母が患ったレビー小体型認知症とは?(4)
施設探しは振出しに
母の施設探しに失敗。一からやり直し
信頼できる老人ホームと思ったのに、看護婦のいじめで他を探すことになりました。今度は食事重視で、しかも早めに決めなければなりません。へとへとで口もきけない日々が続きます。
何もかも 限界すぎると 笑い出す
へとへとの毎日
毎日朝からあちこち見学に行きました。できるだけ昼食の前後に覗かないとわからないので、昼食時に通りすがりに施設を見つければ、飛び込みで見学もしました。
どんどん範囲が広がって行き、帰りは夜。もうへとへとで口もきけない毎日でした。いっそ私も施設に入ろうかとくじけることも……。
でも、もう失敗はできないというプレッシャーとタイムリミットで、ストレスはとうに振り切れっぱなし。明日が見えず、本当に苦しかったです。
今までたくさん検索をしていて、一つだけ気に入った施設がありました。
そこは皆で家庭菜園をし、できたものを漬物にしている写真が楽しそうでした。
ただそこは東京湾の向こう側、とても遠くて諦めました。
しかし、母体が全国ネットで展開していることを思い出し、もしかして近くにできるかもと調べたら、隣の県でオープンしたことを知りました。
すぐ、見学に行くと受付の横にガラス張りの厨房があり、温かい食事が運ばれていました。
そこは家からはやや遠い場所で、電車で3回ほど乗り換えなくてはいけませんでしたが、もうここしかありません。空いている部屋はあと3つ、お試しもせずに決めました。
施設選びの運
良い施設はどう選ぶかと聞かれたら「それは運しだい」と言いたいです。
「えっ」と思われるかもしれませんが、それが現実でした。
なぜなら設備が立派でも、結局最後は担当するスタッフの質や相性で良し悪しが決まってしまうからです。
でも見学は欠かせません。たくさんこなすと、玄関に入っただけで値踏みができるようになります。母体がしっかりしていることや、経営方針も判断材料です。
決めた施設は年に1度家族会があり、施設長と質疑応答をしたり、毎月の様子がパンフで送付されます。全体的には満足しましたが、やはり担当スタッフがころころ変わり、母がモノが盗まれると言い出すことも。
結局そのスタッフはやめましたが、携帯の充電器は見つからなかったし、アクセサリーでいっぱいだった引き出しもなぜか空っぽになっていました。
その後は施設からの電話に怯える日々でした。大抵はよくないことでかかってきます。
またトラブル? もしかしてXデー?
毎晩寝られませんでした。物理的に離れているのに、ストレスは離れていきません。
私を苦しめる罪悪感と明日への不安。
私の決断は正しかったのか?
母はどうしているだろうか?
いつ、その日はやってくるのだろうか?
幸い、スタッフに恵まれ、ケアマネージャーさんや看護婦さんからのメールや電話で、バランスを保てたと感謝しています。
■もっと知りたい■
夢丸
バブルの20代、学びの30代、思いがけない海外生活の40代、介護が始まる50代、忙しい日々でした。今両親を見送ってやっと自分の時間が始まると思ったら、平均寿命まで生きたとしてもあと十数年(あれまあ)。人生は短く、一度きり、わがままに生きましょう。
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