お金のプロ荻原博子さんに聞く!
【3】簡単なコツでお得に!医療費の節約ワザ7
【3】簡単なコツでお得に!医療費の節約ワザ7
更新日:2024年09月22日
公開日:2024年09月02日
教えてくれた人:荻原博子(おぎわら・ひろこ)さん
経済ジャーナリスト。日本の健康保険制度を長年注視し、改正などに詳しい。公的保険、民間保険を比較した、わかりやすい解説に定評がある。

【1】いきなり大病院に行かない

紹介状を持たずに大病院で受診すると、初診料の他に7000円以上の「選定療養費」が請求されます。この費用は保険適用外で、病院によっては1万円以上かかることも。
無駄な出費を省くには、「かかりつけ医→大病院」の流れが鉄則。紹介状の作成には「診療情報提供料」がかかりますが、保険が適用されます。医療費節約のためにも「かかりつけ医」を見つけておきましょう。
【2】リフィル処方箋を活用すれば、再診代がかからない
病状が安定している人に対して、医師の判断により発行される「リフィル処方箋」。有効期限内に、3回を上限に繰り返し使用できるので、薬をもらうために病院へ行く回数は減り、受診のたびにかかる再診料や処方箋料などを節約できます。
【3】かかりつけ薬局+お薬手帳持参で、薬代が40円安くなる

“いつもの薬”を受け取る「かかりつけ薬局」を決めましょう。お薬手帳を持参して3か月以内に再利用する場合、薬の調剤にかかる「薬剤服薬歴管理指導料」がお薬手帳を持っていない場合より約40円(医療費3割負担の場合)安くなります。
【4】医療・介護費関係のレシートは捨てない
薬局で購入した薬や特別養護老人ホームなどの利用料、デイサービスや訪問介護費も「医療費控除」の対象です。レシートに書かれた品目が控除の対象か対象外かを確認し、対象のレシートは捨てずに保管しておきましょう。
申請の際にレシートの提示や添付は不要ですが、5年間の自宅保管が必須です。
【5】ウォーキングで健康を維持しながらポイントがもらえるアプリも
医療費節約の要は、日頃の健康管理。歩くだけで、買い物に使えるポイントが貯まるアプリを利用して、健康維持と節約を叶えましょう。イオンなどで使える「RenoBody」やドコモユーザー以外でもポイントが貯まる「dヘルスケア」などが使いやすくおすすめ。
【6】YouTubeなどの動画を活用してお得に運動!

運動を始めるなら、YouTubeなどで配信されている体操やエクササイズから挑戦を。家事の合間に人目を気にせず取り組め、スポーツジムなどに通うよりも安価。「ハルメク365」でもきくち体操をはじめ、効果的な体操を紹介しています。ぜひご覧ください。
【7】医療費&介護費が戻ってくる!確定申告の医療費控除
こんなものも医療費控除の対象になります!
- スパの利用料(医師の「温泉療養証明書」が必須)
- フィットネスクラブの利用料(「運動療法実施証明書」)
- 入院中に世話してくれる人に支払う料金(ヘルパーさん代)
- あんま、マッサージ、指圧、鍼灸の料金
- 眼鏡の購入費(白内障、緑内障治療などで医師の処方箋があれば)
以上全3回にわたって医療に関するお金の新常識をお伝えしました。参考にしてみてくださいね!
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取材・文=田島良子、大門恵子(ともにハルメク編集部)、イラストレーション=カトウミナエ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年12月号を再編集しています。




