
50代で8割以上!?尿モレの悩み
ヒトに話しにくい尿トラブルの話…「私だけ?」とお悩みの方も多いのでは?50代ハルトモさん達にアンケートを実施し、実態を調査しました!
更新日:2025年03月06日 公開日:2025年03月05日
何をいつどのように整理するのか、遺品整理とはどう違うのかなど、知っているようで知らない生前整理について詳しく紹介!興味はあるけれど、いつどのように始めればいいのかわからない人も多いはず。社会貢献にもなるおすすめの不用品処分方法も紹介します。
近年、「終活」とともに耳にすることも多くなった「生前整理」ですが、どのようなものなのか、何を整理すればよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、生前整理とは何なのか、その対象や適切なタイミング、遺品整理との違いについて詳しく解説します。
生前整理とは、自分の体が自由に動き、時間や体力に余裕があるうちに身の回りの物品や財産の整理を行うことです。
自分が亡くなった後に残された家族が物品の整理で苦労したり、相続で揉めたりしないよう、終活の一環として行います。
また、これまで自分がどのような人生を歩んできたのかを振り返り、自分にとって必要なものや大切なものを見極めて、これからの人生をよりよいものにし、最後まで自分らしく生きるために行う「人生のお片付け」だといえます。
生前整理の対象となるのは、主に以下の「物品」と「財産」、「デジタル遺品」の3種類です。
物品とは、思い出の品や日用品、個人情報などのことを指します。
例えば、写真や日記、手紙、衣類、書籍、趣味のコレクションなど。自分で作成した絵画や工芸品などの物品に分類されます。
財産とは、お金に変えられるもの全般のことです。
例えば、現金や預貯金、有価証券、土地や建物などの不動産、貴金属、骨董品・絵画などの美術品がこれにあたります。
財産は整理されていないと自分の死後に家族間でトラブルが起こる可能性もあるため、注意が必要です。
また、デジタル遺品に明確な定義はありませんが、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器に保存されたデータ、SNSやインターネットサービスのアカウント、サブスク、仮想通貨などをイメージしておくとよいでしょう。
デジタル遺品は、パスワードがわからないと家族が困ってしまうものも多いです。不要なデータは削除したうえで、しっかりと管理しておくことをおすすめします。
生前整理を行うタイミングに特別な決まりはなく、いつ始めても問題ありません。
一般的に、時間に余裕のできる60代から始める人が多いですが、40代で親の介護や子どもの進学などをきっかけに金銭面の整理を始める人や、50代の子どもが独立したタイミングで物品の整理を始める人も多いです。
早い場合だと、30代から万が一の事故や病気に備えて、配偶者や子どものためにデジタル遺品を整理しておく人もいます。
生前整理とよく似た言葉に「遺品整理」があります。
遺品整理とは、残された家族が亡くなった人の遺品や財産を整理・処分することです。生前整理も身の回りの物品や財産を整理するという点では一緒ですが、それを行う人や時期が異なります。
他には「老年整理」もよく生前整理と混同されることがあります。
老年整理とは、老いに備えるために行う整理のこと。体の自由が効くうちに、身の回りの片付けや整理を行うことから、「自分自身のために行う」ものです。
生前整理には自分と向き合うためという意味も含まれ、自分が亡くなった後に残される家族のために行うものでもあるため、基本的な考え方が異なるといえます。
生前整理を行うと、さまざまなメリットが得られますが、その一方でデメリットもあるため、両方を理解したうえで適切に行いましょう。
ここでは、生前整理のメリットとデメリットを紹介します。
生前整理には、以下のようなメリットがあります。
生前整理のもっともわかりやすいメリットは、遺族が遺品整理を行うときの負担を軽減できることです。
どこに何があるかわかるようにしておくことで、離れて暮らしている場合でも、遺品整理にかかる労力と時間を少なくできます。
自分が大切にしていた趣味のコレクションや思い出の品など、家族に引き継ぎたいものが不用品に紛れて捨てられてしまうのを防ぐことも可能です。
誰に何を遺したいのかをあらかじめ伝えられるため、相続トラブルを避けることにもつながります。
また、整理をしていく中で、自分自身の気持ちを整理できてすっきりします。家の中も綺麗に片付き、その後の生活を前向きに送れるようになるでしょう。
病気や事故での急な入院、施設に入居することになった場合も、自分の代わりに手続きをしてくれる家族が必要なものを探し出しやすく、スムーズに進められるなど、生きている間に得られるメリットもあります。
多くのメリットがある生前整理ですが、まったくデメリットがないわけではありません。
まず、生前整理は1日や2日で終わるものではないため、時間と労力がかかります。長年溜め続けた身の回りのものを一つずつ仕分け、不要なものと残したいものにわけるだけでもかなりの時間と体力が必要です。
次に、生前整理にはお金がかかる点にも注意が必要。不用品の処分費用や、資産の調査費用など、ある程度のお金がかかることを理解しておきましょう。
とはいえ、生前整理を行わなかった場合、自分が亡くなった後に遺族が時間と労力、お金をかけて遺品整理を行うことを考えると、早いうちから作業を進めておくのがおすすめです。
生前整理は計画的に進めることが大切です。ここでは、生前整理の具体的な進め方と注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
生前整理はポイントを押さえながら、以下の手順で効率的に進めましょう。
残すべきものと不要なものの選別を行うのは、物品だけではありません。
デジタル遺品についても、不要なデータは削除して重要なデータはきちんと保存するなど、整理しておきましょう。
