人気スタイリスト福田麻琴さんが解説!

いま買えば冬も使える! おしゃれコスパアイテム3つ

公開日:2024.10.17

物価高の昨今。手持ちの服を最大限に生かしつつ、買い足しアイテムは最小限に抑えながらおしゃれを楽しみたいもの。そこで、スタイリストの福田麻琴さんに、この10月に買い足して、冬まで長く活躍するおしゃれアイテムについて解説していただきました。

福田麻琴さんのプロフィール

福田麻琴さんのプロフィール

福田麻琴(ふくだ・まこと)1978年生まれ。女性誌やwebマガジン、広告、CMなどのスタイリングを中心に、エッセイ執筆、コラボ商品開発など、幅広く活躍。フランス留学経験を生かした、フレンチスタイルにさりげなく抜け感を加えたスタイルも人気。

Instagram @makoto087

【1】シンプル&ひとひねりある「ゆったり配色リバーコート」

【1】シンプル&ひとひねりある「ゆったり配色リバーコート」

秋冬の必需品といえばコート。1~2年に1回、買い足しや買い替えする方も多いのではないでしょうか。

でも、最近は暖冬で厚手のコートは着られる期間が少ないですし、定番の形のコートならすでに持っていたりしますよね。

そこでおすすめなのが、ほどよい厚みでゆったりシルエットの配色リバーコート。

カーディガン感覚で羽織れるような素材のコートなら、中に着るもの次第で秋はもちろん、冬まで長く着られますよね。

冬は厚手のニットを中に着たいので、サイズはほどよくゆったり感があるものを選ぶのがおすすめです。

【1】シンプル&ひとひねりある「ゆったり配色リバーコート」

また、このように部分的に配色が効いたデザインだと、手持ちの服とすごく合わせやすいんです。

例えばこのように、コートと同色のニットを中に着た場合。コート以外のアイテムは落ち着いたカラーで品よくまとまっていますが、配色の効果でグッと華やかさが加わっていますよね。

【1】シンプル&ひとひねりある「ゆったり配色リバーコート」

みなさんお持ちのボーダートップス&黒パンツの組み合わせも、配色コートと合わせればこの通り。

コートを主役にして、それ以外をモノトーンでまとめれば、品のいい大人のカジュアルが完成します。

【1】シンプル&ひとひねりある「ゆったり配色リバーコート」

【2】秋はコーデの主役、冬はコートINにもできる「テーラード風ベスト」

ここ数年で一気に定番アイテムの仲間入りを果たしたベスト。大人世代が買うなら、きちんと感のあるテーラード風のデザインがおすすめです。

この時期におすすめな理由は、秋はコーデの主役に、冬は防寒対策も含めてコートINにするなど、実は活躍の幅が広いからなんです。

【2】秋はコーデの主役、冬はコートINにもできる「テーラード風ベスト」

ベストって、究極、『着なくてもいい』アイテム(笑)。けれど、あると着こなしが一気に垢抜ける、便利なおしゃれアイテムなんですよね。

まだ持っていない方はぜひ試してほしいし、既に持っている方はぜひもっと活躍させていただきたいです。

コーディネートははとっても簡単。特別なワザなんていりません。手持ちのシンプルなトップス+パンツにサッと羽織るだけでOKです。

【2】秋はコーデの主役、冬はコートINにもできる「テーラード風ベスト」

白のニット+グレーのパンツだけだとちょっとさみしく見えることもあると思いますが、ベストを足すだけでこの通り。

ベストとトップスの色を同じ色でまとめると、ベストがほどよくなじんできれいめに見えるので、初めてベストを着るという方はぜひ試してみてくださいね。

【2】秋はコーデの主役、冬はコートINにもできる「テーラード風ベスト」

カッコよくきめたいなら、お手持ちの白シャツに合わせてみてはいかがでしょう。

下はデニムで抜け感を出し、カッチリしすぎないように。カジュアルなデニム合わせでも、ベストのテーラード風デザインと白シャツで、大人に必須のきちんと感、清潔感がありますよね。

【3】“薄手で大判”がコスパ最強!「薄手のふんわりウールストール」

【3】“薄手で大判”がコスパ最強!「薄手のふんわりウールストール」

秋から冬まで長く活躍するストールの条件は、“薄手で大判”であること。

まだ暑さの残る秋はサラッとかけてコーデのアクセントに、冬になったら首に巻いて防寒対策もできるなど、汎用性が高いからです。

寒暖調整がしやすいという意味では、素材はウールがベストです。

カラフルなストールは大好き!私自身、服はシンプルなアイテムが多いこともあって、色や柄はストールで取り入れることが多いんです。

便利なのは、カラフルな中にベーシックな色がきちんと入っているストール。

コーデに自信のない方は、そのベーシック色と同じ色の服を合わせれば、まず間違いありません。

【3】“薄手で大判”がコスパ最強!「薄手のふんわりウールストール」

例えば、こんな感じ。

ストールの中のベーシック色=ネイビーを拾って、トップスはネイビーをセレクト。
これならそこまで派手に見えませんよね。

バッグもネイビー系を選ぶのももちろんアリですが、ここではストールの中の明るい色と合わせた色選びに。

小物であれば、このくらい遊んでも“やりすぎ”感がありません。

【3】“薄手で大判”がコスパ最強!「薄手のふんわりウールストール」

こちらは、ストールの中のキャメル色を拾って、キャメルのワンピースと合わせました。

華やかですが、全体的にまとまった印象がありますよね。全体的に明るめの色合いなので、バッグも色を揃えてみました。

また、少し上級者向けだとこんな着こなしはいかがでしょう?

【3】“薄手で大判”がコスパ最強!「薄手のふんわりウールストール」

コートや中のトップスはベーシック色でまとめ、ストールの中のピンクを拾ってサーモンピンクのパンツを合わせました。

カラフルな色の洋服を取り入れるときは、こんなふうにストールの力を借りるのもありなんです。

ストールがあるだけで、全身の統一感がグッと高まりますよね。

撮影=三瓶康友 スタイリング=福田麻琴 ヘアメイク=木部明美(ピースモンキー) モデル=岩井ヨシエ 編集=藤浦澄恵(ハルメク おしゃれ編集部)


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藤浦 澄恵

ふじうら・すみえ 「ハルメク おしゃれ」編集部。ビューティー部門で、主にスキンケアとメイクを担当。週末は、スーパーの帰りにドラッグストアをパトロールするのが好き。

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