平等院鳳凰堂の内部拝観と“逆光の鳳凰”を堪能
2024.04.072018年07月18日
地元の京都人が行き交う日常に触れる
京都で掘り出し物を! ”市”や商店街を巡る旅
京都は街全体が見どころ満載! 名所旧跡だけでなく、さらにディープな京都に触れられる”市”(フリマ)や、地元で愛されている商店街でのショッピングもおすすめです。今回は、京都の「日常」に触れるショッピングトリップをご紹介します。
普段の京都を目利き気分で楽しむ
京都をあちこち巡り、メジャーな観光スポットはだいたい行きつくしたという方は、ちょっと趣向を変えて京都の「普段暮らし」をちょっとのぞいてみる旅をしてみませんか?
それには、京都で昔から続いている”市”や、地元で愛されているちょっとディープな商店街での散策&ショッピングがおすすめです。”市”は、一期一会の楽しみとお宝探し感覚で掘り出し物に出会えるかもしれないワクワク感が大きな魅力。
また、地元の人たちが普通に利用している商店街には、京都人の日常があふれています。京野菜も地元の商店街で購入すれば、普通の野菜とそう変わらない値段で購入可能! 地元の手作り豆腐もおいしいのですが、自宅までお土産として持ち帰るのは難しいので、宿でお夜食代わりに冷や奴を召し上がってはみてはいかがでしょうか。
ゆったりのんびりとこれらのスポットで買い物を楽しみながら、観光都市京都のよそ行き顔とは違う一面をのぞいてみてくださいね。
地元の息遣いが伝わる”市”&商店街
ここからは、1泊2日で京都の市や商店街を楽しむ旅プランを紹介します。基本的には週末に市やフリマが開催されますので、日程を組む際は市の開催日を考慮しましょう。
旅プランを考えるポイントは、1日目に市、2日目に商店街をゆっくり巡ること。その方が、体力的に楽です。ただし、”市”が始まる時間や日程によっては逆のプランの方が良いこともあるので、開催日によって臨機応変に予定を組むことをおすすめします。
”市”に参加するマナーとして、売り手にお釣りがない場合もあるので、細かいお金を用意しておいてください。商店街でのショッピングでは、ぜひ会話を楽しんで生の京都弁を聞きましょう。
京都の市や商店街を楽しむ旅プラン
【1日目】商店街をはしごする
東京駅:新幹線移動
8:00
↓ のぞみ207号新大阪行き
10:17
京都駅:JR嵯峨野線・荷物をコインロッカーへ預けつつ嵯峨野線へ
10:42
↓ JR嵯峨野線園部行き
10:48
二条駅:徒歩で京都三条会商店街へ
↓ 徒歩
商店街1:京都三条会商店街
↓ 商店街散策・ショッピングやランチなどを楽しんで地下鉄二条城前駅へ
二条城前駅:移動
14:33
↓ 地下鉄東西線
14:39
京阪三条駅:京阪の三条駅と連絡
三条駅:移動
14:44
↓ 京阪本線
15:07
伏見桃山駅:駅を出るとすぐ西側に商店街
↓ 徒歩
商店街2:伏見大手筋商店街
↓ 商店街散策・利き酒やショッピングを楽しむ、夕食が楽しめる地元の居酒屋なども多数
桃山御陵前駅:京都駅に移動・伏見桃山駅よりも徒歩2分ほど坂を上った場所にある
20:31
↓ 近鉄京都線
20:45
京都駅:周辺ホテルへ徒歩移動
↓ 徒歩
宿:京都駅近辺のホテル「グランヴィア京都」などに宿泊
1日目はちょっと欲張って商店街をはしごしましょう。京都駅周辺のホテルを予約しておき、荷物はコインロッカーを利用するかホテルに手荷物として預けておくと楽です。歩くことが多いため、動きやすい服装がおすすめ。商店街では会話を楽しみ、のんびり散策しましょう。
弘法市は朝と夕に2度楽しもう
【2日目】弘法市をとことん楽しむ
宿:「グランヴィア京都」で早めに朝食を済ませてチェックアウト
↓ 徒歩
京都駅:荷物をコインロッカーへ預けて東寺に向かう
8:00
↓ 近鉄京都線
8:01
東寺駅:徒歩で西へ進むと東寺に着く
↓ 徒歩
東寺(教王護国寺):弘法市(午前8時ごろ~午後4時ごろ)を楽しむ
↓ 徒歩
ランチ:東寺近辺でランチと休憩
↓ 徒歩
東寺(教王護国寺):体力的に余裕があればもう一度弘法市を巡る
↓ 徒歩
東寺駅:夕方ごろに帰路へ
16:34
↓ 近鉄京都線
16:36
京都駅:新幹線
16:56
↓ のぞみ36号東京行き
19:13
東京駅:自宅へ
2日目は弘法市を堪能します。フリマや”市”は、品揃えの多い朝と、店を畳み始める時間帯の2回のぞいてみると面白いのでおすすめです。ただし、体力的に疲れたな、と感じたら無理せずそのまま帰りましょう。弘法市は京都駅からも近いので移動時間が少なく、その分ショッピングもゆっくり楽しめます。
まとめ
今回は、京都の市と商店街を巡る旅をご紹介しました。市や商店街には、京都人の日常生活が色濃く表れています。たまには有名な観光スポット巡りはお休みして、普段着の京都を見に行き、ショッピングやグルメなどを堪能してください。
文・藤森みすず