寄付してはいけない団体の特徴6つ!選び方も紹介!

2024年08月05日

どんな団体が怪しいの?悩んだときはどう選べばいい?

寄付してはいけない団体の特徴6つ!選び方も紹介!

寄付してはいけない団体の特徴や悩んだときの選び方、おすすめサービスを紹介!寄付したお金や物品をしっかりと役立ててくれる信頼できる団体に寄付するには、怪しい団体ではないか事前に確認しておくことが大切です。寄付を始めたい人はチェックして!

寄付してはいけない団体の特徴は?

寄付してはいけない団体の特徴は?

寄付を検討する際に気になるのが、寄付してはいけない団体ではないか、怪しくないかではないでしょうか。

自分のお金や思い出の品などを寄付するのだから、信頼できない団体へ寄付してしまうことは避けたいものです。

ここでは、寄付してはいけない団体の特徴を6つ紹介します。

財務情報を公開していない

財務情報を詳しく公開しているかどうかは、団体の透明性と信頼性を知るために最初に確認しておきたいポイントです。

寄付を受け付けているNPOやNGOなどの団体の多くは、年度ごとの決算を誰でも見られるよう、ホームページ上で公開しています。

公開している場合は、ホームページ内の「年次報告書」や「財務報告」、「⚪︎⚪︎年度決算」などのページがあるため、どのような事業にどのくらいのお金を使っているか確認してみてください。

財務状況や金額などが細かく書かれているようであれば、透明性が高い信頼できる寄付先であるといえますが、公開されていない団体は信頼しない方がよいでしょう。

活動内容を公開していない

寄付されたお金や物品の使い道など、どのように活動しているかを公開していない場合も、寄付をすべきか慎重に判断する必要があります。

受け取った寄付をどのような活動に使ったのかを寄付者に報告することは、寄付を受け取った団体の信頼性に関わる重要な責務です。

多くの場合、信頼できる団体はホームページ上で事業(活動)報告書や活動実績などの情報を定期的に開示しています。

そもそもホームページが存在しない団体や数年以上更新されていない団体は、寄付してもきちんと使われない可能性が高いため、財務情報と併せて活動内容が公開されているかも確認することが大切です。

また、集めた寄付金が本来の目的とは異なる形で使われている場合も注意しましょう。

活動報告を頻繁に行っていない

団体のホームページ上だけでなく、InstagramやX、FacebookなどのSNSでの活動報告が頻繁に行われているかどうかも、寄付先の信頼性を見極める重要なポイントです。

インターネットで情報を収集するのが当たり前の現代において、ホームページやSNSを活用しないのは、そうできない理由があると考えられます。

活動している現場での様子を発信すれば、その様子を寄付者や関係者にも見られてしまうため、きちんと活動していなければ自信をもって発信できません。

しかし、寄付者が確認しやすい方法で頻繁に活動報告を行っている団体であれば、情報の公開を重視し、寄付者を大切にしているともいえるでしょう。

スタッフの顔を公開していない

意外と見落としがちなのが、スタッフの顔を公開しているかどうかという点です。

公開していない場合は、活動内容などに自信がなく、不祥事や友人、知人に知られるリスクを抱えたくないと捉えることができます。

反対に実際に働いているスタッフの顔や名前が公開されている団体は、活動内容や発言に責任をもっていて、不祥事を起こさない自信があるといえるため、信頼性が高いと考えられます。

寄付してはいけない団体を見極めたい場合は、スタッフの顔や名前が活動の概要ページなどで公開されているか確認しましょう。

行政や企業との関わりがない

行政や企業との関わりが一切ない団体は、寄付をすべきか今一度慎重に確認すべきだといえます。

一般的にNPOやNGOなどの活動は、行政や企業、テレビや雑誌などのメディアと協働して行われることが多いです。

行政はもちろん、大手企業が寄付団体を支援する際は問題を起こす可能性はないかなど、信頼できる団体かどうかをしっかりと精査するため、社会的に信用のある企業と関わりがある団体かどうか、国や自治体から表彰されているかどうかなどホームページでチェックしてみましょう。

活動期間が短い・規模が小さい

NPOやNGOであっても、団体の活動期間が短い・規模が小さい場合はそれだけで信頼できるとはいえません。なぜなら、政府以外の非営利な民間組織であれば、どんなに規模が小さくても活動を始めた時点からNPOやNGOに分類されるからです。

信頼できる、寄付してもよいか見極めるためには、その団体が認定NPO法人かどうか、また、認定NPO法人を通じて寄付ができる企業かどうかを確認する必要があります。

認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)とは、NPO法人への寄付を促すことで、NPO法人の活動を支援するために設けられた税制上の優遇措置です。

NPO法人としての法人格を取得してから2事業年度の実績判定期間において、所轄庁から一定の基準を満たしていると認定を受けなければならないため、認定NPO法人であるということは、通常のNPO法人よりも信頼性が高い団体であるといえるでしょう。

寄付する団体の選び方

寄付する団体の選び方

寄付してはいけない団体の特徴を理解していても、たくさんの団体の中からどこを選べばよいのか悩んでしまうこともあるかもしれません。

そこでここでは、寄付する団体の選び方を紹介します。

社会貢献できたと実感できるかで選ぶ

お金や物品を寄付することで、自分も社会貢献ができたと実感できれば、今後も寄付を続けようという気持ちになります。

そのためには、団体の活動報告や財務情報を公開してくれるだけでなく、支援先との交流を定期的に行っている団体を選びましょう。

活動報告や財務情報を公開してくれる団体は信頼性が高いといえますが、それに加えて支援先との交流ができる団体であれば、自分が社会の役に立っていることを直接感じられます。

