茨城の足湯 |豊かな自然の中で楽しむ足湯厳選5
2019.04.262019年04月14日
温泉大国は足湯もグルメも充実!
群馬の足湯|有名温泉から道の駅までおすすめ施設5選
群馬県は超有名な草津温泉をはじめ、伊香保温泉や四万温泉、水上温泉など、27の市町村に453の温泉源泉を持つ温泉大国です。数ある足湯の中から、とくにおすすめの足湯施設5か所をご紹介します。
草津温泉の湯畑源泉を眼下に望む「湯畑・湯けむり亭」
日本三名泉の一つである草津温泉は、温泉の自然湧出量日本一を誇る全国的にも人気のある温泉です。江戸時代に湯治場として栄え、現在も豊富な湯を利用した観光名所がたくさんあります。草津温泉のお湯は、酸性度がpH値2.1と高くて高温で殺菌力があるという特徴があります。
「湯畑・湯けむり亭」は、草津のシンボルである湯畑を眼下に望む足湯です。江戸時代にあった共同浴場「松乃湯」を再現した趣のある造りで、湯畑の源泉を足湯で楽しむことができます。
温泉の温度は42~43℃と高めで強酸性のため、手や足を数分浸すだけでも十分効果があるそうですよ。浸かりすぎに注意してくださいね。
草津温泉を訪れたなら、ここでしか観られない「湯もみと踊り」ショーの鑑賞や、湯もみ体験はいかがでしょうか。ぶらぶらと湯けむり漂う街並みの散策も楽しいものです。
足湯をご一緒した地元の方には「『揚げまんじゅう』(1個80円)や、草津温泉観光大使のゆもみちゃんをイメージした『ゆもみちゃん焼』(1個150円)をぜひ食べてみて」とすすめられました。「ゆもみちゃん焼」は、カステラ風味の焼き菓子で、定番商品と季節限定品があるそうです。お好みの味を見つけてくださいね!
■湯畑・湯けむり亭
住所:群馬県吾妻郡草津町草津117-1
電話:0279-88-0800
営業:24時間 無休
料金:無料
交通:電車 JR長野原草口駅から草津温泉バスターミナル(25分)、ターミナルから徒歩5分
高速バス バスタ新宿などから草津温泉バスターミナル(約3時間40分)
車 東京方面 関越道渋川伊香IC→R135→R145→R292 草津 (20分)
大阪方面 上信越道上田菅平IC→R144→県道59→R292 草津(20分)
『テルマエロマエ』ゆかりの源泉掛け流し「岸権 辰の湯」
400年以上の歴史を誇る伊香保温泉は、温泉はもちろんのこと、ノスタルジックで温泉情緒たっぷりの街歩きが楽しめる人気の温泉地です。古くには『万葉集』にもその名を残しています。
足湯は伊香保温泉の中心地である、365段の石段近くに2つあります。
旅館、みやげ物店、遊技場などが軒を連ねる石段を登っていくと、ちょうど中くらいの場所に「岸権 辰の湯」(きしごん たつのゆ)という足湯があります。ここは映画『テルマエロマエ』のロケ地として使われた岸権旅館が運営している足湯で、宿泊客以外でも無料で利用することができます。さらに嬉しいことに、伊香保源泉の“黄金の湯“が源泉掛け流しというぜいたくっぷり!
この黄金の湯は空気に触れると茶褐色に変化するという伊香保ならではのお湯で、ほのかに鉄分の香りが感じられるかもしれません。効能は、神経痛、慢性消化器系疾患、切り傷、やけどなどです。
足湯で小休止したら、引き続き石段街の散策へ。湯上りグルメには、創業100年を誇る老舗「勝月堂」の湯乃花饅頭(1個90円)などがもってこいです。
■岸権辰の湯
住所:群馬県渋川市伊香保町伊香保甲48
電話:0279-72-3105
営業:8:00~19:00 無休
交通:電車 JR長野原草口駅から草津温泉バスターミナル(25分)、ターミナルから徒歩10分
高速バス バスタ新宿などから草津温泉バスターミナル(3時間40分)
車 東京方面 関越道渋川伊香IC→R135→R145→R292 草津 (20分)
四万温泉発祥の湯に浸かれる「日向見薬師の足湯」
「四万の病を癒す霊泉」という伝説に由来すると言われている四万(しま)温泉。江戸時代から草津温泉で湯治をした後に立ち寄る「仕上げの湯」として親しまれてきたそうです。
四万温泉のお湯はナトリウムとカルシウムを含む柔らかな泉質で、今も昔も訪れた人の肌を優しく包み込んでくれるしっとりと優しいお湯として評判です。
日向見(ひなたみ)薬師の足湯は、温泉街の奥にある国指定重要文化財の日向見薬師堂の前にあります。隣には、四万温泉発祥の湯とされる御夢想の湯があり、四万温泉発祥の湯を無料の足湯で楽しむことができます。
豊かな自然に囲まれたこの足湯では、新緑や紅葉、雪景色など、自然が織りなすさまざまな表情を楽しむことができます。
こちらは足湯近くにタオルを販売しているお店がないため、タオルを持参するか、温泉街で旅の思い出にもなりそうな四万温泉の名入りタオル(250円)を購入しておくといいでしょう。
湯上りには、足湯の近くの喫茶店「あづまや」にて、群馬名物のおきりこみうどん(850円)で腹ごしらえはいかが? 水がおいしいからなのか、入浴後のコーヒー(450円~)もまた格別の味わい!
