燃えるゴミ以外の処分方法&おすすめサービスも紹介!

靴の捨て方は?燃えるゴミ?どうやって捨てればいい?

公開日:2024.10.11

更新日:2024.10.14

靴の捨て方や燃えるゴミ以外の処分方法をご紹介!燃えるゴミとして出すのが基本ですが、靴によっては分別が必要な場合もあります。また、捨ててしまうのはもったいないと感じる場合はどのように処分すればよいのでしょうか。靴の処分に困っている人は必見!

靴の捨て方は?燃えるゴミでいいの?

靴の捨て方は?燃えるゴミでいいの?
pu- / PIXTA

靴は毎日使用するものですが、用途によって使い分けることも多く、気付いたらシューズクローゼットがいっぱいになっていることもあります。

家族が多いとその分靴の数も増えてしまい、「思い切って捨ててしまおう!」と意気込んでみたはいいものの、キャンバス地や革、ゴムなど素材もそれぞれ異なるため、何ゴミなのかわからず困っている人も多いのではないでしょうか。

ここでは、靴を自治体のゴミとして処分する際の分別について紹介します。

靴は燃えるゴミとして処分するのが一般的

靴を自治体のゴミとして処分する際は、燃えるゴミ(可燃ゴミ)として扱うのが一般的です。自治体指定のゴミ袋に捨てたい靴を入れ、収集日に捨てるだけで処分が完了します。

燃えるゴミの収集日は1週間に2日あり、他のゴミと同じ袋に入れて捨てられるため、手間とお金をかけずにいらない靴を捨てることができます。

分別が必要な場合もある

靴は自治体の燃えるゴミとして処分するのが一般的ですが、靴の種類や装飾によっては分別が必要になるため注意が必要です。

布を使用した一般的なスニーカーや革靴、ゴム製の長靴であれば、基本的には燃えるゴミとして扱います。

金属が使われているパンプスや革靴は捨て方に悩んでしまうかもしれませんが、少量の金属パーツであれば燃えるゴミとして処分することが多いです。

金属パーツが簡単に取り外せる場合は、、取り外してそれぞれ燃えるゴミと燃えないゴミに分別してもよいでしょう。

金属が多く使われているスパイクシューズやスケート靴、安全靴などは、自治体によって分別が異なります。

例えば、神奈川県川崎市ではスキー靴やスケート靴は以下のように分別されます。

  • 金属を含まない:最長辺が50cm未満なら普通ゴミ、50cm以上なら粗大ゴミ
  • 金属を含む:最長辺が30cm未満なら小物金属、30cm以上なら粗大ゴミ

分別の仕方は自治体によって異なるため、お住まいの自治体のホームページを確認し、適切に分別して処分しましょう。

自治体の燃えるゴミ以外の靴の処分方法

自治体の燃えるゴミ以外の靴の処分方法
Black Salmon / PIXTA

お気に入りのパンプスや思い入れのある革靴、子どもが小さいときにはいていた思い出のスニーカーなどは、燃えるゴミとして捨ててしまうのはなんだか気が進まないと感じることもあるかもしれません。

そのようなときは、ゴミとして捨ててしまう以外の方法で処分するのがおすすめです。

ここでは、自治体の燃えるゴミ以外の靴の処分方法を紹介します。

自治体の資源回収ボックスに入れる

自治体によっては、ごみの減量のために古着や古布、靴などを資源として回収する回収ボックスをいくつかの拠点に設置し、リサイクルを行っているところもあります。

例えば、東京都渋谷区では渋谷区清掃事務所や本町リサイクルセンターなど、区内10か所以上に衣類回収ボックスを設置し、家庭で不要になった再利用できる衣類や靴を回収して国外でリユースする取り組みを行っています。

回収できるのは左右揃っている靴、スニーカー、サンダルなど。長靴(ブーツ)やハイヒールは回収できません。回収可能か迷ったときは、事前に問い合わせてから持ち込みましょう。