現金や預貯金、有価証券、不動産などの財産は、何をどれだけ持っているか把握したうえであらかじめ財産目録を作っておきます。
場合によっては、生前贈与などでの税金対策が可能となるため、弁護士や税理士などに相談してみるのもおすすめです。必要に応じて遺言書の作成も検討しましょう。
全体的な整理が終わったら、印鑑や通帳、保険証書、契約書、不動産の権利証などの貴重品や重要な書類は、一つの場所にまとめておくと管理が簡単です。
万が一のときの延命措置や形見分けはどうして欲しいのか、家族への思いなどを記したエンディングノートを作成しておくと、自分の気持ちの整理にもなります。
生前整理を行う際は、必要なものまで間違って処分しないよう注意が必要です。急いで行うと間違えてしまう可能性があるため、ゆっくりと時間をかけて少しずつ行いましょう。
必要なものまで捨ててしまわないか不安な場合は、家族と一緒に行うのがおすすめです。
生前整理で大切なことは、ネガティブな気持ちで行うのではなく、人生の終わりに向けて今をよりよく生きるためにポジティブな気持ちで行うこと。無理せず自分のペースで進めることも大切です。
処分に抵抗があるものは後回しにしてもよいですが、早めから計画的に行うようにしましょう。
生前整理ではたくさんの不用品が出るケースが多いですが、その処分方法に困ってしまう人も少なくありません。
ここでは、生前整理で出た不用品の処分方法を6つ紹介します。不用品の種類や価値などによって、適切な方法を探しましょう。
不用品の処分方法としてもっともオーソドックスなのが、自治体のゴミとして捨てる方法です。
小さな小物や書類、チラシなどはきちんと分別し、家庭の普通ゴミとして処分するとお金もかかりません。家電や自転車、タンス、テーブルなどの大きな不用品は、粗大ゴミとしてお住まいの自治体のルールに従って出しましょう。
まだ使えるけれど、自分にはもういらないというものは、家族や友人などに譲るのがおすすめです。
例えば、家具や家電は引越しなどで新しく購入を考える人も多く、喜ばれることも多いため、ゴミとして処分してしまう前に、周囲の人にいらないか聞いてみるとよいでしょう。
家族や友人に欲しがる人はいなかったけれど、捨ててしまうほど汚れていないものは、リサイクルショップに持ち込んで引き取ってもらうのも一つの方法です。
価値のあるものであれば買い取ってもらえるだけでなく、値段が付かないものでも無料で回収してくれる場合もあります。
ただし、そのお店が対応していない物品や、価値がないと判断された物品は引き取ってもらえない可能性もある点に注意が必要です。
まだ使える物品は、フリマアプリやオークションサイトで売るのもよいでしょう。
フリマアプリやオークションサイトは誰でも気軽に利用できて、売却することで代金を受け取れます。出品の手間がありトラブルに発展する可能性もありますが、ただ捨ててしまうのではなくどうせなら少しでも利益をあげたいと考える人におすすめです。
不用品が大量にある場合や、自分で処分できないものがある場合は、業者を利用するのもよいでしょう。
生前整理で利用する業者は、大きくわけて不用品回収業者と生前・遺品整理業者の2種類です。
不用品回収業者は、基本的にどんな物品でも回収してくれて、買取してもらえる場合もあります。
一方、生前・遺品整理業者は生活用品や家財、デジタルデータの整理、財産目録や遺言書の作成、不用品の処分・買取など、生前・遺品整理に特化している業者です。
どちらを利用する場合も、複数の業者で見積もりを取り、納得したうえで依頼するようにしましょう。
まだ使える不用品は、寄付して本当に必要としている人に使ってもらうのも一つの方法です。
例えば、衣類や日用品、食器類、雑貨類、文房具類、ぬいぐるみなどを寄付すれば、自分にとって不要なものでも社会の役に立つ方法で処分できます。
寄付を受け付けているのは、NPO法人やボランティア団体、介護施設や児童養護施設、学校や公民館などです。
ただし、寄付を受け付けている物品は、団体や施設によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。
生前整理で衣類や服飾雑貨の不用品がたくさん出た場合は、「ハルメク 古着でワクチン」を利用するのがおすすめ。
「ハルメク 古着でワクチン」は、いらない衣類や服飾雑貨を回収キットに詰めて送るだけで処分ができるサービスです。
回収された衣類は、カンボジアを中心とした開発途上国で販売され、必要としている人に着てもらえるため、思い出の服をただ捨ててしまうのはもったいないと思っている人に向いています。
また、衣類の処分と同時に開発途上国の子どもたちにポリオワクチンを贈ることができるのも「ハルメク 古着でワクチン」の魅力です。
回収キット(中)を一つ買うごとに「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて、20人分のワクチンがミャンマー・ラオス・ブータン・バヌアツの子どもたちに贈られます。
SDGsの17の目標のうち、1・3・5・8・10・12・13・16・17の9つの目標にもつながるため、生前整理で出た不用品を処分するとともに社会貢献したい人は、ぜひ「ハルメク 古着でワクチン」の利用を検討してみてください。
生前整理は、身の回りの物品や財産を整理するとともに、これまでの人生を振り返ってこれからをどのように生きるか考え、より豊かで前向きに過ごすための活動です。
自分にとって何が必要で何が不要なのかをわけることで、人生の質を向上させることにつながりますが、時間と労力がかかるため、なかなか始められないという人も多いかもしれません。
生前整理は焦らず自分のペースで行うことが大切です。今日から少しずつゆっくりと人生を見つめ直しながら生前整理を始めてみてはいかがでしょうか。
もっと知りたい
驚きの軽さ&使いやすさ!
1本で7つの効果ハルメクが厳選した選りすぐりの商品