無駄な労力も撲滅!本当に効果がある節約の心得3か条
2024.01.282020年12月14日
知識が身に付く!大人の雑学クイズ・4
【大人の雑学クイズ】国民年金はいくらもらえる?
50代以上の女性が知っておきたい知識を、クイズ形式でご紹介する連載コーナー「知識が身に付く!大人の雑学クイズ」。今回のテーマは、年金についてです。老後の生活についてイメージできていますか?
年金が支給されるのは2か月に1回
年金生活はまだ先で自分には関係ない、と思っていませんか? 年金生活に入ると、現役時代とはお金の使い方を変える必要があります。自分の将来のことをイメージするには、まずは年金生活をもらうときの基本情報を覚えてきましょう。
公的年金の支給日は偶数月の15日、つまり2か月に1回の支給となり、支払い月の前2か月分が支給されます。
年金はいくらもらえる?
公的年金は、保険料を納付した期間や「国民年金」「厚生年金」と年金の種類によって、受給できる金額が異なります。ご自身の受給予定金額は、ねんきん定期便を確認してみましょう。
では、一般的に受け取っている金額はいくらでしょうか。厚生労働省が発表した「平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」を見てみましょう。
すべての国民が対象となる「国民年金」で、40年間の満額を納付した場合は、年間78万1700円(※令和2年4月分からの老齢基礎年金の年間総額)を受け取ることができます。
25年以上加入していた方の場合、老齢年金の平均受給額(月額)は、
- 平成28年度 5万5373円
- 平成29年度 5万5518円
- 平成30年度 5万5708円
つまり、クイズの正解は、(1)5万5708円でした。
ちなみに厚生年金を受け取る人の場合の平均受給額(月額)
- 平成28年度 14万5638円
- 平成29年度 14万4903円
- 平成30年度 14万3761円
毎月約14万円程度は受け取っている、ということですね。
年金の赤字額は?
総務省の2017年家計調査報告によると、年金で暮らしている夫婦の平均的な収入は251万円。支出は316万円。なんと、家計収支は、年間65万円の赤字になっています。
現役時代は、月々の収支がマイナスでもボーナスで補填できていた人もいるかもしれません。しかし毎月の収入が限られる年金生活では、上手に貯蓄を取り崩していくことがポイントになります。年金生活に入るときは、家計管理の見直しをはじめ銀行口座の整理も考えてみるといでしょう。
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