捨てたくないときはどうする?おすすめの処分方法も!

服を大量に捨てる方法&処分に迷ったときの選び方!

公開日:2024.06.22

服を大量に捨てる方法&リサイクル・リユースが前提の処分方法を紹介!処分の仕方に迷ったときの選び方も知っておけば、なかなか進まなかった片付けもスムーズにできるはず。着なくなった服がどんどんたまって処分に困っているという人は要チェックです!

服を大量に捨てる方法とは?

服を大量に捨てる方法とは?

処分するのが面倒だったり着ない服をなかなか捨てられなかったりして、気付いたときにはタンスやクローゼットがパンパンになっていた……というのはよくある話です。

意を決して処分しようと決めたものの、服を大量に捨てるにはどうすればよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

ここでは、服を大量に捨てる方法を3つ紹介します。

燃えるゴミの日に少しずつ捨てる

服を捨てるといって真っ先に思い浮かぶのは、自治体の燃えるゴミの日に捨てる方法です。

衣類は基本的に燃えるゴミとして捨てることができますが、1回で捨てられるゴミの量が決まっている自治体が多いです。

ほとんどの場合、1回に捨ててもよいのはゴミ袋3袋(自治体によっては4袋)程度までとなっています。それ以上になる場合は、事前に自治体へ問い合わせる必要があり、有料で引き取ってくれる場合もあることを知っておく必要があります。

通常通りに燃えるゴミとして大量の服を捨てる場合は、捨ててもよいゴミの量を事前に確認したうえでルールに合わせて少しずつ捨てましょう。

自治体のゴミ処理場へ直接持ち込む

自治体のゴミ処理場へ直接持ち込むのも、大量の服を捨てる際の選択肢の一つです。

自治体によってはゴミの持ち込みが不可となっていますが、可能なところではだいたい10kg以内で数百円ほどの手数料を払えば引き取ってもらえます。

例えば、東京都西東京市では月曜日から金曜日の午前8時30分から11時30分、午後1時から4時30分まで、10kgあたり380円で可燃ゴミと不燃ゴミ、粗大ゴミの直接持ち込みを受け付けています。

自治体や施設によってルールが細かく決められているため、事前にホームページなどを確認しておきましょう。

不用品回収業者に回収してもらう

ゴミに出したり自分でどこかへ持ち込んだりするのが大変なほど大量の服を捨てる場合は、不用品回収業者に依頼して回収してもらうのがおすすめです。

不用品回収業者では家具や家電などの大きなものだけでなく、衣類などさまざまなものを回収してくれるため、家庭にある不用品をまとめて処分できます。

業者によっては、電話一本で即日対応してくれる場合もあるでしょう。

ただし、業者の選定には注意が必要です。自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を得ていない業者を選んでしまうと、高額請求などのトラブルに巻き込まれる恐れがあるため、必ず自治体のホームページで許可を得ているか確認してください。

大量の服もOK!リユースやリサイクルが前提の処分方法

大量の服もOK!リユースやリサイクルが前提の処分方法

「大量の服を捨てたいけれど、ゴミになってしまうのは避けたい」という場合は、リユースやリサイクルが前提の方法で処分するのがおすすめです。

ここでは、大量の服をリユースやリサイクルする形で処分できる方法を4つ紹介します。

自治体の資源回収を利用する

服を大量に処分したいときは、燃えるゴミとして捨てるのではなく自治体の資源回収を利用すれば、リユースやリサイクルする形で処分できます。

現在、衣類を資源ゴミとして集積所で回収したり、公共施設などに回収ボックスを設置したりなど、多くの自治体で古着を資源として活用する取り組みが行われています。

自治体によって回収できる品目や回収日、一度に出せる量が異なるため、利用する際は事前に確認しておくことが大切です。

リサイクルショップへ持ち込む

古着を取り扱っているリサイクルショップへの持ち込みも、大量の服を捨てずに処分できる方法の一つです。

店舗によっては宅配買取や出張買取を行っていますが、基本的には店舗へ直接持ち込む店舗買取となり、その場で現金化できます。

ただし、大量生産されているノーブランドの服は、数十円程度の値段しかつかなかったり、ものによっては買い取ってもらえなかったりする可能性があります。

また、処分したい服の状態がよくない場合も買い取ってもらえない可能性があるため、重さで買い取ってくれる店舗を探してみましょう。

アパレルブランドの衣類回収サービスを利用する

UNIQLOやGU、H&M、ZARAなどのファストファッション系のアパレルブランドでは、不要になった衣類を回収するサービスを行っています。

回収された衣類は開発途上国でリユースされたり、リサイクルされて別の商品に生まれ変わったりして活用されます。

ただし、自社製品のみ、他社製品も回収可能、アクセサリーや靴も回収可能などブランドによって回収対象が異なるため、大量の服を処分したい場合は仕分けの手間がかかることを理解しておきましょう。

NPO法人などに寄付する

まだ着られる状態の服を大量に処分したい場合や、リサイクルショップで高値がつかなかったり買い取ってもらえなかったりした場合は、不要な衣類の回収を行っているNPO法人などの支援団体へ寄付するのがおすすめです。

寄付された衣類は、国内もしくは開発途上国でリユースされるなどして活用されます。

特に需要が高いのは、ベビー服や子ども服。寄付する際の送料は自己負担となるケースがほとんどです。

しかし社会貢献にもつながるため、子どもが成長して着られなくなった服が大量にある場合や、思い出があり大切に保管していた服の場合は、捨てるのではなく寄付を検討するとよいでしょう。

