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- お彼岸のおもてなしと、先祖供養の大切さ
60歳のとき、人に寄り添って生きるために「占いおばさん」になった春ちゃんさん。今回は、春ちゃん流のお彼岸の迎え方をお伝えします。因縁は3代続くって本当……?という、少し怖いお話もします。
私流のご先祖様供養
私たちは、経験と感動を学ぶために生まれてきました。
今、私たちがいろんな体験を学んで、泣いたり笑ったりできるのも、ご先祖様がいたからこそ。成長できていることを実感できれば、自然にご先祖様を、大切にできるのかと思います。
お彼岸には、いつもお客様をおもてなしするように、仏壇をきれいに掃除し、新しいお花と、好物だったお供えもので、ご先祖様をおもてなしをしましょう。
春のお彼岸は「春分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となります。
私の家には、お仏壇もお墓もありませんが、夫婦お互いにご先祖様はいます。
ご先祖様がいるからこそ、縁あって夫婦として、そして子供二人を授かり一つの家族が誕生したのです。
私流に地蔵菩薩様の写仏を描き、仏壇として花を飾り毎朝新しいお水か、お茶を供え、般若心経を唱えます。
最後に、「ご先祖様、安らかに成仏できますように……」と締めくくります。
タンスの上か小さなテ-ブルの上に、写真を飾り仏壇に代用してもいいです。
また、私流に、あんと、きな粉のおはぎを手作りし、おもてなしをします。
その他に義理母が好きだった、ふかしたサツマイモか焼きいもをお供えすることも忘れません。
私流のお墓参り
私の家には、お墓はありませんので、夫婦の両家に行きます。
まず仏壇にお線香をあげます。その後、お花、お線香、お米を家から持参しお墓に向かいます。お水はお墓で汲み、飾ってあった花は枯れた部分を取り除き、持参した花を飾り、線香、お米を供え、墓石の前に水を静かにまきます。水子地蔵様には、私の手作りした赤い帽子とよだれかけを奉納し、両手を合わせ、「般若心経」を静かに唱えるのが私流なのです。
*宗教によっては異なりますので、それぞれのお彼岸のやり方をお勧めします。
因縁は3代続くって本当……?
体格の良い、元気な50代の男性が、私の元に相談に来ました。彼は大学卒業後、会社で4~5年働き、まったく外に出られなくなったとか。祖母が脳梗塞で10年。父が同じく5年寝たきりとなり、本人も社会で働けないそうです。
私は、その家のお墓を訪ねてみて驚いたのですが、主体の大きな墓石は傾いたまま。小さな墓石の一体の首がそっくり下に落ちたままでした。
先祖3代の墓が、首から上の病気の意味を教えてくれているのは、生きている人への気付きのためです。
3人の大学費用で、修理ができなかったは言い訳にすぎません。
ご先祖様を大切にする意味も含めて、お墓参りは大切な行事なのです。
苦しい事や悲しい事に直面したとき、ご先祖様を思い、「般若心経」を唱えたり、一文字一文字書いたりしているうちに、「あるがままに、とらわれない心」が表れるはず。たとえ人と違っていても、孤独でも、穏やかに生きられる実体験からのススメです。
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