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- かっこよく泳ぎたい! 30分泳法クラス奮戦記
50代で始めた水泳にのめり込むようになって、今ではクロール、平泳ぎ、バタフライも習得。泳げなかった自分が水泳を始めた時のエピソードや、上達していくまでの様子を振り返ります。今回は泳法を学ぶべく、30分の無料レッスンに参加した奮闘記です。
やっぱり上を目指したい
水泳がうまくなるには基礎が大事ということはわかりましたが、やはり手足を同時に動かして水の中を進む感触がないと、水泳の面白さがわからない! ということで、少し早いかなあと思ったけれど、思い切って水泳の泳法レッスンを受けることにしました。
私の通っているジムではクロール、背泳ぎ、平泳ぎとバタフライの4種目がそれぞれ初級と中級にわかれて、30分レッスンを無料で受けることができます。バタフライはちょっと難しいので、それ以外の3種目の初級を受けることにしました。
クロール編
最初にけのびをして、水の中を平らに浮くことから始めました。これは入門クラスでもやっていたのでうまくいきました。
次はキックの練習。ビート板に手を置いて体を支えてもらってキックに専念します。キックはちょこちょこ水を勢いよく跳ね飛ばすのではなく、大きく水の底まで動かすようにして水を後方に押すようにするのがコツだと言われました。ところがやってみると、なかなか先生の言っているように大きくゆっくりとキックができないのです。
次はビート板をはずして自分の力で浮いて、手を伸ばしてストリームラインを作り、その姿勢を保ったままキックする練習をしました。
最後に手を付けます。キックに合わせて、手を回す練習です。初級は手の動作についてはあまり教えられず、中級で教えるということでした。まずはキックと手のリズムが合うようにすることが大事だとのこと。練習しようと思いました。
背泳ぎ編
初級の背泳ぎは手を回すところまではやらないので、キックだけです。ただ、キックがクロールよりか難しいのです。
まず、背浮きをやりましょう、と言われました。文字通り、背中を水中側に置いて、水中で浮く態勢を作ります。まさにクロールのけのびの逆です。
けのびも難しかったですが、これはさらに難しい。というのは足がどんどんさがっていって、体がななめになってしまって、沈んでしまうからです。おなかに力が入っていなから、というのが先生のお話しでした。
その次は、キックです。背泳ぎはクロールよりもキックが大事、ということで、繰り返し練習をします。これも細かくちょこちょこと打つのではなく、大きくしっかりとしたキックがいいとのことでした。男の人はバシャバシャとキックしていましたが、本当は足が水の上を少し出るくらいで、水の中でしっかりと動かして、水を後方に押し出すのがいいキックなのだそう。
平泳ぎ編
平泳ぎは、クロールとも背泳ぎとも違う足の動かし方をするので、私は難しく感じました。
まず、先生のお手本を見たのですが、けのびの姿勢から足をゆっくりとまげていき、かかとを腰の横までひきつけてから、足のうらを横にひらいて、けるという動作です。昔は足を大きく開いていたのですが、今の泳法は足をあまり大きく広げず、コンパクトにまとめてけるのがいいのだそう。
言われると簡単そうだけれども、やってみると非常に難しい。先生は潜って生徒の足の格好を見ている。私は、右と左の足のひらきが違うのでバランスが悪いと言われてしまいました。しかし、自分の足は見えないし、どこをどう直したらいいんだろう!
プールの底にはタイルがはってありますが、全然タイルの柄が変わらない。つまり全然進んでいないということです。かなりショック。
しかし、これは私だけのことではなく、レッスンに出ている人は大体そうだったのでちょっと安心しました。
レッスンの終わりに先生は、平泳ぎはまず姿勢がよくないといけません。キックをしていても体がまっすぐか、おなかに力が入っているか意識して、ということでした。
やれやれ。なかなか思ったようには体は動いてくれない。陸上での腹筋や背筋を強化することでも水泳の上達には効果があるとのこと。陸上も頑張ろうかなと思いました。
泳法のレッスンを体験してみて
泳法のレッスンを体験しての感想ですが、クロールには手ごたえを感じました。手を回して泳いだことでこのようにして、泳ぐんだということが理解できたからです。水の抵抗を感じながら、泳ぐのは楽しいですね。同時にまだまだ練習しなければ、かっこいいクロールを泳ぐことはできないんだということがわかりました。
背泳ぎは足のキックだけでしたが、これに手が付けばいいんだなあと思いました。クロールができてくれば、それほど無理なく泳げるのではないかと思いました(希望的観測)。
平泳ぎはそれに比べ難しかったです。先生の言われたことを守ってやっていると思っても実際にはそうやっていないらしく、ちっとも進みません。まあ、少しでも進むようになれば楽しくなってくるだろうと思って、また頑張りたいと思いました。
次回は、かっこ良く泳ぐためにやってみた、陸上トレーニングについて触れたいと思います。
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