それでもお手をするけなげさに涙…

私の犬は免疫介在性関節炎~リウマチ~

公開日:2024.10.07

わが犬を思い浮かべて本屋で手に取った本

20のストーリーがオムニバスふうに紹介され、それぞれのテーマに金言が添えられている構成になっています。

犬の面白アクションがちょっとした挿絵となっていたり……随所に犬好きポイントが散りばめられています♪

『犬が伝えたかったこと』三浦健太 (サンクチュアリ出版)

雨が多かったこの9月、外出をあきらめ生まれたスキマ時間の読書にはぴったりのボリューム。それぞれのテーマのそれぞれの主人公犬に思いを馳せながらじっくり読んでいきます。

「犬と痛み」の文字が目に飛び込んできました

数々の検査の結果、病名がわかってからすでに3年が過ぎました。

なんかおかしいな?

そんな違和感に気が付いたのは、お散歩の時。大好きなはずのお散歩中に、おすわりしたまま動かない時間が日に日に増えていきました。

はじめは、ちょっと。少しずつその時間が増えてきて、そして、だんだん歩かなくなりました。

「犬と痛み」の文字が目に飛び込んできました
左:関節の異常によるものなのか「べた足」と呼ばれる形でおすわりします

おやつをあげたり、リードを強めに引っ張ったり、はたまた持ち上げ抱きかかえたり、いろいろ試してみましたが、定期健診で特に左前足の関節に異常があることがわかりました。

痛いはずだ!!

今は、ほかの足まで症状が出はじめ、「痛いのかな」「そうでもないのかな」

私の心配も行きつ戻りつ……。

「犬と痛み」の文字が目に飛び込んできました
痛いなら……こんなふうに泣いて教えてくれたらいいのにな

犬は本質的には「痛みには強い動物」

確かに聞いたことはあるけれど、本当なのかな~?

文中には「自然界の中で獲物を追い、走り続けるために、痛みを感じにくい体を手に入れたのかもしれません」とありました。

でも「痛いときは痛いのです」ともあり、私も同感! きっと痛いよな~(>_<)

一番大事な人に抱かれること

痛みの恐怖を味わうも、「一番大事な人に抱かれること」が唯一の救い……と本の中にはありました。

そっか!

  1. 取り巻く私たちが、元気で楽しく笑顔でいること。
  2. 痛いのかもしれないけど、安心して痛みと戦えるような環境を作ってあげること。

せめてこれだけは毎日守ろう! 覚悟の日々です。

病気の犬に勇気を与える!!

最愛の飼い主の腕の中は勇気が湧いてくる場所……本ではそう言っています。

薄く切ったきゅうりに、毎日薬を包んで飲ませ(食べさせ!?)せめて、痛みがあるならこの薬が効きますように、と祈る思いで与えます。

もう走れないしジャンプもできない。やっとの思いで歩くこの犬には、家族みんなが可愛く思え「幸せホルモン=オキシトシン」におぼれてしまいそうです♪ 

嘘のない愛をくれたら、そのことは終生忘れない

嘘のない愛をくれたら、そのことは終生忘れない
ただただ「今は生きる姿を見せてほしい(P233)」のです

その通りです! 瞳に私たちの顔が映りこむほどのキラキラと美しい瞳。

例えもう治らない病気でも、ただただこの犬は、まっすぐで正直で……。

楽しい犬ライフ……だけじゃなかったけど。

「そっとしておいてね(イエローリボンプロジェクト)」のイエローリボンをつけながら毎日抱っこのお散歩、もうしばらく続けたいね。

■もっと知りたい■

いずみん

改めて思うと…脳内はほぼ「衣食住犬」で占められており、ここにきて「健」が加わってきています。ハルメクさんからせっかく頂いたこのご縁を大切に思い、「私」×「らしさ、ストーリー、志」=「ワクワクでハッピー!」そんな内容を目指します。よろしくお願いいたします。

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