変化する「今の自分」を楽しむ!大人のおしゃれ術
2024.12.072024年12月16日
川邉サチコさん・美木ちがやさん母娘に学ぶ#3
おしゃれも機能も大事にしたい!大人のバッグ選び
バッグ選びはつい便利さや軽さを優先しがち。でも、もっとおしゃれを楽しみたい!そんな願いを叶えるヒントを求めて、ファッションのカリスマ的存在の川邉サチコさんと美木ちがやさん母娘に、大人のバッグ選びについて伺いました。
ストレスなく使えて、高級感もあることが大事
年齢を重ね、体型や肌が変わってくると、おしゃれにも迷いが生まれます。今まで選んできた服がなんとなく似合わなくなったり、重いものを避けたり。それはバッグ選びも同じこと。
「大人世代にとって、ストレスなく使えることは何より大事。肌も心も敏感になってきて、その日の天気によっても変わったりして。そういうときにも気持ちよく使えるものが必要です」とちがやさん。
「リーディンググラスや保険証など、細かい荷物も多くなる。そういうものをしっかり収納できて取り出しやすい、機能性も必要になってきます」
「同時に、高級感も大切です」とサチコさん。「安っぽいバッグを持つと、とたんに貧相に見えてしまうので、それは避けたい。大人にふさわしい品のよさはマストです」
そんな二人のおすすめは、「シープレザー」のメッシュバッグ。「すごく軽くて持っているストレスがなく、レザーだから上質感もある。シンプルなデザインでどんな服にも似合います」(ちがやさん)
実際に持ってみると、とにかく軽い! 荷物を入れない状態なら指一本でも軽々持てるほど。「若い頃は多少無理をして、おしゃれ先行でよかったけれど、大人はそうはいかない。そんな変化にも寄り添ってくれます」
リュックは、大人にふさわしいエレガントさを
両手が空けられて、荷物がたくさん入って……と、機能性抜群のリュック。でもおしゃれに持ちたいと思うと、意外と難しい。子どもっぽくなったり、妙にスポーティーで浮いてしまったり。
「それは大人がおしゃれに持てるリュックが少ないからね」とサチコさんは言います。
「昔、子育てをしていた頃、すごく素敵なリュックを見つけて使っていたんです。ふと気付いたら、そのリュックを背負っているとき周りの視線が集まってくる。
最初は『変なのかしら』と不安になったけれど、実はそういう素敵なリュックは珍しくて、注目を浴びてたみたい(笑)。それくらい、機能性もあるファッショナブルなリュックは、今でも見つけづらいんですよね。
きれいな色やデザインが素敵なリュックなら、年齢が出やすい後ろ姿をキレイに見せてくれる。絶対、背負った方がおトクよ」(サチコさん)
一日ハッピーな気分で過ごせるポシェット
必要最低限のものを入れられる小さなポシェットは、旅行やご近所の買い物に便利。ただこれもまた、機能性とおしゃれの両立が悩ましいアイテムです。
「大きなバッグは要らないけれど、かわいいデザインでも何にも入らないんじゃ意味がない。必需品が全部入った上で、さりげなく持てるポシェットがいい」とちがやさん。
そんなときも、このシープレザーのメッシュバッグが活躍。革がやわらかいので生地自体に少し伸縮性があり、スルッと荷物が収まります。
「ひもが太くて肩に食い込まず、抱えているときもふんわりした肌ざわりでホッとするんです。一日中持って歩いてもストレスがなく、ハッピーな気分で家に帰れる。そんな心地よさも、大人が持つのにふさわしい要素ではないでしょうか。」(ちがやさん)
撮影=玉井俊行
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素材やつくりのよさは、大人世代の必須条件。軽くて使いやすいはもちろんのこと、毎日のコーディネートに活躍し、この先何年も着られるよう、細部までこだわりました!