また、支援先との交流を通して活動内容を包み隠さず見せてくれるということは、透明性が高いといえるでしょう。

活動内容に共感できるかで選ぶ

寄付先を選ぶときは、活動内容に共感できるかどうかも大切です。

まずは自分が興味あることは何なのか、子どもの貧困を救いたいのか、災害支援をしたいのか、動物保護の活動に関わりたいのかなどを考えたうえで検索してみましょう。

例えば、子どもの貧困に関心がある場合は、「子ども 貧困 寄付」などのワードで検索し、ヒットした団体がどんな社会問題に取り組んでいるのか、活動内容に共感できるのかを考えてみてください。

ひと口に子どもの貧困といっても、海外の子どもに衣類や文房具などを提供する活動、国内の子どもに学習場所を提供して進学を支援する活動、子ども食堂などの無料または低額で食事を提供する活動など支援の方法はさまざまです。

その中で自分が興味のある活動を行っている団体への寄付を検討してみましょう。

寄付できるもので選ぶ

信頼できる寄付先であっても、初めての寄付でお金を寄付することに抵抗がある人や、リサイクルやリユースに興味のある人は、物品の寄付を検討しているかもしれません。

そのような場合、寄付できるもので選ぶのも一つの方法です。

寄付できる不用品には衣類やブランド品、ぬいぐるみ、文房具、書き損じのハガキや使用済みの切手、本、カメラ、缶詰や調味料、インスタント食品などがあります。

団体によって寄付できる物品が異なるため、事前にホームページなどで確認してみましょう。


寄付と同時に部屋の片付けも!古着でワクチンの魅力

寄付と同時に部屋の片付けも!古着でワクチンの魅力

お金や物品を団体に寄付する以外にも、購入すると同時に寄付が完了する商品を購入する方法もあります。

対象のお菓子を購入すると1つにつき1円が寄付されたり、飲み物を1本購入するとその購入額の一部が指定の団体に寄付できたりなどさまざまな商品がありますが、「ハルメク 古着でワクチン」なら、回収キットを購入するごとにポリオワクチンを寄付することが可能です。

ここでは、「ハルメク 古着でワクチン」について詳しく紹介します。

SDGsの目標達成と部屋の片付けを同時に実現

SDGsの目標達成と部屋の片付けを同時に実現

古着でワクチン」は、SDGsの目標達成と部屋の片付けが同時に実現できるすばらしいサービスです。

年齢や性別、国、個人や企業を問わずさまざまな人に社会問題を知るきっかけを提供しています。

それと同時に衣類やカバン、服飾雑貨のお片付けやリユースを通して、開発途上国や国内の障害をもつ人の雇用を創出したり、世界の子ども達の福祉に貢献できたりなど、利用するだけでSDGsの1・3・5・8・10・12・13・16・17の9つのゴール達成に貢献できます。

使い方も簡単!ハルメク通販公式サイトから「古着でワクチン」を購入し、自宅に届いた回収キットに不要となった衣類などを詰めて集荷依頼をするだけとなっているため、忙しい人でも部屋の片付けと社会貢献が同時に叶えられます。

もともとは「日本リユースシステム株式会社」が開始したサービス

古着でワクチン」はもともと「日本リユースシステム株式会社」が2010年に開始したサービスです。

日本リユースシステム株式会社は、2005年に設立されたリユース品・リサイクル品の輸出や国内販売などを展開する会社で、一時的にお金を寄付するのではなく、場所やシステムを提供して開発途上国の人々が持続的に働いていけるような仕組みを整えることに取り組んでいます。

また、ビジネスを通して、より多くの子ども達の命を救うことを目標としています。

ハルメク 古着でワクチン」は、ハルメクと日本リユースシステム株式会社の協業で生まれた特別版です。

ハルメク通販公式サイトから回収キットを購入するだけで、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて、20人分のポリオワクチンを開発途上国の子ども達に贈ることができます。

「第7回環境省グッドライフアワード サステナブルデザイン賞」を受賞

日本リユースシステム株式会社は環境省が主催する「第7回環境省グッドライフアワード」において「実行委員会特別賞 サステナブルデザイン賞」を受賞しています。

環境省グッドライフアワードとは、環境と社会をよくする取り組みを表彰するプロジェクトです。環境省が提唱する地域循環共生圏の理念を具現化する取組を表彰し、認知を広げるために行われています。

受賞した取組はメディアなどで広く社会に発信されます。

しっかりと精査されたうえで審査が行われることからも、日本リユースシステム株式会社との協業で生まれた「ハルメク 古着でワクチン」は信頼できる取組だといえるでしょう。

信頼できる寄付先を見つけて納得のいく寄付をしよう!

寄付してはいけない団体と信頼できる団体を見分けるには、ホームページなどで活動内容や財務情報を公開し、定期的に情報を更新しているかを確認することが大切です。

その際、スタッフや代表者の顔や名前を公開しているか、行政や企業との関わりはあるか、活動期間や団体の規模についても調べてみると、信頼できる寄付先にたどり着くことができます。

寄付先を絞るときは、自分が活動内容に共感できるか、社会貢献できたと実感できるか、自分が寄付したい物品を受け入れてくれるかなどを考えてみましょう。

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小西 由希
小西 由希

こにし・ゆき 「ハルメク おしゃれ」編集部。副編集長・ビューティー部門の編集担当。京都の日本海側出身のため色白。毎朝、美白パックをしている。

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