ハルメク元編集長が直面!50代女性のアルバイト事情
2019.09.212024年02月15日
50代女性の仕事事情特集(5)
50代からの職探しは、自身のスキルと体力に相談を
ハルメクの元編集長・矢部万紀子さんが、50代でリタイアし、まったく経験のない仕事に体当たり。退職後、憧れていたパン屋でアルバイトを始めた矢部さん。あまりにも多い仕事量と難易度の高さに疲れ果ててしまい……。
アルバイト4日目にして休みを取る
第1回「ハルメク元編集長が直面!50代女性のアルバイト事情」を読む
4日のアルバイトを終え、実家の家事手伝いをし、くたびれて眠った翌朝、日曜日でした。めまいで目が覚めたのです。グルグルに天井が回っていました。経験したことのない激しいめまいでした。
疲れているから、もうちょっと寝たら治るのではと思い、また目をつぶりました。ウツラウツラとして、再び目を覚ました時もグルグルは続いていました。
夫から「会社を辞めて時間が経っていないのに、無理をするからだ」と言われました。そうかもしれないなあ、と思いました。その日は寝ながら、「次の木曜にバイトに行けるかなあ」とばかり考えていました。
翌日の月曜日、前日ほどではないけれどまだめまいがしたので、近所の内科に行きました。「疲労とストレスでしょう」と言われ、薬を処方されました。
その日のうちにだいぶよくなりましたが、気持ちは晴れません。ベーグルをちゃんとひっくり返せる日は来るだろうか、仮にそういう日が来るとしても、また疲れてめまいがするのじゃないだろうか。辞めたほうがよいかも、という気持ちが湧いたのです。その一方で、たった4日で辞めるなんて無責任だとも思いました。
悩んだ末に出した結論は……
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