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- 太もも筋力回復作戦と、テーブルが華やぐ料理のコツ
この半年余り、テレワークが多くなった編集部。と、編集部員・岡島の体に異変が……。そう、筋力低下です。一念発起で講じた対策とは何か?また、食卓がパッとおしゃれになる料理のコツとレシピもご紹介します。
トイレまで片道10歩……運動不足と筋力低下を実感
春以来、一進一退を繰り返しているコロナ禍ですが、その間に私は……筋力が衰えました。いえ、衰えさせてしまいました。
雑誌「ハルメク」2020年11月号の連載「きくち体操」で菊池和子先生が「編集スタッフのももが以前に比べて細く弱っているのに気が付きました」と書いておられるのですが、その「編集スタッフ」とは私です。
現在、編集部はリモートワークが推奨されており、下手をすると一日家から一歩も出ないこともあります。なるべく体を動かすように努めていたつもりでしたが、毎日出勤していた頃に比べれば圧倒的に運動量が落ちていました。
菊池先生への取材もリモートで行ったのですが、さすが先生です。画面越しでも的確にこちらの体の状況を把握され、見事に体の衰えを指摘されたというわけです。
なにしろ、長座(両脚を伸ばしてひざの裏を床につけるようにして座る)が満足にできなかったのです。ひざは伸びないし、背すじをしっかり伸ばせない。スクワットの姿勢を取ることももちろんできませんでした。
きくち体操のスクワットは、足をできるだけ広めに開いて立ち、つま先を少し外に向けます。そして、お尻の筋肉を寄せつつゆっくりひざを下ろします。その状態をできるだけキープするわけですが……5秒と持ちませんでした。
怖いと思いました。自分では、割とちゃんと体を動かしている方だ、と思い込んでいて、そこまで衰えているなんて気付きもしていなかったのですから。
11月号の「きくち体操」、ぜひ毎日やってみてください。私もいつにも増して本気で(←いつもは本気ではないの?と菊池先生に怒られそうですが)取り組み、3週間が経過。我ながら、ももとお尻の筋肉がしっかりしてきました。
娘には「ちょっと前までは空気が抜けたボールみたいだったねー。今はけっこう空気が入ってきてるよ」と言われております。
サラダには紫色を、盛り付けるなら黒い皿に
コロナ禍の間に変わったことといえば、もう一つ。以前より外食する機会が減ったということです。とはいえ外食産業は応援したいので、テイクアウトで買ってきて、家で食べるということが増えました。
そんなとき、メイン料理は注文しますが、サラダは頼んだことがありません。サラダは家でも作れちゃう、と思うからでしょうね。
でも普通にトマトやキュウリを切るだけでは、テイクアウトのお料理と釣り合わない? と思っていたら、料理研究家の小田真規子さんに素敵なアイデアを教えていただきました。
それは「紫色の野菜を投入するだけで、いつものサラダが格段に上等に見えるのよ」というアイデア。トップにある写真はレシピ通りに小田さんが作ってくださったものですが、我が家にはタマネギ嫌い(かなり深刻な)な大人がいるため、レシピをかなり変更して作ってみました。紫タマネギは紫キャベツに、水菜も特売だったレタスに変更です。
黒っぽいお皿によそうと、さらに引き立って見えるとのことだったのですが、我が家には白いお皿しかなかったので、白いお皿の紫野菜のサラダです。レシピもご紹介しますので、みなさまもお試しください。
紫野菜の入ったしゃぶしゃぶサラダ
【材料】2人分
- 豚しゃぶしゃぶ用肉……200g
- 紫玉ネギ……1/2個
- 水菜……50g
- わかめ(乾燥)……小さじ2
- トマト……1/2個(100g)
〈醤油ドレッシング用〉
- 醤油……大さじ1
- 酢……小さじ2
- 砂糖……小さじ1/2
- 練り辛子……小さじ1/4
- サラダ油……大さじ1
【作り方】
- 鍋に1Lの熱湯を沸かし、1カップの水を入れ、火を止める。
- 豚肉を広げ入れ、箸でゆらゆらとゆらし1分置く。
- 豚肉をざるに上げて水気を切る。
- わかめは水に5分浸けて戻し、水気を切る。水菜は4cm長さに切り、紫玉ネギは薄切りにする。トマトは1.5cm角に切る。
- ドレッシングは材料を合わせてよく混ぜる。
- ボウルに3と4を合わせ、半分量の5をからめて器に盛り、残りをかける。
ドレッシングの半分を先にからめておく、というのがミソだなあと思いました。肉にも野菜にも下味がしっかり付いて、最後のひとかけらまで味が薄まることなくおいしくいただけました。タマネギが苦手な場合は、紫キャベツもいいですね!
ハルメク11月号では、ちょっと知っておくと、いつもよりもおいしくなる「料理のコツ」をたくさんご紹介しています。こちらも併せてご覧ください!
※雑誌「ハルメク」は、書店では販売していない年間定期購読誌です。インターネットからの11月号のお申込みは、10月6日からです。
現在発売号の立ち読み、11月号の予告・お申し込みは、雑誌「ハルメク」のサイトから。
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