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更新日:2024年05月26日 公開日:2021年08月17日
50代からの夫婦関係、見つめ直して幸せ老後に#7
50代からの夫婦関係を考える特集第7回目は引き続き、精神科医・名越康文さんに心理学の観点から、「向き合えない」夫婦の問題を解決する方法を伺います。名越さんいわく「夫婦の問題はタスクを見直せば、たいていうまくいく」のだそう。
相手に関心を持ってほしいなら、まず自分から相手に関心を持つことが大切、ということを前回教えていただきました。しかし、この、目の前に横たわっているさまざまな問題はどうしたらいいのでしょう。
不満を抱いている部分を解決に導きたいけれど、一体どうしたら? 名越さんによれば「一つの考え方として、人間関係を次の3つのタスクで考えてみる、という方法がある」とのこと。
「『愛情が冷めたのでは?』『夫婦間がうまくいかない』 これらの問題をラブ・タスクだと捉えると、なかなかうまくいきません。というのもラブつまり愛といっても人間は決して無償の愛、といった神様や仏様のようなレベルで愛を捉えているわけではないからです。それが正しいとどこかで知ってはいても、やはり自己愛やエゴイズムが顔を出してしまうのが人間の普通のレベルなのではないでしょうか。ですからラブ・タスクで物事を捉えすぎると、怒りや妬みや憎しみといったネガティブな感情が生まれることが常なんです。
ところがそれをワークタスクの問題としてとらえてみると案外うまく行く。家族の毎日生活を実質的に支えているのがワークタスクなんです。互いにわだかまりがあって夫婦関係がうまくいかない理由も、実はワークタスクに課題がある。だからここから見直してみることなんです。
家庭の中の問題の大半は具体的に書き出してみると、ワークタスク(仕事や用事)であることがわかります。例えば家事の分担も、介護もお墓も家のリフォームも、これらはみんなワークタスクです。
夫婦で共有している課題を一つずつ解決する。タスクの不均衡が不満なら、バランスをとるように話し合って少しずつでも改善をする。ワークタスクの問題が解決すれば、相手への感情もかなり落ち着いてきて整理されて、ラブタスクも整いやすいんです」
ワークタスクの相談をするときには「なるべく具体的に」がコツだとか。...
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