100均で買える「オキシウォッシュ」活用術

【100均】オキシは茶渋や風呂カビに効く?

公開日:2023.01.22

更新日:2023.02.23

掃除をする際に酸素系の洗剤を使うことがあると思います。頑固な汚れを落とせて便利ですよね。お手頃価格の100均にも「オキシウォッシュ」が売っているので、その実力を試してみようと思います。

オキシウォッシュとは?オキシクリーンとの違いや成分は何?

「オキシ漬け」という言葉とともに、酸素系漂白剤「オキシクリーン」が人気となりましたが、100均で買える「オキシウォッシュ」も同類の商品です。紀陽除虫菊株式会社が作っていますが、100均オリジナルの商品ではないものの、ダイソーやキャンドゥなどいろいろな100円ショップで販売されています。

オキシウォッシュの成分

成分は、過炭酸塩(酸素系)、炭酸塩、水軟化剤、過硫酸塩、粉じん防止剤、界面活性剤(アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム)です。弱アルカリ性で衣類や布製品、台所まわり、水まわり、食器、タイル、家具などの漂白に使えます。

オキシウォッシュが使える場所、使えない場所

具体的には洗濯物、カーテン、ナイロンのカーペット(ウールやウール混紡には使用不可)、食べこぼし、食器の茶渋、タバコのヤニ、血液、醤油、浴室の目地、玄関のタイル、植物による汚れ、ペットによる汚れ、臭いなどです。

一方使えないものはウール製品やウール混紡、ウール製のカーペット、ペルシャ製カーペット、畳、シルク、革製品などの水洗いができない素材、宝石、貴金属のアクセサリー類、金属のさび取りとなっています。

使用量の目安は水4Lに対して30gほど。お湯(40度〜60度)を使うとオキシウオッシュが溶けやすくなるのでより効果的です。

【100均オキシ1】靴下の黄ばみを落としてみる

黄ばみが目立つ靴下

実際にどのくらいの効果があるのかオキシウォッシュを使ってみました。まずは靴下の黄ばみです。洗う前の状態です。黄ばんでいるのがわかります。

、湯2Lに対して15gのオキシウォッシュを溶かした

片方をオキシウォッシュでつけ置き洗いをしてみます。お湯4Lに対して30gが目安なので、お湯2Lで15gを使いました。靴下をつけ置きしておきます。

黄ばみや汚れが薄くなっている

約20分ほど経過したので、靴下を取り出してみました。そうすると黄ばみが薄くなっているのがわかります。

右がオキシウォッシュでつけ置き洗いした靴下

よくすすいで乾燥させた後で比べてみました。真っ白に戻るわけではありませんが、なかなか取れない黄ばみも薄くなっています。乾燥させた後は、生地がゴワゴワになることもありませんでした。

【100均オキシ2】タンブラーの茶渋を落としてみる

茶渋がついているタンブラー
 

毎日コーヒーやお茶を飲むので、タンブラーに茶渋がかなりついています。オキシウォッシュ15gを2Lのお湯に溶いて、それをタンブラーに入れました。

汚れが浮いている

10分後に見てみると、泡に黒い汚れが浮いていました。

茶渋がきれいに取れている

そのまま水で洗い流すと、茶渋がきれいに取れています。加えて匂いも気にならなくなっていました。

【100均オキシ3】お風呂のカビには使える?

お風呂の黒カビ

お湯に溶かしたオキシウォッシュで、お風呂のカビが落とせるのか試してみました。お風呂の目地の部分の黒かびです。

キッチンペーパーでパック

溶かしたオキシウォッシュをキッチンペーパーにつけて、パックするようにしました。1時間ほど放置した後確認してみると……

黒カビは取れていない

残念ながら、黒カビは取れていませんでした。お風呂のカビにはあまり効果が期待できないようです。


100均で買える「オキシウォッシュ」は、衣類の頑固な汚れや食器についた茶渋などを落としてくれ、気になる匂い対策もできそうです。価格は110円(税込)とお手頃。試してみる価値はありますよ。

川崎さちえ

フリマアプリの専門家、そしてお得情報大好きライターとして記事を執筆。日常生活の中で無理なくできる節約術や快適生活術をお伝えしています。生活情報サイトAll Aboutのフリマアプリガイド。

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