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- 【難読漢字】蜩、蜻蛉、蝗…秋を連想する虫の名前
「蜩」「蜻蛉」「蟋蟀」「蝗」…どう読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!ヒントは虫の名前。今回は、秋を連想させる虫の難読漢字をご紹介します。
【蜩】朝と夕に「カナカナ……」と鳴きます
以前、夏の虫をご紹介しましたが、今回は秋の虫です。
最初にご紹介するのはこちらの漢字。
「蜩」
魚へんであれば「鯛」となり、おなじみのタイですが、虫へんになるとどう読むでしょうか。「蜩」の意味を『広辞苑』で見てみると
セミ科の一種
夏から秋にかけ、夜明けや日暮に、高く美しい声で「かなかな」と鳴く
と書かれています。「カナカナ」がヒントですね。
正解はこちら!
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「ひぐらし」
「秋蜩」「日暮」とも書き、秋の季語としてもよく使われます。
【蜻蛉】子どもたちが虫取り網で追いかけるアノ虫
続いてはこちら。
「蜻蛉」
夏の終わりから秋にかけてよく見かけるようになる「蜻蛉」。『広辞苑』で見てみると……
腹部は細長く、円筒状
細長い透明な2対の翅(はね)は非常に強くよく飛ぶ
幼虫は「やご」といい、水中に生活
という意味になっています。「やご」でわかりますね。
正解は……
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「とんぼ」
「かげろう」とも読みます。藤原道綱の母の自叙伝的な日記「蜻蛉日記」が有名ですね。
【蟋蟀】「コロコロ……」という鳴き声で表現される身近な虫
3つ目はちょっと複雑な漢字です。
「蟋蟀」
古くから秋の虫としてなじみのあった「蟋蟀」。『広辞苑』によると……
体はおもに黒褐色
草地などに多く、雄は夏から秋にかけて鳴く
正解はこちら!
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「こおろぎ」
古くは、秋鳴く虫の総称であり、「きりぎりす」とも言われていたことから「蟋蟀」と書いて「きりぎりす」とも読みます。
【蝗】「稲子」とも書き、食用としても……
最後はこちら。
「蝗」
虫へんに「皇」と書き、まるで君主をイメージさせるような漢字ですね。稲を食べる害虫として扱われることが多い「蝗」。今でも佃煮などで食用としている地域もあります。「稲子」とも書くのですが、これがヒントになりますね。
正解はこちら!
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「いなご」
飛ぶ蝗と書いて「飛蝗」では「バッタ」と読みます。合わせて覚えておきたいですね。
2021年は8月7日が立秋。暦の上では秋のきざしを感じはじめる日とされています。現実はまだまだ暑い日が続きますが、二十四節気で季節の移ろいを感じたいですね。
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