友人や親族に譲渡する

それほど汚れていない靴、あまり履く機会のなかった靴などは、友人や親族に譲渡するのもよいでしょう。

特に子どもの靴は頻繁にサイズアウトします。七五三や結婚式用の靴は、1度しかはいておらず状態のよいものも多いため、お下がりとして譲ると喜ばれることでしょう。

大人の靴であっても、サイズと趣味が合えば喜んでもらえるかもしれません。

買取業者やリサイクルショップに買い取ってもらう

ブランドの靴は、買取業者やリサイクルショップに買い取ってもらうのも一つの方法です。

近年はスニーカー収集を趣味にしている人も多く、靴の買取に力を入れているところもあります。

特に人気なのは、ナイキやアディダス、ニューバランス、コンバースなどのスニーカー。もちろん、ルイヴィトンやグッチなどのハイブランドの靴も高値で買い取ってもらえる可能性があります。

金額に納得がいかなければ売らずに持ち帰ることもできるため、複数の店舗で査定してもらうとよいでしょう。

不用品回収業者に依頼する

靴だけでなく家具や家電、衣類、その他のゴミなども一緒に処分したい場合は、不用品買取業者に依頼して引き取ってもらうのがおすすめです。

不用品回収業者とは、大掃除や引越し、模様替えなどで自宅で出た不用品をまとめて回収してくれる業者のこと。分別も必要なく、依頼したその日に対応してくれる場合もあるため、時間に余裕がない人や大量の不用品を処分したいときに便利です。

ただし、回収には費用がかかります。靴を数足だけ処分したいときに利用すると、割高になってしまう点に注意しましょう。

フリマアプリやネットオークションで売却する

不要な靴をただ処分するのではなく、少しでも現金化したいときは、フリマアプリやネットオークションでの売却を検討してもよいでしょう。

靴が売れたときの代金の一部を手数料として引かれる場合もありますが、自分で売却金額を決められるだけでなく、定価が安いスニーカーでも状態がよければ売れる可能性もあります。

ただし、あまり高値で出してしまうと売れなかったり、靴の梱包や配送を自分で行わなければならなかったりなどのデメリットがあることも覚えておきましょう。

販売店の下取りに出す

古い靴を処分するのと同時に新しい靴の購入を考えている場合は、販売店の下取りに出すのも一つの方法です。

ただし、靴の下取りはどこの販売店でも行っているわけではないため、下取りを行っているか事前に確認しましょう。

例えば、レディースシューズを販売する卑弥呼(HIMIKO)では、不要となった靴(自社限定)を販売店に持って行くと、その場で使えるクーポン(1足につき1000円分)がもらえるキャンペーンを行っています。

クーポンが2倍もらえる期間限定のキャンペーンを利用すれば、さらにお得に新しい靴が購入できます。

寄付する

まだはけるけれど自分にはもう必要ないという靴が何足かある場合や、ゴミとして捨ててしまうのはもったいないと思う場合は、NPO法人や市民団体などに寄付するのもおすすめです。

寄付をすれば、不要となった靴がまたどこかで誰かの役に立ちます。

インターネットで靴の寄付について検索すると、不要な靴を回収して開発途上国へ送る活動をしている団体を探すことができます。

ただし、寄付する場合は靴を入れる段ボールを自分で用意して、送料も負担するのが一般的です。靴の種類や状態によっては受け付けてもらえない可能性もあるため、事前にホームページできちんと調べてから送るようにしましょう。

例えば、まだはける靴やサンダルなどを発展途上国の団体や施設へ送る活動をしているNPO法人 ワールドギフトでは、履物の種類は問わずはけるものであれば何でも受け付けています。

申し込みをすると集荷手配をしてくれますが、送料や段ボール代などは自己負担となります。

処分する靴の選び方

処分する靴の選び方
Caito / PIXTA

いざ靴を処分しようと思っても、「やっぱりもったいないかも」「これは処分すべき?」など、どの靴を処分すればよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

