私史、第三章が開幕。現在フルチャレンジ中
2024.10.202019年03月24日
キティラー40年の私
いただいた手作りグッズ
専業主婦が憧れていたブライダル司会者へ道を切り開く。20年間、現役のブライダル司会者として仕事をし続けてきた過去や、これからのことを語ります。今回は仕事でお嫁さんからいただいた、感謝の気持ちのこもったキティちゃんグッズについてです。
私の仕事は披露宴の司会者でした
私は結婚式の披露宴の司会という仕事柄、1組のお客様と短くても3か月、長いお客様になりますと半年から1年近く担当させていただきます。その間、お電話、メ-ル、そしてお目にかかっての打ち合わせを重ねていきますと、徐々に距離が縮まり、結婚式当日には本当の娘のように仲良くなっています。
私には息子しかいませんので、お嫁さんとの会話は楽しくもあり、また恋バナを聞いているうちに遠い昔、主人と出会った若い頃のことを思い出したりもして(笑)若返らせてもいただいております。
ですから、結婚式が終わった後、お嫁さんと抱き合って泣いてしまうこともしょっちゅうでした。これが、どの仕事にも負けない、この仕事の醍醐味だとも思っています。
無事結婚式が終わった後、
お手紙を書いてくださる方!
サンリオショップに出向いて、キティグッズを買ってくださる方!
写真をプレゼントしてくださる方!
そして、手作りのキティちゃんをプレゼントしてくださる方! もいらっしゃいました。
手作りのキティちゃんグッズ
消しゴムの印鑑です。真っ白なスタンダ-ドな消しゴムにキティちゃんの顔と、私の名前を彫刻刀で掘ってくださったそうです。印鑑ですから、押した時に名前が正面から読めるよう、掘る時は裏側からみたように掘るそうです。
キティちゃんの髭、リボン回りの細かいところまで、きれいに掘ってあります。名前を反対に掘るのは、きっと、大変だったに違いありません。私の名前を覚えてくださったからこそ、名入りの印鑑を作ろうと思ってくださった。その想いが、本当にうれしかったです。
携帯やケースにキラキラビーズで、絵を描いていくことをデコる、と言うそうです。デコる、をさらに略してデコとなるそうです。ハートのケ-スにキティちゃんの顔をデコってくださいました。
ピンセットで、一粒、一粒、接着剤で張っていくのは、本当に大変だと思います。キティちゃんの写真を見ながらデコってくださったそうです。不器用な私は、想像さえできないことです。
私の元気の源
お手紙をいただく。
プレゼントをいただく。
お写真を撮影してくださる。
手作りで作成してくださる。
どれも結婚式のご準備の中、お仕事もあり、睡眠時間を削っているのを近くで見ている私にとっては、どんなに大変なことかが一番わかります。
壁にぶち当たったとき、落ち込んだとき。私は、宝物箱を開けてたくさんのお嫁さんからいただいた想いの数々を見返しています。そうすると元気が湧いてくるのです。
今日まで頑張ってくることができたのは、みなさんからの想いの宝物のおかげかもしれません。