大量の服の処分方法に迷ったときの選び方

大量の服の処分方法に迷ったときの選び方

大量の服を処分するためにはどのような方法があるのかはわかったけれど、結局どの方法を選べばよいのか迷ってしまう人もいるかもしれません。

ここでは、大量の服の処分方法に迷ったときの選び方を3つ紹介します。

処分にかかる費用で選ぶ

たとえ大量であっても、衣類を処分するためにあまりお金はかけたくないという人は、処分にかかる費用で選ぶのがよいでしょう。

自治体のゴミとして捨てる場合、燃えるゴミで無料もしくは指定ゴミ袋代が1枚あたり平均45円ほど、ゴミ処理場への持ち込みでだいたい10kg以内数百円ほどの手数料がかかりますが、資源回収を利用すれば無料で処分できます。

同じく無料で処分できるのは、リサイクルショップへの持ち込みやアパレルブランドの衣類回収サービスです。

NPO法人などへの寄付は衣類を送る際の送料や手数料などがかかることもあるため、数百〜数千円ほどかかります。不用品回収業者に依頼する場合がもっとも費用が高く、軽トラックに乗せ放題のパックで1万〜1万5000円ほどです。

処分にかかる手間で選ぶ

仕事や家のことで忙しい人は、処分にかかる手間で選ぶのがおすすめです。

手間がもっともかからないのは不用品回収業者に依頼する方法ですが、寄付サービスの中には自宅から一歩も出ずにいらない服を処分できるものもあるため、よく比較して自分に合った方法を選びましょう。

他の方法は仕分けをしたりまとめた衣類を自分で運んだりする手間がかかります。

ゴミとして捨てたいか捨てたくないかで選ぶ

大切に着ていた衣類をゴミとして捨てたいか捨てたくないかで選ぶのも、処分方法を決める重要なポイントです。

「着古して状態が悪いものが多いからゴミとして捨てたい」という場合は、自治体のルールに従って分別して燃えるゴミとして捨てましょう。

サステナブルな社会の実現が叫ばれる中、大量の服を捨てるのは気が引けるという場合は、捨てずにリユースやリサイクルされる処分方法を選ぶことをおすすめします。


大量の服を自宅で手軽に処分するなら古着でワクチン!

大量の服を自宅で手軽に処分するなら古着でワクチン!

大量の服を自宅にいながら手間をかけずに処分したいときは「ハルメク 古着でワクチン」を利用するのがおすすめです。

ここでは、「ハルメク 古着でワクチン」について詳しく紹介します。

古着でワクチンは大量の服を処分したいときにおすすめ

古着でワクチンは大量の服を処分したいときにおすすめ

ハルメク 古着でワクチン」は、専用の回収袋に服を詰めて送るだけで古着の寄付ができるお片付けサービス。

回収袋はTシャツが約100枚も入るほど大きいため、大量の服を処分したいときに便利です。

下着や肌着、汚れや破損の激しい衣類、寝具類やハンガーなどは回収できませんが、衣類全般とバッグ、靴、服飾雑貨と服以外のものは回収できます。

服を詰め込む作業が一度に終わらなくても、少しずつ作業を進めて3か月以内に送ればOKです。ゆっくりと処分する服を選ぶことができます。

詰め終わって袋が余るようなら、近所の人に声をかけてもよいかもしれません。

古着でワクチンなら外出せずにサービスを利用できる!

古着でワクチンなら外出せずにサービスを利用できる!

ハルメク 古着でワクチン」は、自宅から一歩も出ずに服の寄付ができる便利なサービスです。

ハルメク公式通販サイトで「古着でワクチン」を購入し、専用の回収袋に衣類を詰めたら佐川急便に電話をして集荷依頼をするだけ。自宅まで配達員が取りに来てくれるため、重たい袋を持って外出する必要はありません。

回収袋が重くなることを想定して、玄関で服を詰めるのがおすすめです。

服の処分とともにワクチンの寄付もできる!

服の処分とともにワクチンの寄付もできる!

ハルメク 古着でワクチン」は、服を捨てずに処分するとともに開発途上国の子どもたちにポリオワクチンの寄付もできます。

せっかく服を寄付するなら、もっと社会貢献になるやり方がいいという人におすすめです。

ハルメク 古着でワクチン」の回収キットを一つ購入するごとに、ポリオワクチン20人分がミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの4か国の子どもたちに贈られます。

回収された衣類は、カンボジアを中心とした世界中で販売されるだけでなく、国内外で雇用やビジネスを生み出すことにつながっています。

大量の服は自分に合った方法でスッキリ処分!

大量の服を捨てるには、自治体の燃えるゴミの日に出すかゴミ処理場へ直接持ち込むか、不用品回収業者に依頼する必要があります。

服の廃棄による環境問題が気になる場合や、思い入れがあって捨てる以外の方法で処分したいという場合は、リユースやリサイクルを前提とした処分方法がおすすめです。

その他にも、かかる費用や手間などを比べれば、自分に合った方法で処分することができます。

大量の服を手放して身軽になれば、服を探す時間が減るだけでなく同じような服を買ってしまうこともなくなり、無駄な出費も少なくなるでしょう。

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小西 由希

こにし・ゆき 「ハルメク おしゃれ」編集部。副編集長・ビューティー部門の編集担当。京都の日本海側出身のため色白。毎朝、美白パックをしている。

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