私自身、昔はウール100%の素材がいいと思ってよく着ていました。でも今は昔に比べて新しい素材の選択肢が増えました。逆にウールが入っていない方が、チクチクしなかったり、軽かったり、自宅で簡単に洗えたり、大人にとっては良い面もたくさんある。
一言でセーターと言ってもたくさん種類があって、素材や形もさまざま。そんな中で、まずは自分がラクで、気分が上がって、毎日着たくなるものを選びたいですよね!」(マエノリさん)
体型をカバーして、首と手首は細く!メリハリがポイント
「シルエットはオーバーサイズすぎず、ぴったりしすぎないゆったり感で、大人の体型ををカバー。そして、細く見せたい首と手首をリブでキュッと細く見せると、メリハリが生まれて着ぶくれしません。
さらにポイントは前後差のある裾。前から見たら短めの丈で足長に見え、後ろから見たときは気になるお尻をカバー。もはや『体型カバーニット』と呼んでもいいかも!」
素材は軽さと肌ざわりを重視。カシミヤ混だとなおよし!
「デザインが気に入っても、肌へのチクチク感や重さが気になると、だんだん着なくなりますよね。だから素材はあえてのウール無し。もけもけっとしたセーターとは違い、肉厚でもっちり、まるでトレーナー感覚で若々しく着られます。
そこにほんの少しだけカシミヤが入っていると、やわらかさやあったかさがアップして、大人のリッチ感を叶えてくれます」
何回着ても新鮮さをくれる、ときめきポイントを一つ
「着ていて“今日の私、なんだか新鮮!”と思える服って何回でも着たくなると思うんです。基本はベーシックで飽きがこないデザインだけど、裾のボタンがさりげなくアクセントになっていたり。
ウエストをインしてみたり、レイヤードしてみたり、一枚でいろいろな着こなしを楽しめると、毎日がもっと楽しくなりますよ!」(マエノリさん)
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撮影=渡辺謙太郎 スタイリスト=鈴木仁美 ヘアメイク=佐藤エイコ(ilumini)編集=樋口玲奈(ハルメク おしゃれ編集部)
モデル前田典子(マエノリ)さんと作った「大人世代のセーターの正解」
ボディラインをきれいに見せるシルエット、チクチクしない素材、何度でも着たくなる技ありデザイン。すべてにこだわりぬき、大人を若々しく輝かせる理想の一枚が完成しました。