
巻き爪解消を目指せる「正しい歩き方」
間違った歩き方は足トラブルを招き、健康寿命に影響があることを知ってましたか?正しい歩き方と足トラブル対策を専門家が解説!
公開日:2025年04月24日
大人女性の“ととのう”温泉グルメ紀行 Vol.1
最近、ちゃんと寝ているはずなのに、朝起きてもなんだかスッキリしない。肌もカサつきがちで、気付かないうちに春の紫外線にもさらされていたみたい……。そんな50代女性に必要なのは、“ととのえる”旅。見つけたのは「界 伊東」。保湿力が高まり、芯まで温まる泉質が楽しめる温泉宿です。東京から気軽に行けて、自分をととのえる時間が過ごせる場所。この春の、1泊2日“ととのえ旅”をご紹介します。
※記事末尾で、「界 伊東」ペア宿泊券が当たるプレゼントをご案内しています。ぜひ最後までご覧ください。
東京駅から特急「踊り子号」に揺られて約100分。伊東駅に到着すると、どこか懐かしい風景が広がります。
宿までは歩いて10分ほど。タクシーも停まっていますが、“ととのえる”なら散歩がてら歩いて向かうのがおすすめ。観光地らしい華やかさとは違う、穏やかな街並みに自然と足取りもゆるやかに。
「界 伊東」に到着してまず目をひくのが、格式ある門構え。そして、玄関に掲げられた額「壺中日月長(こちゅうにちげつながし)」は、禅語で“時間を忘れる別天地”の意味。期待が高まります。
中へ入ると、伝統とモダンが程よく調和した空間が。生け花や和紙のアート、伝統工芸品など、どこを切り取っても「この土地の物語」を感じさせてくれます。
お待ちかねの温泉は、保湿力が高まる硫酸塩泉と、芯まで温まる塩化物泉が特徴です。
ドアを開けると、ヒノキの香りがふわり。源泉かけ流しの内風呂にそっと足を入れた瞬間、じんわりと熱が伝わってきます。お湯のとろりとした肌あたりと、やわらかな温度……カルシウム・ナトリウムを含む塩化物・硫酸塩泉が、体のこわばりも心の緊張も少しずつほどいてくれます。
露天に出れば、岩から滝のように流れ出る温泉が。伊東温泉の、全国屈指とも言われる湯量を感じる光景です。
地元の魅力を体験できる「ご当地楽」では、ツバキの種から椿油を搾ってみました(もちろん初めて)!
ハンドルをぐっと回し、少しずつオイルを搾ります。アロマオイルで香りづけしてから小瓶に。
湯上りの肌にのばすと、香りとともにしっとりとなじんで心地よい感触です。
さて、お楽しみの夕食です。伊豆の海と山の恵みをふんだんに使った会席料理!金目鯛、伊勢海老、鮑……ごちそうでありながら、どこかほっとする味わいに、舌も心もほどけます。
お酒がいける口の人はぜひ地酒を。合わせたのは、静岡の地酒「磯自慢 しぼりたて本醸造」。みずみずしくて、キレ良く、どんな料理にもすっと寄り添う…まさに名わき役!
さて、お部屋です。地元の伝統工芸士やクリエイターが作った作品が随所にあふれる、やさしい空間。
そしてうれしいことに、すべての部屋に源泉かけ流しのヒノキ風呂が!夜遅くでも、好きなときに何度でも温泉に浸かれます。気付けば、ぐっすり深く眠っていました。
翌朝は、中庭の源泉プールサイドで「現代湯治体操」からスタート!「界」全体で行われているこの体操は、毎朝宿泊者なら誰でも参加できる呼吸、ストレッチ、エクササイズの要素からなるアクティビティ。地元の歴史や観光資源をモチーフとした、オリジナル動きで構成されているのが面白いところです。
界 伊東のオリジナルは…「草履パワーステップ」。両手を伸ばして、綱渡りのようにゆっくり歩く動きです。深呼吸をしながらじっくりと体を動かしていると、寝起きの体がやわらかくほぐれていく…もちろん、そのあとは朝風呂に直行です。
朝食は、焼き魚や自家製豆腐、鯵のなめろうなど、滋味深い和のお膳。主役は「なめろう」。まずはそのまま、次にご飯、最後にお出汁をかけて「まご茶漬け」にしていただきました。しっかり食べても軽やかで、心地よく完食しました。
朝日を浴びながら、何にも邪魔されずにおいしい朝ごはんをゆっくり食べる……実はこれが一番の贅沢なのかもしれません。
チェックアウト後は、電車の時間まで伊東を散策!近所の見逃せないスポットを訪ねます。
昼食は、「居酒屋 まるげん」で名物・うずわ飯をいただきました。ソウダガツオのたたきを、まずは醤油で、次にご飯に乗せて、最後に出汁茶漬けにして。
おやつには、地元の喫茶店「スイーツ わかば」で春限定のさくらサンデーを。毎日丁寧に手作りしているという、ぎっしり詰まったソフトクリーム。そこに桜のソースがかかった春らしい逸品!サンデーは季節ごとのフレーバーを提供していて、桜の次は「紅ほっぺ(いちご)」の予定だそう。旅の締めくくりにぴったりの一品でした。
季節の変わり目は、乾燥や紫外線、冷え…知らず知らずのうちに心も体もこわばっているものです。
温泉に浸かって肌をうるおし、芯まで温まって、少しずつ呼吸が深くなる——そんな時間が、想像以上にととのえてくれました。
少しがんばり過ぎてるなと感じるとき、ふとここで過ごした時間を思い出すことでしょう。そして誰かにもそっとすすめたくなる、そんな場所でした。
全国屈指の湯量を誇る静岡県・伊東温泉の温泉宿「界 伊東」。全室に源泉かけ流しのヒノキ風呂を備え、四季折々の草花やアートが彩るご当地部屋が魅力です。温泉に浸かって、地元の文化にふれる体験を楽しむ、心と体をととのえる滞在が叶います。
「70歳以上限定『温泉めぐり 界の定期券』」の対象施設の一つとして、シニア女性にも人気の温泉宿です。
▼界 伊東 住所:〒414-0016 静岡県伊東市岡広町2-21
取材・文=島仲こすも(HALMEK up編集部)
星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」。「界 伊東」は、源泉かけ流しの湯殿や足湯などで、存分に温泉を楽しめる温泉宿。四季折々の花が織りなす風情や、豊かな海の幸を用いた料理が味わえる宿の宿泊券(1泊2日)を、1組2名様にプレゼントします。(有効期限:2025年8月1日~2026年1月末日)
※宿泊券の発送は7月初旬になります。
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