50代から人生でやりたかったこと「全回収」#2

50代からでも人生の宿題は回収できる!諦めた夢を叶えた「始まりの日」

50代からでも人生の宿題は回収できる!諦めた夢を叶えた「始まりの日」

更新日:2025年12月21日

公開日:2025年12月14日

50代からでも人生の宿題は回収できる!諦めた夢を叶えた「始まりの日」

「50歳から新しいことを始めるなんて、もう遅い」と思い込んでいませんか?本記事ではインフルエンサー・はっちゃんが、50代で昔の夢を叶えて得た、「人生を好転させるための気付き」と、がんばりたい50代の足を引っ張る「思考の罠」について語ります。

※本記事は『50代から人生でやりたかったこと「全回収」名著30冊から学んで実践した、今日からできるライフハック』(KADOKAWA刊)より一部抜粋して構成しています。

はっちゃんのプロフィール

はっちゃんのプロフィール

1967年生まれ。東京在住。親との確執、娘の難病、夫との別居・死別、争続など波瀾万丈な人生を送る。シングルマザーとなった50代からやりたかったことを全部回収しようと決意し、大学へ進学。会社員の傍らXやVoicyで発信者となる。

2024年に会社を早期退職し、フリーランスに。自由に仕事を選び、行きたいところへ行き、機嫌良く生きる毎日を手にいれる。犬、飲み会、読書、文章を書くのが好き。X:@55_hatchan Voicy:「はっちゃんねる~50代以降を楽しく生きるコツ」

前回の記事では、50代こそ昔の夢や目標、好きなことを叶えるべき理由 について紹介しました。今回は、はっちゃんが自分のやりたかったことを「全回収」するまでのいきさつと、「これがしたい」という想いや行動の邪魔をする「思考の罠」について語ります。

50歳・諦めた夢を取り戻した「始まりの日」

50歳・諦めた夢を取り戻した「始まりの日」
fifty-six / PIXTA

2018年4月1日午前、桜舞うキャンパス。私は喜びと誇らしい気持ちで、一人娘の大学入学式を見守っていました。厳かに響くパイプオルガンの音色が、娘の新たな門出を祝福しているかのようでした。

そして、同日の午後。私は都心へ移動し、今度は自分自身の入学式に臨んでいました。そう、娘の大学入学と時を同じくして、50歳にして、早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)への入学を果たしたのです。

午前中の厳かな雰囲気とは打って変わり、応援団がエネルギッシュに場を盛り上げる体育会系の入学式。見ず知らずの隣の人と肩を組み、応援歌「紺碧の空」を大声で歌ったときの高揚感は、今でも忘れられません。

「ああ、私、本当に大学生になったんだ」と、胸が熱くなりました。

私の 「人生全回収」はここから始まったのです。

なぜ、50歳で大学へ入学したのか

なぜ、50歳で大学へ入学したのか
viola / PIXTA

きっかけは、高校3年生だった娘の進路選択でした。娘の志望校の見学に付き添う中で、「そういえば、大学に行きたいと思っていた時期があったな」と、心の奥底にしまい込んでいた記憶が沸々と蘇ってきたのです――。

私は高校3年生の頃、四年制大学を目指していました。しかし、結果は全大学不合格。不本意ながら短期大学へ進学しました。

あきらめきれずに2年後の短大卒業時には、3年次編入試験に挑戦。志は高く持っていたものの、恋愛にバイトに明け暮れた学生生活は明らかに勉強不足で、またもや失敗。急遽就職に切り替え、その後の人生を送りました。

大学進学は、まさに叶えられなかった人生の宿題。その想いは、結婚・子育てに追われるうちに、記憶の彼方へ消え去っていたのです。

18~20歳の頃の私は、単に「まだ働きたくないから」という理由で大学を希望していたのが正直なところです。しかし、50歳を目前にして「なぜ大学へ行きたいのか?」と改めて自分に問いかけると、「心理学が学びたい」という明確な答えが返ってきました。

心理学への興味(好き)、そして大学生になりたかったという昔の想いから、心理学で著名な先生が揃った早稲田大学を思い切って受験。無事に合格することができました。

「人生の宿題」は若くなくても回収できる

「人生の宿題」は若くなくても回収できる
Ushico / PIXTA

短大卒だったため、2年次相当に編入する形での入学。最短で卒業できるのは3年。どうせなら最短で卒業しようと、3年での卒業を目標に掲げます。そこから会社員と大学生の二足のわらじ生活を送ることになりました。

会社員と大学生の両立は、生半可な覚悟では到底乗り越えられないほど苦しいものでした。卒論に至ってはテーマも内容も担当教授からなかなかゴーサインがもらえず、3回書き直しをさせられました。何度も挫折しそうになり、一時は「中退」も考えましたが、必死で耐えました。

卒論を無事提出し、教授からOKをもらい、卒業が確定した時の嬉しさと言ったらこれ以上のものはなかったです。

そして、何とか目標だった3年での卒業も達成でき、当初の自分との約束もきちんと果たすことができました。

この経験は、「人生の宿題」は若くなくても回収することができるのだという自信と確信に繋がりました。そして、さらなるチャレンジの原動力になっていったのです。

夢を回収する前に!50代が抜け出すべき“思考の罠”

夢を回収する前に!50代が抜け出すべき“思考の罠”
みちょこ / PIXTA

私たちは大人になるにつれて、「自分には才能がない」「食べていけない」「もう若くない」など、できない理由を並べては、たくさんの夢を諦めてきました。

そして気がつけば「こんなはずじゃなかった」という漠然とした後悔や、「このままでいいのか」という焦りを抱えたまま、50代を迎えている……。そんな方も少なくないのではないでしょうか。

でも、考えてみてください。その諦めた夢の中には、あなたの「本当にやりたかったこと」「心の底からワクワクすること」が詰まっているはずです。それを心の奥底に封印したまま、人生の後半戦を過ごすのは、あまりにもったいない気がします。

過去の夢を回収することは、単なるノスタルジーに浸ることではありません。自分自身の中に眠っている情熱を掘り起こし、再び燃えたぎらせるプロセスです。

一旦諦めたという事実は後悔が残ったり、ネガティブな感情として捉えられがちです。しかし、見方を変えれば「あなたが本当に望んでいたこと」を、改めて確認するために必要な時間だったともいえます。また、自分にとって適切なタイミングを待っていたともいえるでしょう。

今は、幸せなことに、昔よりも夢や目標を叶えやすい環境が整っています。あとは、自分が改めてやりたい気持ちに火をつけて、実際に行動を起こすかどうかだけです。

多くの人が、「50歳から新しいことを始めるなんて、もう遅い」と思っているかもしれません。それこそが、私たちが陥りがちな限界を自分で決めてしまう“思考の罠”ではないでしょうか。

人生の宿題は、何歳からでも回収できます。そして、やりたいことや好きなことだけではなく、過去にやり残したこと、諦めてしまった夢を「回収」することこそが、あなたの人生を劇的に好転させる起爆剤となり得るのです。

次回は、過去から未来に踏み出すための「考え方のヒント」 をお届けします。


もっと詳しく知りたい人は、はっちゃんの著書をチェック

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HALMEK up編集部
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