蛭子能収さん・認知症がもたらした生活と夫婦の変化
2024.06.142024年06月22日
もしも親や家族が認知症になったら#2
蛭子能収さん・認知症になっても日々は続いていく
認知症を公表した漫画家・タレントの蛭子能収さんと、妻の悠加さん。介護保険サービスを利用しながら仕事を続けることになりました。夫婦の関係も以前とは変わったそうです。現在とこれからについてお話を聞きました。
介護サービスを利用することは見放すことではない
※インタビューは2022年11月に行いました。
認知症を公表したことを機に、蛭子能収(えびす・よしかず)さんは介護保険サービスを利用するようになりました。とはいえ、悠加(ゆか)さんに葛藤がなかったわけではありません。
「最初に1か月のショートステイに主人を預けることを提案されたのです。正直私は1、2日休めればそれでいい、という気持ちだったので、1か月も主人を預けることに抵抗感がありました。
ですがケアマネジャーさんから...