屋外テラススイートを新設、充実の「リゾナーレ熱海」
2019.06.112019年05月24日
女性におすすめの絶景温泉(12)
熱海の奥座敷、網代の絶景&絶品磯料理の宿「平鶴」
熱海の奥座敷ともいわれる網代(あじろ)温泉に、海にせり出すように建てられた「平鶴(ひらつる)」があります。海と一体に見える露天風呂の先には、言葉を失うほどの美しい大パノラマが広がります。
波打ち際の露天風呂からの景色にしばし言葉を失う
海岸線沿いに位置する網代(あじろ)温泉は「南熱海温泉」とも呼ばれる湯量に恵まれた温泉地です。ここは漁師町でもあり、いまでも30軒ほどの干物店が並んでいます。熱海市内ではありますが、大復活をとげる熱海の温泉街よりはのんびりしており、純粋に景色や温泉、海の幸を楽しむのなら網代は穴場的な温泉地でおすすめです。「磯料理・海辺の湯の宿 平鶴(ひらつる)」は、この網代に昭和59年に創業された宿で、昭和の薫りを色濃く残し、それが妙に落ち着きます。
食事処のこのオーシャンビューも「平鶴」の見逃せない魅力の一つ。料理に花を添える見事な景色とともに、網代をはじめ伊豆の旬の味覚を味わえます。
実はこの宿は、鮮魚店がルーツ。泊まらずにこちらの料理だけを楽しみに訪れる常連さんも少なくないとか。舌が肥えた伊豆の達人たちをも満足させると評判です。
磯料理が自慢の宿で、もう一つ自慢できるのが絶景露天風呂です。 こちらの露天風呂の特徴は、海に手が届きそうなくらい海との距離が近いこと。浴槽からは港の底まで見ることができました。透き通った海と真っ青な空のコラボを目にした瞬間、しばし声を失うほど感動しました。
毎分200ℓの湯量と源泉掛け流しの美人の湯
景色のよさだけではありません。温泉の素晴らしさも特筆ものです。泉質はPH7.8のカルシウム・ナトリウム・塩化物泉で、塩のパック効果によって血行促進し水分の蒸発を防ぎ肌を乾燥から守ってくれる、まさに美肌の湯。湯上り後も汗が引かずじんわりと温かさが持続するので、体中芯からポカポカしていました。湯量は毎分200ℓ以上あり、熱海界隈でも湧出量はトップクラスで、湧出時の湯温も60度前後あるので加温の必要はありませんし、加水による温度調節もしていません。
「平鶴」では365日適温にするために、その日の天気、気温、湿度、風などの気象条件に合わせ、温泉マスターが長年の勘を頼りに窓の開閉を繰り返しながら温度の調整を行っています。さらに、全部で5つある浴槽のお湯を抜いて毎日完璧に清掃作業をすると聞いてびっくり! 熱海市内の温泉施設でも、毎日お湯の入れ替えを行っている宿は今では2割ほどしかないそう。こうしたお湯への思いには脱帽します。自家源泉掛け流しの「平鶴」の温泉は、湯質・湯量・湯温と3拍子そろった希少な天然温泉なのです。
熱海では年間を通して海上花火大会が行われ、多くの人で賑わいます。「平鶴」では宿泊客に花火会場目の前の特別席を用意し、大型バスで送迎をしてくれるというプランも用意しています。2019年は、5/26(日)・6/16(日)・6/29(土)・7/26(金)・7/30(火)・8/5(月)・8/8(木)・8/18(日)・8/23(金)・8/30(金)・9/16(月・祝)・12/8(日)・12/15(日)に開催されます。予約はお早めに!
平鶴への行き方(交通アクセス)
■磯料理・海辺の湯の宿 平鶴(ひらつる)
住所:静岡県熱海市下多賀493
電話:0557-67-2221
交通:電車 JR網代駅から5分
車 東京方面から 東名厚木IC→小田原厚木道路早川IC→真鶴道路→R136 70分
関西方面から 東名沼津IC→R1→R136→熱函道路 70分
料金:1万1000円~(1泊2食付き平日プラン 2名1室利用 1名)
日帰り入浴 1000円 11:00~16:00、18:00~19:45
貸し切り家族風呂「潮彩」 3500円(45分利用 4名まで利用可)
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