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- 介護にまつわる支援やサービス!知っていると大違い
将来の親の入院や介護に備えて今からできる対策をそれぞれの専門家に聞く特集です。前回のきっかけ期、あたふた期に続き、最後はとまどい期に起こりがちな困りごととその対策を紹介します。介護保険や公的サービスをいかに活用できるかもポイントです。
教えてくれた人:後藤佳苗(ごとう・かなえ)さん
一般社団法人あたご研究所代表理事。看護学修士、保健師、ケアマネジャー。現在、ケアマネジャーに必要な知識と技術を伝える講演活動を全国で行っている。
とまどい期の困る1:実家が介護に適さず家族の負担増
知っておく:費用の一部は介護保険で給付されます
親が一人で寝起きしたり、歩くのが大変になってきたら、まずは介護保険を活用しましょう。介護ベッドや杖などのレンタル費や介護リフォーム費用の一部が給付され、自己負担額1~3割で利用できます。
福祉用具購入費の給付限度額は同一年度で10万円。まず全額を事業所に支払いますが、後日申請すれば給付金が支給されます。また住宅改修費の上限額は20万円。支給を受けるには事前に自治体からの承認が必要。介護度によっては受けられないものもあります。
【例えばこんな福祉用具の購入費助成、レンタルができます】
- 介護用ベッドレンタル
- 自動排泄処理装置レンタル
- 車いすレンタル
- 入浴補助用具購入 など
【例えばこんなリフォームができます】
- 段差の解消
- 便器の洋式化
- 扉の変更 など
自治体(練馬区)独自事業の例
- 浴槽の取り替え
- エレベーターの設置
とまどい期の困る2:家族のうち一人に負担が集中
知っておく:公的サービスの活用で家族の負担減
介護保険のサービスには、自宅で利用できるサービスとして、...
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