少し足を伸ばして神秘的なブルーが印象的な奥四万湖を散策するのもおすすめ。運が良ければ、猿やカモシカなどの野生動物に出会えるかもしれません。
■日向見薬師の足湯
住所:群馬県吾妻郡中之条町四万4372-1
電話:0279-64-2321
営業:24時間 無休
料金:無料
交通:電車 JR吾妻線中之条駅より路線バス四万温泉(40分)、終点より徒歩30分 レンタル電動自転車15分 レンタル小型電気自動車10分
高速バス 四万温泉バス号(東京駅八重洲通り)から四万温泉(約3時間30分)
車 東京方面 関越道渋川伊香IC→R135 四万温泉(40分)
目の前が駅のアクセス抜群な足湯「磯部温泉 足湯」
磯部温泉は群馬県西部の安中市にあります。この磯部温泉の嬉しいポイントは、JR信越本線磯部駅から徒歩わずか3分という好立地です。
温泉街は碓氷川沿いに開けていて、8軒の温泉宿、日帰り温泉施設や足湯があります。温泉ギャラリー「作」の前にある「磯部温泉 足湯」は、10人くらいが一度に入れるくらいの大きさ。初めて会う人同士でも自然に話が弾みそうな、ちょうどいい規模感です。
足湯近くではタオルの販売を行っていないため、宿泊先のタオルを持参するか、日帰り温泉施設「恵みの湯」でフェイスタオル(270円)の購入をすることをおすすめします。
気になる磯部温泉のグルメは、“食べる温泉”こと「磯部せんべい」。温泉水と小麦粉と砂糖でできているこのせんべいは、とにかく軽い食感と優しい甘みが特徴で後を引くおいしさ! 温泉街ではこの「磯部せんべい」を売っているお店が10店舗ほどあるので、食べ比べもいいですね。お店によって値段はまちまちですが300円程度です。
また、清流碓氷川で獲れるアユも季節限定のお楽しみグルメのひとつ。アユの旬は6~9月頃で、磯部簗では生きているアユをその場で刺身や塩焼きで食べることができますよ。
■磯部温泉 足湯
住所:群馬県安中市磯部1-13-1
電話:027-382-1111(安中市役所観光課)
営業:9:00~17:00 毎月第3火曜日休(他にもメンテナンスのために臨時休業あり)
料金:無料
交通:電車 JR信越本線磯部駅から徒歩3分 温泉ギャラリー「作」前
車 上信越自動車道松井田妙義ICから10分
荒れた天候でも安心「道の駅あぐりーむ昭和」
足湯というと屋外にあるイメージがありますが、「道の駅あぐりーむ昭和」にある足湯はなんと室内にある全天候型なんです。さらにこの温泉の源泉は、近くの工業団地内にあるキヤノン電子赤城事業所で湧いているものを引いてきているというから驚きです。
見た目も足湯の想像を吹き飛ばすユニークさで、大きさの異なる4つの円形の浴槽が室内に並んでいます。よっぽど気持ちが良いのか、足をつけたままゴロンと横になって休んでいる人も大勢います。
子どもの日には菖蒲(しょうぶ)、母の日にはバラの花、秋にはリンゴ、冬至にはゆずなどを浮かべるイベント風呂も評判です。バラの花が浮かぶ足湯なんて、なんてゴージャスなんでしょう!
さらに道の駅では、農産物直売所で買い物をしたり、農家レストランで食事をしたり、自転車を借りてサイクリングをすることもできます。特に評判なのが、道の駅周辺の野菜畑あぜ道をハイキングする「歩 Looking(アルッキング)」(所要時間1~2時間、ガイド料一人500円)。ガイドの方との会話を楽しみながら昭和村の自然に触れることができます。
そして、ここに来たなら必食のグルメが、敷地内にあるクレープ屋さん「LACTUCA」でいただける野菜のクレープ! 地元昭和村産のそば粉を練りこんだ生地に、地場野菜をサンドしたヘルシーなサラダクレープ(400~550円)がとても人気なんです。足湯後のクールダウンに、昭和村産の季節のフルーツを使ったソフトクリームも要チェック!
■道の駅あぐりーむ昭和の足湯
住所:群馬県利根郡昭和村森下2406-2 道の駅あぐりーむ昭和内
電話:0278-25-4831
営業:9:00-18:00(11~3月は9:00~17:00)1月1日、1月第3火曜日休
料金:無料
交通:電車 JR上越線沼田駅下車タクシーで約15分、上越新幹線上毛高原駅よりタクシーで約20分
車 関越道昭和ICから3分
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