読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】蜩、蜻蛉、蝗…秋を連想する虫の名前

公開日:2021/08/14

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「蜩」「蜻蛉」「蟋蟀」「蝗」…どう読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!ヒントは虫の名前。今回は、秋を連想させる虫の難読漢字をご紹介します。

蜩

【蜩】朝と夕に「カナカナ……」と鳴きます

以前、夏の虫をご紹介しましたが、今回は秋の虫です。

最初にご紹介するのはこちらの漢字。

「蜩」

蜩

魚へんであれば「鯛」となり、おなじみのタイですが、虫へんになるとどう読むでしょうか。「蜩」の意味を『広辞苑』で見てみると

セミ科の一種

夏から秋にかけ、夜明けや日暮に、高く美しい声で「かなかな」と鳴く

と書かれています。「カナカナ」がヒントですね。

正解はこちら!

「ひぐらし」

ひぐらし

「秋蜩」「日暮」とも書き、秋の季語としてもよく使われます。

 

【蜻蛉】子どもたちが虫取り網で追いかけるアノ虫

続いてはこちら。

「蜻蛉」

蜻蛉

夏の終わりから秋にかけてよく見かけるようになる「蜻蛉」。『広辞苑』で見てみると……

腹部は細長く、円筒状

細長い透明な2対の翅(はね)は非常に強くよく飛ぶ

幼虫は「やご」といい、水中に生活

という意味になっています。「やご」でわかりますね。

正解は……

「とんぼ」

とんぼ

「かげろう」とも読みます。藤原道綱の母の自叙伝的な日記「蜻蛉日記」が有名ですね。

 

【蟋蟀】「コロコロ……」という鳴き声で表現される身近な虫

3つ目はちょっと複雑な漢字です。

「蟋蟀」

蟋蟀

古くから秋の虫としてなじみのあった「蟋蟀」。『広辞苑』によると……

体はおもに黒褐色

草地などに多く、雄は夏から秋にかけて鳴く

正解はこちら!

「こおろぎ」

こおろぎ

古くは、秋鳴く虫の総称であり、「きりぎりす」とも言われていたことから「蟋蟀」と書いて「きりぎりす」とも読みます。

 

【蝗】「稲子」とも書き、食用としても……

最後はこちら。

「蝗」

蝗

虫へんに「皇」と書き、まるで君主をイメージさせるような漢字ですね。稲を食べる害虫として扱われることが多い「蝗」。今でも佃煮などで食用としている地域もあります。「稲子」とも書くのですが、これがヒントになりますね。

正解はこちら!

「いなご」

いなご

飛ぶ蝗と書いて「飛蝗」では「バッタ」と読みます。合わせて覚えておきたいですね。


2021年は8月7日が立秋。暦の上では秋のきざしを感じはじめる日とされています。現実はまだまだ暑い日が続きますが、二十四節気で季節の移ろいを感じたいですね。
 

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古田綾子

出版社、IT企業勤務を経て、2015年よりフリーランスの編集・ライターとして独立。 雑誌やwebメディアの ディレクション 、取材・執筆など、興味の赴くままに健康・美容・暮らし・教育・住まいなどのジャンルで活動中。三重生まれ、神奈川在住。2男児の母。現在、お金の勉強中。  

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