知らないと損!美容の豆知識#13

その顔くすみ、冷房が原因かも!?お手入れ方法3選

公開日:2024.10.02

夏に受けたダメージ、実は紫外線だけじゃない!見落としがちな「冷房」による肌ダメージ、意外にも大きいかもしれません。今回は、「冷房くすみ」を解決するお手入れ方法をご紹介します。

顔色がどんよりして見える…それ「冷房」が原因かも

Ushico / PIXTA

紫外線によるダメージといえば、シミ、しわ、たるみ、乾燥、肌あれ…挙げ始めるとキリがないほどあらゆる肌トラブルに直結します。そのため、夏〜秋のスキンケアは、紫外線ダメージに特化したものを!と、多くの方が口を揃えるでしょう。

ただ、この時期気を付けてほしいのは紫外線ダメージのみではありません。実は「冷房」による肌ダメージも深刻なんです。冷気による乾燥、バリア機能の低下により肌全体がくすんで見えてしまっているの、気付いてますか?

実はこの肌のくすみ、気付いていない方が多いようです。「くすんでる肌」とはどういう状態なのか?それはくすみ肌はキメが整っておらず、光が均一に当たらず肌全体が黄黒く(もしくは茶黒く)見える状態を指します。

あなたのお肌はどうですか? なんだか、どよんと暗い印象を感じませんか?

さらに「冷房ダメージ」は、肌だけにとどまらず、体全体にも影響を及ぼします。そろそろ冷房がいらない季節に突入しますが、油断は禁物。猛暑の時期に受けた冷房の影響は、今のうちにしっかりケアしましょう。

「冷房くすみ」の対策のポイントは、

  1. 肌も全身も温めることが大事
  2. トレンドの「巡りケア」を取り入れるべし 
  3. 日中の乾燥対策も怠らない 

猛暑の季節は難しいですが、そろそろ温活を取り入れてもいいでしょう。

また、日中の乾燥対策も1年を通して怠ってはなりません。夏は日中汗をかくから……と保湿を怠っていると、水分と油分のバランスも崩れてしまいますし、冷房による乾燥ダメージがじわじわと進行してしまいます。乾燥によるくすみだけでなく、乾燥小ジワ、さらに発展すると深いシワにまで到達してしまいます。

冷房による乾燥、侮るなかれ。後半では、「冷房くすみ」の対策方法を具体的にご紹介します!

美肌の大敵「冷房くすみ」対策方法とは?

1.入浴は基本!温活グッズで体の芯から温める

まずは基本、「冷えたら温める」。これを日々の習慣にしましょう。体を芯から温める方法はさまざまあります。

朝は白湯を飲む。朝の段階で体を温めておき、日中の冷えから守りましょう。

そして入浴。ぬるめのお湯に20分ほどゆっくり浸かり、じんわり全身を温めていきます。入浴剤があるとさらに入浴も楽しくなりますし、よりリラックスもできるでしょう。

暑い季節は湯船に浸かるのが億劫になりますが、シャワーだけでは冷えは改善できません。美容のためだと思って、毎日の入浴を心掛けましょう。

また、日中家の中やオフィスにいる時間が長い方は冷房の風が直撃し、寒さを感じる方も多いでしょう。薄手のカーディガン(UVカット効果のあるカーディガンも数多く揃っているので、紫外線対策もできて一石二鳥です)、ストールやアームウォーマーなどを準備しておくと便利です。

自分のライフスタイルに合わせて日中の冷え対策も怠らないようにしましょう。全身の冷えが改善することで、冷房くすみからも解放されるでしょう。

2.「炭酸アイテム」を取り入れ巡りケアを投入 

今話題となっているのが「炭酸コスメ」。シュワシュワと肌の上で優しく弾ける感覚が心地よく、クセになるアイテムでもあります。

スペシャルケアとして、2剤を混ぜて作る、塗る炭酸パックが有名でしょう。シートパック同様、数分放置します。炭酸ガスの効果で肌の巡りがよくなり、くすみがパッと晴れたような明るい印象の肌に! 毎日使わなくてもいいアイテムなので、リラックスしたいときに使うのもいいでしょう。

毎日使いなら、炭酸(炭酸ガス)泡で出てくる洗顔料もあります。泡立てる手間もないですし、巡りケアと洗顔の効果で毛穴の汚れまでお手入れできます。毎日手軽に炭酸ケアを取り入れたい!という方は、要チェックです。

ちなみに筆者は写真にもある「エスト AC ピュリファイ マッサージウォッシュ」を長年愛用しています。

3.ミストや保湿バームなど、持ち運びに便利な乾燥対策コスメを揃えておく 

朝と夜のお手入れ方法はマスターしましたね。さて、肝心なのは日中のくすみ対策です。くすみに直結するのはズバリ「乾燥」。冷房に当たる機会が多い方は、肌の乾燥対策コスメを揃えておきましょう。

おすすめは「フェイスミスト」。さまざまな種類のミストがありますが、持ち運ぶならプラスチック製の軽くて持ち運びやすいミストを選ぶといいでしょう。

さらに、水溶性成分だけでなく油性成分が入った「2層式タイプ」のミストがおすすめです。化粧水成分しか入っていないミストはすぐに水分が逃げていきますが、オイル成分も入ったミストは潤いを長くキープできます。

筆者は写真の「d プログラム アレルバリアミスト」を愛用しています。

また、メイクの上から使える「保湿バーム」もおすすめです。バーム状に固まった美容液スティックで、メイクをしている上から使えるものも多いです。このバームのメリットは、メイク直しも同時に行えること。

特に目まわりの乾燥が気になるときにはバームをひと塗りし、なじませた後軽くパウダーファンデーションをサッと重ねれば、あっという間にきれいな仕上がりが叶います。暗くくすんだ目まわりも、潤いがプラスされるといきいきとした印象に見せることができます。

筆者は写真の「イプサ ザ・タイムR デイエッセンススティックe」を長年愛用しています。

 

「冷房くすみ」に効果的なのは、温めること、潤いを保つこと。どんより暗い肌は、日々のケアでパッと明るい肌へ導くことができます。ぜひこの記事を参考に、くすみ対策も普段のお手入れとして取り入れてみましょう!

写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)

ハルメク365編集部

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