もったいない・捨てられないを解決!大人女性の断捨離

服の正しい捨て方7選&上手に手放すための7つの基準

公開日:2024.02.02

服の7つの捨て方&服を捨てる7つの基準を紹介!いらない服の処分方法はさまざま。寄付で社会貢献につなげることもできます。「まだ着られるからもったいない」「着ないが思い出が詰まっていて手放せない」なかなか衣類を捨てられない人はぜひチェック!

捨てられない人必見!服を捨てる7つの基準

捨てられない人必見!服を捨てる7つの基準

「今日こそクローゼットをスッキリさせよう!」

そう意気込んで扉を開けたものの、いざ服を手に取ってみると「まだ着られるからもったいない」「デザインが気に入っていて手放せない」と、結局服を捨てられなかった経験がある人は多いのではないでしょうか。

なかなか服が捨てられない人は、「服を捨てる7つの基準」を目安にして手放すのがおすすめです。ここから詳しく解説します。

1:老けて見える服は捨てる

まずは、老け見えにつながる服から手放していきましょう。

例えば、「シワがつきやすい素材」「体のラインが出る服」「くすみを強調させがちな中間色」などは老けて見えやすい服です。

シワがついた服はだらしなく、疲れた印象に。体のラインが出る服はぽっこりお腹や二の腕など、気になる部分が悪目立ちしやすくなります。

中間色は肌の色や顔立ちにもよりますが、鏡の前で見てくすみが強くなったように感じたら、そのアイテムは手放し時かもしれません。

2:サイズが合わない服は捨てる

服の「似合う」は、デザインだけでなくサイズ感が重要です。

サイズが小さ過ぎたり、大き過ぎたりすると、スッキリしない着こなしに。体型が変わると自分に似合う服のサイズも変わってくるため、自分の体に合わないものは捨て、合うサイズのものを残しましょう。

3:ダメージ・汚れ・色褪せが目立つ服は捨てる

とっておきのブランド品や、思い出の詰まった服はなかなか捨てられないもの。

ですが、仕立てのいい素敵な洋服だったとしても、ダメージや汚れ、色褪せが目立つものは清潔感や上品さが損なわれ、くたびれた印象になってしまいます。

ダメージや汚れが大きく、お手入れしてもきれいにならないものは手放し時です。

4:3年以上着ていない服は捨てる

クローゼットの中をチェックしてみて、3年以上着ていない服があれば、それはこれからもかなりの高確率で着ない服です。

なかなか捨てられないときは「なぜ着ていないのか?」と理由を考えてみると、捨てやすくなります。

「痩せたら着ようと思っている」「今持っている服と合わせにくいから」「なんだかんだ他の服を選んでしまって着ていない」……こんな状態が3年以上続いているということは、きっとこれからもその服の出番はないはず。

まだきれいな状態であれば、捨てずにとっておいて、誰かに譲ったり寄付したりという手もあります。

5:着心地の悪い服は捨てる

買ったものの「繊維がチクチクする」「デザインは好きだが自分に似合わない気がする」「履くたびに靴ずれする靴」など、着用感や履き心地の悪い服や靴は、ストレスになるため取っておいても使う可能性が低いアイテムです。

大人のおしゃれは、服の着心地も大切なポイント。どうしても迷ってしまうときは、「保留ボックス」をつくって一定期間保管して考えてみるといいでしょう。

6:今の自分に似合わない服は捨てる

顔も体型も年々変わっていくため、「今の自分に似合う服か、今の自分が着たい服かどうか」を考えてみましょう。

レースやリボンの装飾は大き過ぎると、子どもっぽい印象になってしまうことも。今の自分を素敵に見せてくれるか、鏡の前で合わせてチェックしてみましょう。

「この先自分はどんなファッションをしたいか」を決めておくと、捨てるべき服と残すべき服を決めやすくなります。

7:似たデザインの服は数を絞る

自分好みのデザインの服は、似たようなアイテムが多くなってしまうこともあります。

似たデザインの服は数を絞るようにすると、本当に気に入った物を残せます。毛玉や汚れ、ほつれなどダメージ具合も見て、くたびれてきたものは処分するとクローゼットをスッキリさせられるでしょう。

いらなくなった服の捨て方・処分方法7選

いらなくなった服の捨て方・処分方法7選

服を手放す際の選択肢は、ゴミに出す他にもさまざまな方法があります。

  1. 燃えるゴミに出す
  2. 友人や知人に譲る
  3. 店頭の古着回収ボックスを使う
  4. フリマアプリやネットオークションに出品する
  5. リサイクルショップで売る
  6. 不用品回収業者に依頼する
  7. 寄付する

ここからは、いらなくなった服の捨て方・処分方法を7つ紹介します。自分に合った方法で服を手放してみましょう。

燃えるゴミに出す

汚れがひどい服やボロボロの服の場合、売ったり寄付したりするのは難しいため、燃えるゴミに出しましょう。

服は素材に関係なく、基本的に「燃えるゴミ」としてゴミに出せます。ファスナーやボタン、装飾品がついた服も、そのまま捨ててOKです。

ただし、自治体によっては細かな分別ルールが設けられていることもあるため、住んでいる地域のルールに従いましょう。

なお、服などの燃えるゴミを焚き火で燃やして処分するのはNG。法律上禁止されているため、捨てる場合は必ずゴミに出しましょう。

友人や知人に譲る

「買ったもののやっぱり趣味が合わない」「好きなデザインだがサイズが変わってしまって入らない」といった服は、きれいな状態のものであれば友人や知人に譲るのも選択肢の一つです。

