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- 介護にかかるお金、平均月8万円!使える公的制度は?
将来の親の入院や介護に備える特集、介護にまつわるお金について考える2回目です。今回は、実際に親の介護にかかる毎月のお金や、知っておきたい使える公的制度について紹介します。いざというときに困らないための賢い備え方も!
教えてくれた人:黒田尚子(くろだ・なおこ)さん
CFP🄬 1級ファイナンシャルプランニング技能士。城西国際大学非常勤講師。一般社団法人患者家計サポート協会・顧問。乳がんの経験をふまえ、病気への経済的備えの重要性を積極的に訴え、著書に『がんとお金の真実(リアル)』(セールス手帖社刊)他多数。
介護期間は平均約5年!かかるお金は平均月8万円
ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんによると、「介護期間の平均は約5年(令和3年度)。公的介護保険で負担は軽減されるものの、住宅改修費や介護用品代などの他、月々の支払いが平均月々8万円強というデータがあります(生命保険文化センター調べ)」。
そこで大切なのが、介護保険などの公的制度をしっかり使いこなすこと。
例えば、高額介護サービス費制度を使えば、一般的な年金額の世帯なら、介護費の上限は1か月4万4000円で、超過分が戻ってきます。制度はしばしば改定されるので、ソーシャルワーカーや地域包括支援センターなど、いつでも相談できる窓口を知っていると、大きな武器になるでしょう。
介護で使える公的制度...
知らなきゃ困る!介護費の“ウソ or ホント”
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