ラフすぎや子どもっぽく見えすぎるのはNG

大人カジュアルコーデを品よく成功させる鉄の掟3

公開日:2024.05.16

リラックスした装いが人気を集めている今、大人女性から高い支持を獲得している「カジュアルコーデ」。今回は、大人女性におすすめのカジュアルコーデのコツをご紹介します!

50代以上の大人女性なら「きれいめカジュアル」を意識して

「きれいめ:カジュアル」のバランスは「6:4」で、ややきれいめに寄せると、大人女性の品を醸し出すことができますよ。例えばトップスやボトムはきれいめを選び、足元にスニーカーを投入するといった具合。早速コーデのコツをご紹介します!

【コツ1】「パーカー」はロング丈スカートと合わせてエレガントに

パーカーはラクチンな着心地の上、簡単にラフな雰囲気を醸し出すことができる頼れるアイテム。ですが、ややカジュアルに傾きがちなアイテムでもあります。パーカー×デニムだと、カジュアル感が強すぎて子どもっぽくなりがち。

大人女性パーカーをエレガントに着こなす場合は、フェミニンなロング丈スカートと合わせるのが正解。ロング丈スカートは、気になる脚を上手にカバ―してくれるので、活用しない手はありません。

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出典:WEAR

コンパクトなサイズで、程よいハリ感のあるダンボールパーカー。キレイめデザインなので、カジュアルになりすぎずに着用可能です。

そこに、マーメイドシルエットのロングスカートを投入すれば、大人カジュアルコーデの完成。足元には、スニーカーではなくパンプスを合わせることで、大人っぽく、コーデ全体がキレイにまとまっています。

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フードがスタイリッシュでモダンな印象のパーカー。顔まわりが立体的なタイプは、小顔効果が狙えるのがうれしい。肩のラインが落ちたドロップショルダーでゆったりしたサイジングなので、肩肘の張らないコーデに一役買ってくれます。サイドのジップを開けることでスリットになり、よりリラックス感のあるシルエットに。

そこに、レーススカートを投入すれば、カジュアルな雰囲気のパーカーがキレイめに映ります。レースを贅沢にあしらったエレガントな一枚は、オン・オフ問わず活用できます。パーカーの丈が長めのものを選べば、気になるヒップを上手にカバーしてくれますよ。

【コツ2】「細ボーダー」なら、カジュアルになりすぎない

ワードローブに一枚持っていると便利なのが「ボーダートップス」。大人カジュアルなコーデを組み立てる際、重宝するアイテムです。ひと口にボーダーといっても、太さといったピッチ幅で、かなり印象が異なってきます。

例えば、カジュアルなイメージが強いボーダーの中でも、ピッチの細いボーダーは、大人っぽくエレガントな印象に。主張が控えめなので、全体的に優しくまろやかな印象を醸し出してくれますよ。

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袖口のリブがアクセントになった細ボーダーニット。ボーダーの幅が狭いタイプは、カジュアル感が軽減されて、キレイめに着用できるので大人女性におすすめ。

ボトムスには、「UNIQLO(ユニクロ)」のワイドフィットカーブジャージーパンツを投入すれば、プチプラアイテムに見えない高見えコーデが叶います。パンツとハンドバッグ、バレエシューズをブラックで統一することで、どことなくモード感のあるスタイリングに。

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ゆったりとしたルーズなシルエットが、抜け感のあるスタイリングを完成させてくれる細ボーダートップス。デコルテラインをスッキリと見せてくれるボートネック仕様のタイプなら、カジュアルながらも大人っぽさを演出してくれます。

そこに、落ち感のあるなめらかなリブニット素材のロングスカートを合わせて、エレガントに。ストレートのすっきりとしたシルエットのものなら、どんな体型にもマッチしますよ。

【コツ3】カジュアルなデニムには、きれいめトップスを投入

「デニム」はカジュアル感が強くなりがちなアイテムですが、トップスにきれいめトップスを合わせると、大人っぽい仕上がりに。足元もスニーカーではなく、バレエシューズやローファーなどを投入して、きれいめにコーデを組み立てるのがGOOD。

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リラックス感のある、程よく太めのレッグラインが、こなれ感のあるスタイリングを演出してくれるデニム。カジュアルアイテムの定番デニムには、画像のようにウエストから裾への部分がふわっと広がったペプラムシルエットのブラウスを投入すれば、大人可愛いコーデが完成します。

足元には、「ZARA(ザラ)」のシルバーのメタリックカラーのパンプスを合わせて、トレンドライクな着こなしに。シルバーシューズは、ホワイトやグレーの感覚で合わせられて、意外と使いやすいのがうれしい。

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シルエットがややゆったりとしてるデニムパンツは、大人女性も使いやすいのが高ポイント。裾をロールアップすることで、今っぽいこなれた雰囲気になります。

トップスに腕の部分にボリュームを持たせたきれいめアイテム、足元にはパンプスを投入することで、デニムのカジュアル感が和らぎ、大人っぽく決まっています。

以上、大人女性におすすめのカジュアルコーデのコツをご紹介しました。ぜひきれいめカジュアルコーデ」を実践して、おしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。

遠藤友香

ファッションディレクター。大学卒業後、アシスタントを経てスタイリストとし独立。ブランドショー(CHANEL、GUCCI、PRADA等)等で活動後、「ISTITUTO MARANGONI ミラノ校」FASHION STYLING修士課程修了。現在、新聞、TV、雑誌、WEB等、幅広い場で活躍。

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