50代からの女性のための人生相談・12
人生相談:余計なモノを買い過ぎる…管理するコツは?
人生相談:余計なモノを買い過ぎる…管理するコツは?
更新日:2024年03月04日
公開日:2021年04月22日
回答者プロフィール:阿部絢子さん
あべ・あやこ 生活研究家・消費生活アドバイザー。家事全般や食品の安全性の専門家として活躍。薬剤師の資格を持ち、今も現役で働いている。
58歳女性「余計なモノを買い過ぎる」というお悩み
通販などでつい余計なモノを買い過ぎるため、不必要なモノが山のようにあります。
断捨離をして本当に必要なモノだけに囲まれて生活したい、すっきりした生活をしたい、と切に願っておりますが、なかなか実現できません。自分に甘すぎるという自覚は十分にあります。
モノを増やし過ぎない、モノの数を管理するコツはなんでしょうか?
(58歳女性)
阿部絢子さんの回答:買い物パターン&気持ちの高揚に注意

買い物は楽しいものですよね! 心はウキウキと弾み、つい気持ちが大きくなり、財布も緩みがちになります。買い過ぎはこの気持ちの高揚が原因。後で冷静になってから「余計なモノを買い過ぎた」と反省することになるのです。
ひと言で買い物と言っても、いくつかのパターンに分けることができます。買うモノの中身や気持ちの動きに注目して、見ていきましょう。
買い物パターン1:食品や食材など、食に関する買い物
食品を買う場合、「今夜のご飯はどうしようか」など、具体的なメニューを考えながら買い物をするので、気持ちよりも品物の鮮度や価格といった現実が優先されます。
そもそも、食品を買うときには、メモ書きを持つ・冷蔵庫を確認するなど、買うモノを決めてから行くことが多いので、買い過ぎの心配はほとんどないはず。もし買い過ぎても、食品ですから料理すれば解消できます。
買い物パターン2:洗剤や化粧品など、暮らしの必需品
2つ目は、ティッシュペーパーや洗剤、シャンプーなど、日常の暮らしに即した買い物の場合です。この場合、暮らしに直結した必需品を買うという意識が強く「使用中になくなったらどうしよう」など心配が先立ち、ストック品の買い過ぎが起きるようです。
ストック品を買い過ぎる人は、必需品意識を少し変化させるために、代用品意識を働かせてみましょう。例えば、洗濯洗剤が無ければ、キッチン用洗剤をごく少なめに使用、シャンプーが無ければ、石けんを。このように「なくなっても別のモノで代用できる」と考えると、買い過ぎが防げるかもしれません。
また、ストック品については、トイレットペーパーは2パック、洗濯洗剤は3個といったように、使用頻度や収納スペースに合わせて数を決めておくのもいいでしょう。

通販での日用品の買い物は、いつも以上に気を付けて。必需品だけを買うと決めて画面に向かっても、画面に夢中になり、余計なモノにまで目移りしがち。もし目移りしそうになったら、いったん食品に目を向けましょう。食品なら、多少買い過ぎでも、いずれは消費できます。
買い物パターン3:洋服やバッグなど、心弾む買い物
そして3つ目が、洋服やバッグ、アクセサリーなど、心弾む買い物の場合です。お店・通販のいずれでも、買い過ぎを防ぐため、買う前に「本当に買う必要があるモノなのか」を必ず3回考える習慣をつけましょう。見極めるポイントは以下の3つです。
- 似たようなモノはないか
- 今、要るのか
- 絶対に必要か
3つの答えから判断して買うかどうかを決めます。

そう、心弾む買い物は高揚した心を整理するために、わざと「3回考える」わけです。気持ちが落ち着き、買い過ぎが防げるはずです。
こうして冷静に整理してみると、注意すべき買い物パターンやそのときの自分の気持ちが理解できます。いつも「余計なモノを買い過ぎる」という人は、買い物の前に一度立ち止まって考える習慣をつけましょう。
構成=竹下沙弥香(ハルメクWEB)
※この記事は2021年4月の記事を再編集して掲載しています。
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