値上げに負けない!年金家計の守り方・増やし方#12
本当に節約効果があるアイデア~食費編~
本当に節約効果があるアイデア~食費編~
更新日:2026年02月05日
公開日:2023年12月28日
教えてくれた人
丸山晴美(まるやま・はるみ)さん
ファイナンシャルプランナー。節約術やライフプランを見据えた資産運用のアドバイスに定評がある。著書に『知識ゼロでもまるっとわかるお金の基本』(宝島社)など。
島本美由紀(しまもと・みゆき)さん
料理研究家、ラク家事アドバイザー、食品保存アドバイザー。食品保存のノウハウや簡単においしく作れる料理が人気。著書に『いつでもおいしい 冷蔵・冷凍保存術』(コスミック出版刊)など。
プロが教える食費の節約アイデア5
買い物は「週2回」が正解
毎日のようにスーパーに行くと、お菓子などの誘惑が増える一方、1週間分のまとめ買いをすると、途中で予定が変わって食材を使い切れなくなる可能性が。おすすめの頻度は週2回。週半ばで足りないものを「買い足す」くらいがいいですよ。【島】
買い物の必須アイテム、「アメと写メ」でムダ買いをなくす
空腹時に買い物をすると、余分な食材を買ってしまいがち。アメをなめながら買い物をするのがおすすめです。また、家にある食材を重複して買うのは、最も避けたいムダ買い。冷蔵庫の中身をスマホで撮影しておきましょう。【島】
牛乳と豆腐は「常温保存パック」を

賞味期限が短く、無駄にしてしまいやすい牛乳や豆腐。そこで便利なのが、常温で保存できる「ロングライフ紙パック」のもの。メーカーにもよりますが、牛乳なら100日、豆腐なら200日程度保存できます。ただし、開封したら冷蔵庫で保存を。【島】

代表的なのが日本テトラパック社のパック。底にマークがあります。
節約の一番の味方は「米」!
値上がりが多い食材ですが、特に値段が高騰しているのが油と小麦粉。そしてそれらを材料にしているお菓子や冷凍食品、ドレッシングなどです。そんな中で値上がりをあまりしていないのが、お米です。お米と旬の野菜を中心とした献立を心掛けてみて。【丸】
「業務用スーパーはお得」は妄想です
お得なイメージのある業務用スーパー。確かに安く、特に冷凍食品なども充実していますが、夫婦二人では使い切れないような大容量のものも多いので要注意。冷蔵庫に収まらず、「セカンド冷凍庫」を買ってしまっては光熱費まで上がってしまいます。【丸】
食費が減る冷蔵庫の作り方
毎日の生活に欠かせない、冷蔵庫。しかしギュウギュウに詰め込んで中身が把握しにくかったり、保存の仕方を間違えていては買った食品もムダになり、お金を捨てているようなものです。
「大切なのは中身を把握しやすくし、食材をきちんと保存すること。まずは冷蔵庫の収納を7割程度にしましょう」と島本さん。
また、気を付けたいのが、日持ちのしにくい野菜類の保存。「例えば青菜は立てて保存したり、パプリカやゴーヤーは種を取り除いておくだけで傷みにくくなりますよ」(島本さん)
もやしやカット野菜はチルド室に

節約の味方でありながら、足が早いもやしは野菜室ではなくチルド室に入れましょう。傷みやすいカット野菜も同様に。
大根や白菜の断面はキッチンペーパーで包む

白菜や大根、キャベツなどの切り口にできる黒の点々はカビです。断面をキッチンペーパーで覆い、水分を吸収させて防ぎましょう。
柚子コショウは冷凍が正解

柚子コショウや豆板醤、コチュジャンなどは冷凍室で保存して鮮度をキープ。塩分が高いので凍ることがなく、すぐに使えます。
作り置きは透明の容器で保存が鉄則

作り置きおかずは中身が見える保存容器に入れて忘れないようにし、優先的に食べましょう。作り過ぎないことも大切。
肉や魚はラップに包んでから冷凍を

肉や魚はパックごと冷凍すると霜がつきやすくなります。パックから取り出してラップに包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。
スパイスは冷蔵庫で鮮度をキープ

一度買うと、なかなか使い切れないスパイス類。冷蔵庫で保存すると鮮度をキープし、色や香りも長持ちします。
次回は、交際費や保険料、その他の無駄遣いをなくすための節約アイデアを一挙にお伝えします。
取材・文=大門恵子、大矢詠美、松尾肇子(すべて編集部) イラストレーション=平井さくら
※この記事は雑誌「ハルメク」2023年3月号を再編集しています




