体型カバー&素敵見え!ヘビロテが叶うセーターの基準

モデル前田典子さん流!大人に似合うセーターの選び方

公開日:2024.11.05

大人世代のセーター選びは「体のラインが目立ちすぎる」「重すぎて肩が凝る」など…悩ましい問題もしばしば。大人が素敵に見えて、何度でも着たくなる。そんな理想のセーター選びのコツを、50代のカリスマモデル・マエノリこと前田典子さんに伺いました。

まずは「今までのセーターの常識」を見直して!

まずは「今までのセーターの常識」を見直して!

「若い頃からセーターは大好き。学生時代は編み物ブームだった世代なので、授業中に机の下で編んでたなぁ(笑)。今でもやっぱり冬はセーターをマストで着たいですね!」

10代の頃からファッションモデルとして第一線で活躍し続けている、前田典子さんこと、マエノリさん(59歳)。そんなおしゃれのカリスマも、大人になった今セーターに対する考えが変わってきたと言います。

「私自身、昔はウール100%の素材がいいと思ってよく着ていました。でも今は昔に比べて新しい素材の選択肢が増えました。逆にウールが入っていない方が、チクチクしなかったり、軽かったり、自宅で簡単に洗えたり、大人にとっては良い面もたくさんある。

一言でセーターと言ってもたくさん種類があって、素材や形もさまざま。そんな中で、まずは自分がラクで、気分が上がって、毎日着たくなるものを選びたいですよね!」(マエノリさん)

体型をカバーして、首と手首は細く!メリハリがポイント

「シルエットはオーバーサイズすぎず、ぴったりしすぎないゆったり感で、大人の体型ををカバー。そして、細く見せたい首と手首をリブでキュッと細く見せると、メリハリが生まれて着ぶくれしません。

さらにポイントは前後差のある裾。前から見たら短めの丈で足長に見え、後ろから見たときは気になるお尻をカバー。もはや『体型カバーニット』と呼んでもいいかも!」

素材は軽さと肌ざわりを重視。カシミヤ混だとなおよし!

素材は軽さと肌ざわりを重視。カシミヤ混だとなおよし!

「デザインが気に入っても、肌へのチクチク感や重さが気になると、だんだん着なくなりますよね。だから素材はあえてのウール無し。もけもけっとしたセーターとは違い、肉厚でもっちり、まるでトレーナー感覚で若々しく着られます。

そこにほんの少しだけカシミヤが入っていると、やわらかさやあったかさがアップして、大人のリッチ感を叶えてくれます」

何回着ても新鮮さをくれる、ときめきポイントを一つ

何回着ても新鮮さをくれる、ときめきポイントを一つ

「着ていて“今日の私、なんだか新鮮!”と思える服って何回でも着たくなると思うんです。基本はベーシックで飽きがこないデザインだけど、裾のボタンがさりげなくアクセントになっていたり。

ウエストをインしてみたり、レイヤードしてみたり、一枚でいろいろな着こなしを楽しめると、毎日がもっと楽しくなりますよ!」(マエノリさん)

【動画】こだわり抜いたセーター制作の裏側!

関連記事

撮影=渡辺謙太郎 スタイリスト=鈴木仁美 ヘアメイク=佐藤エイコ(ilumini)編集=樋口玲奈(ハルメク おしゃれ編集部)


モデル前田典子(マエノリ)さんと作った「大人世代のセーターの正解」

モデル前田典子(マエノリ)さんと作った“大人世代のセーターの正解”はこれ!

ボディラインをきれいに見せるシルエット、チクチクしない素材、何度でも着たくなる技ありデザイン。すべてにこだわりぬき、大人を若々しく輝かせる理想の一枚が完成しました。

ハルメク ファッション編集

通販カタログ「ハルメク おしゃれ」の商品開発や編集を担当。ハルメク世代ならではの体型や肌の変化に寄り添いつつ、いつまでも自分らしくおしゃれを楽しむための情報やアイテムを提案します!

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画