【難読漢字】画数多いっ!齷齪、矍鑠、顰蹙の読み方
2024.09.282020年06月27日
読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ
【難読漢字】「天晴」ってどんな天気? 霖、俄雨は?
「天晴」「 霖」「俄雨」……何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!雨の多い季節は、たまの晴れが待ち遠しいですよね。今回は天気にまつわる難読漢字をご紹介します。
【天晴】天が晴れると書いてどう読む?
最初にご紹介するのはこちら。
「天晴」
感動したり、ほめたたえたりするとき「みごとだ!」「感心だ!」という気持ちを込めて言う言葉。
「敵ながら天晴だ」といった使い方になります。
わかりましたか?正解は……
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「あっぱれ」
「天晴」は当て字です。ちょっと見慣れない漢字ですが「遖」とも書きますよ。
【霖】長く降り続く雨という意味です
続いてはこちら。
「霖」
「長く降り続く雨」という意味で、まさに梅雨のイメージにはぴったりな漢字です。
正解は……
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「ながめ」
または「ながあめ」と読みます。
同じ意味・同じ読みで、もっと簡単に「長雨」と書いてもOK。ちなみに、霖+雨で「霖雨」と書くと「りんう」と読みます。
【俄雨】俄+雨は、どんな雨でしょうか?
続いてはこちら。
「俄雨」
突然降り出してきて、すぐにやんでしまう雨のことを「俄雨」といいます。天気予報でもよく聞く言葉なのですが、なんと読むでしょうか。
正解は……
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「にわかあめ」
俄は「ガ」とも読み、「俄然」(がぜん)などはよく使うのではないでしょうか。「俄然やる気がわいてきた!」など、馴染みがあるかもしれません。
【南風】「みなみかぜ」じゃない意外な読み方は?
最後にご紹介するのは、風にまつわる漢字です。
「南風」
素直に「みなみかぜ」「なんぷう」と読んでも間違いではないのですが、実は意外な読み方がもうひとつあります。
意味はストレートに「南から吹く風」で、正解は……
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「はえ」
主に西日本で使われる言葉で、南から断続的に吹くあまり 強くない風の呼び名です。
ちなみに、春に東から吹く風という意味の「東風」は「こち」と読みますよ。
初夏の気持ちいい風を感じたら、それは「薫風」。「くんぷう」です。
雨から風まで、今回は天気や季節にまつわる漢字をご紹介しました。四季とともに暮らしてきた日本の豊かな文化を垣間みることができたのではないでしょうか。ほかにも、和歌や季語として古くから使われてきた漢字はたくさんあります。ぜひ探してみてくださいね。
文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB)
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