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公開日:2023年05月08日
プロに聞く!花を最後まで楽しむテクニック
母の日のアイコン「カーネーション」をお部屋に取り入れませんか?「花を知り、楽しむ」がコンセプトの第一園芸のWEBサイト・花毎(はなごと)の連載で「二十四節気の花あしらい」を担当する谷中直子さんに、カーネーションの飾り方・楽しみ方を伺います。
母の日の花のイメージでおなじみのカーネーションですが、人との関わりは古く、古代ギリシャ時代には観賞用やワインの香り付けなどに使われていたようです。
植物の分類ではナデシコ科ナデシコ属で、秋の七草の一つであるナデシコも仲間の一種。そうしたことからカーネーションの和名はオランダナデシコと名付けられています。
カーネーションの色の種類はとても豊富で、赤やピンクだけではなく、黄、紫、緑、ニュアンスカラーと呼ばれるベージュ系、複色など数多くの色があります。
特に最近では人工的に染めたカーネーションも多く出回るようになり、鮮やかな水色や青など、染めた花ならではの不思議な美しさのある花色も人気です。
カーネーションはカラーバリエーションが豊富ですので、お好きな色を何種類か選んで、色の組み合わせを楽しんでみるのがおすすめです。
今回は細かいフリルのような花びらがかわいらしい品種「シャララシリーズ」から、淡いピンクに斑が入った「シャララ ピコ」と鮮やかなフューシャピンクの「シャララ ライト」を選びました。
組み合わせるコツは、濃淡の花色を合わせてグラデーションにすることです。一番失敗が少なく、誰にでも好まれる組み合わせになります。
花が複色(複数の色を持つ花)であれば、花が持つ色から一色を選んで組み合わせると、収まりのよい花あしらいになります。
カーネーションをシンプルに楽しんだ後は、さらに彩りをプラスして色の組み合わせを楽しみましょう。
先ほどの花あしらいに水色に染めたカーネーション「ティント ユカリブルー」と、紫のサマースイートピー「ブルースプラッシュ」を加えて初夏の華やかさと爽やかさを演出してみました。
たくさんの色を使っていますが、ピンク、紫、水色とグラデーションになっているので、まとまり感があるかと思います。
自然な色の花々に、染めたカーネーションを少し加えるだけで、にぎやかで楽しい雰囲気が演出できますので、ぜひお試しくださいね。
ひらひらと重なる花びらと華奢な茎から繊細な印象を受けるカーネーションですが、実は花屋で扱う花の中でも、日持ちはトップクラス。美しさと丈夫さを兼ね備えたとても優秀な花です。
そのため、室温が高くなりがちなキッチンなどでも飾ることができます。(でも、火の近くは避けてくださいね!)
今回はキッチンに飾るシーンをイメージして、水切りに使うコランダーにカーネーションをあしらってみました。少しグリーンを添えると、よりフレッシュな印象になります。
今回はアスチルベとマトリカリア、グリーンのコロニラをプラスしましたが、お庭やベランダにある小花やグリーンを摘んで加えるのも素敵ですよ。
直接水を入れることをためらう器や、今回のような穴が開いた器には、水を張ったコップを中に入れて生けてみましょう。思いがけないものが素敵な花器に変身します。
カーネーションが咲き進んで元気がなくなってきたら、茎を短くカットして、ガラスのデザートカップに生けてみましょう。カーネーションは丈夫ですが、折れやすいので、折れてしまった花にも使えるテクニックです。
小さな器であれば、カットボードやトレーにのせるとボリューム感が出て、デザートボードのようなイメージになります。
こんな風に自由な発想でお手持ちの器を使って、最後までかわいらしいカーネーションを楽しみ尽くしましょう。
構成・写真=石川恵子(第一園芸・花毎)
花を知り、楽しむサイト 花毎
この記事は、花毎での連載「二十四節気の花あしらい」を基に制作しています。
>>花毎で「二十四節気の花あしらい」を読む
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