そのような場合は、処分する基準を決めてそれに従って選ぶのがおすすめです。

例えば、今現在もちゃんとはいているかどうか、足が痛くなったり靴擦れができたりしないか、すべりやすかったり靴ひもがほどけやすかったりなどの不都合がないかなど、自分なりの基準を決めましょう。

また、穴があいている、底が剥がれている、洗ってもカビが落ちないなど状態の悪い靴も処分することをおすすめします。


靴も衣類も手間なく処分するなら「古着でワクチン」

靴も衣類も手間なく処分するなら「古着でワクチン」

ハルメク 古着でワクチン」は、手間なく靴を簡単に処分できるお片付けサービス。

「靴を燃えるゴミに出そうと思ったけれど分別が難しい」「処分したい靴が多くて自宅から持ち出すのが大変」「衣類も一緒に処分したい」など、靴の処分に困ったときにおすすめです。

ここでは、「ハルメク 古着でワクチン」について詳しく紹介します。

「古着でワクチン」なら分別の必要なし!

ハルメク 古着でワクチン」は、回収キットにいらない靴を詰めて集荷依頼するだけでお片付けが完了する便利なサービスです。

ブーツや長靴、サンダル、上履き、スリッパ、ルームシューズなどさまざまな種類の靴を処分できます。

靴のサイズや素材も関係なく、金属の飾りが付いていても分別する必要がないため、どんどんお片付けが進むでしょう。

寄付した靴は、カンボジアなどの開発途上国でリユース品として販売され、現地の人たちに購入してはいてもらえるだけでなく、雇用を生み出すことにもつながっています。

衣類もバッグもまとめて処分できる

ハルメク 古着でワクチン」では、靴だけでなく衣類やバッグなどもまとめて一度に処分できます。

夏服や冬服、男性用、女性用、子ども服やベビー服、ハンドメイドなど種類を問わず一緒に送れるため、引越しや衣替えのときにも便利。袋の3辺が160cm以内、重さは30kgまでであればどんどん詰めてOKです。

古着でワクチン

玄関先で詰めて集荷依頼をすれば、重い袋を持ち運ぶことなく靴や衣類の処分が完了します。

古着でワクチン

ただし、大きな穴があいているものや大きく裂けているもの、汚れのひどいもの、下着類や水着類など送れないものもある点に注意が必要です。スムーズに片付けが進むよう、事前に調べておきましょう。

靴の処分と同時にワクチンの寄付もできる

ハルメク 古着でワクチン」は、靴や衣類などの処分と同時にワクチンの寄付もできる素晴らしいサービスです。

回収キットを1点購入するごとに、開発途上国の20人の子どもたちにポリオワクチンを寄付できます。

ハルメク 古着でワクチン

いらない靴をただ捨てるのではなく、役立つように手放したい人、社会貢献もしたい人はぜひ「ハルメク 古着でワクチン」を使ってみてください。

自分に合った方法で靴を処分して玄関をスッキリさせよう!

靴を自治体のゴミとして捨てる場合は、燃えるゴミとして出すのが基本ですが、金具がついている場合や靴の種類によっては、燃えないゴミや粗大ゴミとして出さなければならない場合もあるでしょう。

自治体のゴミとして処分する以外にも、資源回収ボックスに入れたり友人・親戚に譲渡したり、フリマアプリやオークションサイト、リサイクルショップで売却するなどさまざまな処分方法があります。

誰かの役に立つ形で処分したい場合は、寄付を検討するのもおすすめです。ぜひ自分に合った方法で靴を処分して、玄関をスッキリさせましょう。

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小西 由希

こにし・ゆき 「ハルメク おしゃれ」編集部。副編集長・ビューティー部門の編集担当。京都の日本海側出身のため色白。毎朝、美白パックをしている。

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