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- 昭和から令和に!ウエディングケーキ進化論
専業主婦が憧れていたブライダル司会者へ道を切り開く。20年間、現役のブライダル司会者として仕事をし続けてきた過去や、これからのことを語ります。時代が変われば、ケーキの形も変わる。ウエディングケーキの裏側をMCイルカさんが語ります。
新しい時代を迎えて、思い出すこと
毎日のように聞く “令和・初の……”の言葉も耳慣れてきました。
新しい元号に、少しずつ慣れてきたのではないでしょうか。
私の若い頃は、「明治、大正、昭和の三世代を生き抜いた人生の先輩達に感謝と敬意を……」と、言われてきました。
令和という新しい時代を迎え、最近では、「昭和、平成、令和の三つの時代を」という言葉もよく耳にします。かくいう私も、3つの時代を生きる世代となってしまいました。
新しい時代を迎え、最近、いろいろなことが思い出されます。
昭和のウエディングケーキといえば……
私が結婚したのが35年前。昭和の時代に生まれ、昭和の時代に結婚しました。
乙女として、いろいろ結婚式や披露宴に夢がありました。
披露宴では、ウエディングケーキ入刀を、もちろん行いました。
「夫婦初の共同作業!!」と、お決まりのフレーズに合わせ、入刀しました。あの時代、ケーキ入刀は披露宴での一番のメインイベントでした。
神殿で結婚式を挙げた私は、色打掛のまま入刀をするか、ドレスにお色直しをしてから入刀するか、曲は何をかけようかなど、いろいろ悩んだことを思い出します。
あの頃は芸能人の結婚式で、ウエディングケーキの高さを競い合っていた時代でした。
山口百恵さん三浦友和さんご夫妻の式は、確か5メートル、6メートル、いや、それ以上だったかも知れません。2人の結婚式のテレビ放送を見て、私も自分の式を妄想し、夢がさらに膨らんでいったように思います。
結婚式当日、「ここにナイフを入れてください」。 担当者に案内をされケーキの前に立った時、プラスティックや木材で作られているおもちゃ感満載のケーキ(笑)にびっくりしたことも大切な思い出でもあります。
数年後、ウエディングの仕事に就き、業界の裏側を見る機会も多くなりました。
天気の良いある日、ホテルのスタッフの方が食器用の洗剤をジャバジャバかけて、何個かに解体したおもちゃのケ-キを裏庭でゴシゴシ洗い、逆さまに並べて乾かしている現場に遭遇してしまいました。
なんとなくはわかってはいましたが、言葉では表せないほどショックだったことを思い出しました。
私達の仕事はお客様の夢を絶対に壊すようなことはしてはいけない。と、その時、強く実感したことも思い出しました。
平成のウエディングケーキは……
平成に入り、ここ20年くらいで、生ケーキが主流となりました。幸せのお裾分けとして、デザートタイムに召し上がっていただけるのです。女性は、デザートは別腹の方も多いです。
今では、おもちゃ感満載のイミテーションケーキを入刀する披露宴に出合ったら、珍しくて逆にラッキーなのかも知れません。
ケーキの代金は加算されますが、お客様にデザートとして召し上がっていただけるので、私は、生のケーキをお勧めしています。シンプルなケーキでしたら、人数にもよりますが数万円からありますし、イミテイションのケーキでも、入刀料金、そして、お持ち帰りいただくパウンドケーキの料金が加算されますので、生ケーキとそう値段に違いはないと思います。
“ケーキ入刀は恥ずかしいから絶対にしない!”という方も、ゲストにケーキは召しあがっていただきたいから食べる用のケーキを注文するという方もいらっしゃるくらいです。
最近では、オリジナルのウエディングケーキが増えてきました。
新郎新婦のコンセプトに合わせた、オンリーワンのウエディングケーキです。
令和の時代、どんなオリジナルケーキと出合えるのかが、今一番の私の楽しみです。
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