特に、子ども服は成長によって短期間で着られなくなってしまうため、費用がかさみがち。子どものいる家庭に子ども服を譲ると、喜ばれるかもしれません。ただし好みもあるので、一度聞いてみるといいでしょう。

店頭の古着回収ボックスを使う

アパレルショップやショッピングモールの中には、店頭に「古着回収ボックス」を設置しているところもあります。

自社製品の古着のみを対象としているところもあれば、他ブランドの古着を回収しているところもあり、中には下取りサービスによるクーポン発行やポイントバックを行っていることも。

対応はお店によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

フリマアプリやネットオークションに出品する

手軽に自分でいらない服を処分したい人は、フリマアプリやネットオークションに出品するのもおすすめです。

買取査定やリサイクルショップに持ち込む手間がかからず、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなります。

出品や発送の手間がかかり、なかなか売れなければ他の方法での処分が必要になりますが、自分の決めた価格で販売可能です。

リサイクルショップで売る

フリマアプリやネットオークションに出品するのが面倒な人や、大量の服を一気に処分したい人はリサイクルショップに引き取ってもらうという選択肢もあります。

ブランド物の服や状態の良い服であれば、それなりの値段がつくことも。お店によってはノーブランド品の買取を行っていないところもあるため、事前に確認しておきましょう。

不用品回収業者に依頼する

なるべく手間をかけずにたくさんの服を処分したい人は、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。指定日時に自宅まで回収に来てもらうため、手間がかかりません。

しかし業者に依頼する場合は、人件費や出張費などの費用がかかります。なるべく費用をかけたくない人は他の方法がおすすめです。

寄付する

まだまだ着られるきれいな状態の服は、「古着の寄付」という形で社会貢献をするのも一つの方法です。

日本で暮らしていれば服で困ることはまずありませんが、世界の開発途上国などでは清潔で快適な服を着られず、困っている人もいます。

古着回収を行っているNPOや市民団体は国内に数多くあり、寄付した服はこれらの団体を通じ、開発途上国に届けられるという仕組みです。

配送料や手数料は自己負担になることが多いものの、手間をかけることなく服を処分でき、社会貢献もできます。


なかなか捨てられない人は「古着でワクチン」がおすすめ

「思い出の詰まった服を捨てるのは抵抗がある」「まだ着られるのにもったいない」そんなふうに考えてしまい、服をなかなか手放せない人は、「ハルメク 古着でワクチン」がおすすめです。

古着でワクチンとは、手放したい服や靴、鞄などを回収キットに詰めて送付することで、開発途上国の子どもにポリオワクチンを届けられる仕組みのこと。

なかなか捨てられない人は「古着でワクチン」がおすすめ

送り方も簡単で、「1:回収キットを購入」「2:回収キットに衣類を詰める」「3:集荷依頼をして発送」という3ステップだけ!

捨てずに寄付することで社会に役立てることができるので、「ただ捨てるのはもったいない」という人も気持ちよく服を手放すことができます。

これまでに約270万人分のワクチンを寄付

これまでに約270万人分のワクチンを寄付

特別版「ハルメク 古着でワクチン」は「古着deワクチン」を運営する日本リユースシステム株式会社と協力し、生まれたサービスです。

通常一口につき、ポリオワクチン5人分の寄付となりますが、「ハルメク 古着でワクチン」は回収キット1つ購入ごとに、子ども20人分のワクチンが寄付されます。

注射ではなく経口タイプのため、医療従事者がいなくても簡単に子どもに投与可能なワクチンです。

ハルメク 古着でワクチン」はすでに多くのハルメク読者にご活用いただき、これまでに約270万人分のワクチンを寄付しています。(2020年4月6日〜2023年12月31日まで)

また、寄付された古着の選別や販売などにより、開発途上国の雇用創出にもつながっています。

捨てるのではなく、誰かのために手放す

もったいなくてなかなか服を捨てられない人も、「寄付して必要な人に役立ててもらう」と考えると、手放しやすくなります。

自分にはとっては「いらない服」でも、他の誰かにとっては「お気に入りの服」になるかもしれません。

「捨ててしまうのは抵抗がある」「大切な服だから誰かに着てほしい」そんな人は、思い出の詰まった大切な服を捨てるのではなく、誰かのために役立てることができる「ハルメク 古着でワクチン」がおすすめです。

近年、食品ロス(フードロス)が注目されていますが、同様に衣類ロス(ファッションロス)も現代に生きる人たちが抱える大きな課題の一つ。

大量生産・大量消費、そして大量廃棄という現状があり、2020年の衣類の廃棄量は51.0万トンと、手放される衣類の64.8%が捨てられているといいます。

(株式会社日本総合研究所『環境省 令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務-「ファッションと環境」調査結果』より)

捨てるのではなく寄付という形で活かせば、ワクチン寄付、雇用創出、衣類ロスなどさまざまな形で社会に貢献できます。


適切に手放し今の自分が素敵になれる服を残すことが大切

思い出の詰まった服やかつてお気に入りだった服は、着なくなってもなかなか手放せないもの。しかし、着ない服で埋もれてしまっていては、「今の自分に本当に似合う服」が見つけにくくなってしまいます。

7つの基準に沿っていらない服を手放し、今の自分を一番素敵に見せてくれる服を残すようにしましょう。

服を手放す方法はさまざまです。「捨てるのはもったいない」と思う人は、友人に譲る、フリマで売る、寄付するといった方法もあります。

適切に手放して身軽になり、新しく出会う素敵な服が入るスペースをつくっておきましょう。

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小西 由希

こにし・ゆき 「ハルメク おしゃれ」編集部。副編集長・ビューティー部門の編集担当。京都の日本海側出身のため色白。毎朝、美白パックをしている。

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