この夏、福岡の祭りを訪ねて

700年以上の伝統をもつ「博多祇園山笠」へ

MIMI
2019/09/04 2

旅行が趣味のMIMIさんが今回訪れたのは、福岡県。「お祭りが好き!」ということで、「博多祇園山笠」へ。男性たちが「山笠」を舁(か)く迫力いっぱいの祭りの様子を伝えていただきます。もちろん旅のお楽しみ、ご当地名物グルメの情報もありますよ。

博多祇園山笠
【目次】
  1. お祭りって心惹かれませんか
  2. 「博多祇園山笠」
  3. 7月13日 午後3時30分「集団山見せ」スタート
  4. 博多手一本

お祭りって心惹かれませんか

日本全国の有名なお祭りを見に行くのが好きです。

私は自分のふるさとに、大きなお祭りがないこともあってか、地元を代表するようなお祭りや行事に心惹かれます。

これまでに、京都の祇園祭はもちろん、大文字の送り火、東北三大祭(青森ねぶた祭、秋田竿灯まつり、仙台七夕まつり)、徳島阿波踊り……など、有名どころは訪ねてきました。

毎年9月に行われる「岸和田のだんじり祭」も、ぜひ行きたいお祭りのひとつなのですが、台風のため、一昨年、昨年と2年連続で見送ってしまいました。今年も行けるかどうか微妙。

ということで、この夏は7月に「博多祇園山笠」に行ってみました。

「博多祇園山笠」

まず、この「博多祇園山笠」という名前。

祭りと付いていないためでしょうか、斬新なイメージです。

とはいえ、700年以上の伝統をもつ歴史あるお祭り。博多の鎮守守に山笠を奉納する行事で、正式には、櫛田神社祇園例大祭というそうです。

櫛田神社
櫛田神社

起源については諸説あるらしいのですが、その昔、当時博多に流行した病魔退散の祈願のため、人々がお祓いの捧を担いで町を廻ったとのことで、そんな故事を祇園祭に取り入れたのかもしれません。

期間は7月1日~15日。    

この間、博多の街角には「飾り山笠」が公開されていて、それを見物して歩くだけでも楽しくなります。

飾り山笠「神話海幸彦と山幸彦」
飾り山笠「神話海幸彦と山幸彦」

今回、私が見たのは13日の「集団山見せ」ですが、祭りのクライマックスは、やはり15日の午前4時59分の「追い山笠」のようです。山笠が櫛田神社入りを披露してから5km先のゴールを目指して、早朝の博多の街を駆け抜けるのだそうです。

なんせ時間が時間だけに、見物には事前準備は欠かせず今回は断念しました。

7月13日 午後3時30分「集団山見せ」スタート

今回、初めて知ったことですが、福岡には那珂川と御笠川が流れていて、この2つの川に挟まれた地域を博多部(はかたぶ)といい、那珂川以西の旧城下町を福岡部(ふくおかぶ)というのだそうです。

そういえばJRは博多駅で、空港は福岡空港と言いますよね。

調べていけば歴史的にもいろいろありそうですが、とにかく、この2つには明確な違いがあることがわかりました。

博多祇園山笠の「集団山見せ」は、博多の山笠が那珂川を渡り福岡部に入ることができる、唯一の日なんですね。山笠を川の向こう、繁華街として有名な天神、福岡市役所前まで舁(か)いていく特別なイベントだそうです。

那珂川の向こうは福岡部
那珂川の向こうは福岡部

ちなみに山笠は「担ぐ」のではなく、「舁く」というのだと、これまた初めて知りました。

直前まで降っていた激しい雨が、ウソのようにあがって、「オイサッ、オイサッ」の掛け声がどこからともなく聞こえてきて、テンションが上がりました。

法被に締め込み、地下足袋の男たち。一番山笠・千代流から七番山笠・西流までの七流が私の目の前を走り抜けていきました。本当に勇壮で感動しました。

一番山笠 千代流
一番山笠 千代流
七番山笠 西流
七番山笠 西流

博多手一本

「集団山見せ」を見送って、大通りから外れて路地に入ると、山笠を終えた男たちが集まっていました。この光景も風情があります。直会(なおらい)といわれる酒宴が始まるそうです。

舁き山を終えて
舁き山を終えて

欠かせないのは、このお祭りの総鎮守である櫛田神社参拝。一日の最後になりましたが、お参りしてきました。15日の「追い山笠」では、境内の「清道」を山笠が一周するということで、見物席が設けられていました。

櫛田神社 清道(せいどう)
櫛田神社 清道(せいどう)

次回はぜひ、このメインイベントに備えて宿泊先選びから、しっかり臨みたいなと思っていると……。

「よーお しゃんしゃん。もひとつ しゃんしゃん。よーお 三度 しゃしゃん しゃん」という景気のよい手締めが聞こえてきました。

私が聞こえた限りなので、正確に表現できているか自信がないのですが、これがなんとも言えず調子がよく心に響いて、いっぺんに好きになりました。

この日の夜、行ったお店で、地元おすすめのイカとゴマサバをいただきました。

地元おすすめのイカとゴマサバ
地元おすすめのイカとゴマサバ

新鮮でおいしく最高だったのですが、そのお店でも、しゃんしゃんで散会しているグループがいて、これが「博多手一本」と呼ばれる博多風の手締めだと教えてもらえました。

「博多祇園山笠」活気のあるいいお祭りで、この夏のよい思い出になりました。

MIMI

神奈川県 /60歳
神奈川県 /60歳

2019年5月末をもって定年退職。ライフワークとして取り組む仕事のために、勉強を始めたばかりです。趣味は旅行。周りからは「変わった所ばかりに行ってるね」と言われます。長年、サラリーマンだったので主婦の実力は低めです。ハルトモ倶楽部を通して、新しい出会いに期待しています。

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