- ハルメク365トップ
- 暮らし
- おしゃれ
- シンプルなパンツを「おしゃれ」に着こなす4つのコツ
誰もが1本は持っているシンプルな無地のストレートパンツ。でも、なんだか地味に見えてしまったり、素敵に着こなすのは意外と難しいもの。トータルビューティデザイナーの美木ちがやさんに「シンプルなストレートパンツを素敵に着こなすコツ」を伺いました。
美木ちがやさんのプロフィール
みき・ちがや。1963(昭和38)年生まれ。母・川邉サチコさんと一緒に、「KAWABE LAB」を主宰。ヘアメイク、ファッションなどトータルな提案を行い、雑誌や広告などで幅広く活躍している。雑誌「ハルメク」の連載「マダムの作り方」では撮影を担当し多才さを披露。ハルメクWEBではコラム「キレイはこれから。」が好評連載中。
【コツ1】シンプルなパンツにこそ、遊びのあるトップス
誰もが1本は持っているであろう、無地のシンプルなストレートパンツ。大人世代が素敵に着こなすには「遊び心が必須」と、美木ちがやさんは言います。
「自分のお気に入りの美脚パンツを見つけたら、おしゃれの可能性が広がるチャンス。上下ともにシンプルにしてシックにまとめるのも手ですが、大人世代ならもう少し華やかさがほしいもの。
ぜひ“遊び”のあるトップスに挑戦してほしいです」と美木さん。
流行りのデザイントップスはストレートパンツなら合わせやすい!
「例えば、流行のトレンドトップス。ここ最近人気の袖にボリュームがあるトップスを合わせてみました。上下ともにトレンドアイテムを取り入れるのは勇気がいりますし、テクニックも必要。
でも、トップスだけならグッと取り入れやすくなりますよね!もともとシンプルなパンツできれいめな印象を作っているので、全身で見たときに突飛すぎる印象になることもありません。
流行をほどよく取り入れつつ、落ち着いた印象も持たせられます」
【コツ2】ワントーンでまとめるとより洗練された雰囲気に!
「このコーディネートのように全身をワントーンでまとめると、よりスッキリした印象になります。
パンツが淡いグレーなので、スニーカーも同じ色をセレクトし脚長効果をプラス!トップスは先ほどと同じく裾にボリュームのあるものを着ていますが、濃いグレーを選んで全身をワントーンにまとめることで、より洗練された雰囲気に仕上がります」
【コツ3】明るい色のトップスに挑戦するならカーキのストレートパンツ
明るい色に挑戦したいときも、シンプルなストレートパンツは強い味方だと美木さんは言います。
「『明るい色に挑戦したいけれど難しい』と言う方も多いですが、そういうときこそぜひ、シンプルなパンツを活用してください!
ベーシック色ののパンツなら、上に何を合わせてもスッキリまとまるから問題なし。
例えばこのコーディネートでは、鮮やかなピンクのワンピースを主役にしてみました
特にカーキ色のパンツは、ピンクのみならずイエローやレッドなど、鮮やかな色と相性がいいですし、垢抜けた印象になるので、色で遊びたいときは特におすすめの一本です」
【コツ4】ボーダー合わせならその年ごと“変化球”デザインを
定番のボーダートップスを合わせたいときは、ひと工夫が必要だそう。
「ボーダーは毎年、トレンドに合わせてさまざまなデザインが出てきます。定番の形のボーダーとストレートパンツを合わせてもシックで素敵ですが、“今年っぽい”ボーダーを合わせると、グッとおしゃれに。ここでも色数を絞ってワントーン風にすれば、大人っぽくまとまります」
自分のスタイルが決まってくる大人世代は、おしゃれも少し保守的になりがち。
シンプルなストレートパンツこそ「ちょっといつもと違うトップスを着てみようかな」というときの大きな味方になるので、ぜひ新しいコーディネートも試してファッションを楽しんでみてくださいね。!
撮影=中西裕人
■関連記事
大人の体形に合う!「動きやすくて美脚も叶う」と大ヒット中
ハルメクの定番としてロングヒットしている美ムーブパンツ。人気の理由は、はき心地のよさはもちろん、幅広いシーンで使えるから。汗ばむ季節は、涼感タイプに切り替える人も急増中! 美脚シルエットで動きやすく、きれいめなスタイルを叶えてくれるパンツは、毎日活躍してくれること間違いなしです。
美脚&動きやすさの理由
- 内側の「隠れマチ」で脚を立体的に包みこむからほっそり見える
- 心地よくのびてひざの曲げのばしもしやすいストレッチ入り
- ウエストは総ゴム。前はすっきり、うしろはギャザーでラクちん!