50代からの美髪ケア&若見えスタイリング
2024.12.162024年07月10日
知らないと損!美容の豆知識#5
髪、1日何回梳かしてる?若見え美髪の秘訣とは
突然ですが、1日に何回髪を梳かしていますか?朝のスタイリング時と夜のドライヤー前の2回?それとも朝だけ?正しいタイミング&回数で髪を梳かせば、ハリツヤ髪も夢じゃない!その方法、ハルメク365編集部イチの美容マニアが、プロに聞いてきました。
ブラッシングは「髪の絡まりをほどく」だけじゃない
「ブラッシングと聞くと、ヘアスタイルを整えたり、髪の絡まりをほどいたりするイメージがある方も多いかもしれません。だけど実はその他にも、(1)髪や頭皮に付着した汚れを落とす役割、(2)キューティクルを整える役割、(3)頭皮の血行を促進する役割、があるのです」
と、イギリス生まれのヘアケアブラシ「タングルティーザー」のPRで、日本毛髪科学協会 毛髪診断士の角折美由紀さんは話します。
ゆえに、スタリング前に髪の毛を整えるのみでなく、以下のタイミングでブラッシングをしてあげると、誰でも美髪に近づけるのです。
髪、いつ何回梳かしてる?美髪のためには1日3~4回
一般的にブラッシングの回数は1日3〜4回、1回あたり1~2分程度が適切と言われています。
回数が少なすぎると効果が少なく、多すぎると摩擦によるダメージが生じます。
朝、日中、夜、就寝前で期待できるブラッシングの効果は下記の通りです。
1.朝のブラッシング
- 寝癖を直す、ヘアセット
- 頭皮の血行促進(自律神経を整える、お顔を引き上げる)
朝、時間に余裕があるときや大切なお出掛けの前は、じっくり優しく頭皮を刺激するようにブラッシングしてあげると、お顔のトーンアップやリフトアップが期待できます。
2.日中のブラッシング
- 風で絡まった髪を直す
- 雨などでうねった髪を整える
- 冷房などで冷えた頭皮を程よく刺激
スタイリングの崩れを整えるのはもちろん、デスクワークの多い方は、午後の眠気覚ましに頭皮を刺激してあげるのもおすすめ!こめかみや耳の下のツボ押しをしてあげると、スッキリ目が覚めます。
3.バスタイム
- シャンプー前に髪と頭皮の汚れを浮かせる
- トリートメントをなじませる
- ドライヤー前に髪を整え、速くキレイに乾かす
- ドライヤー後にキューティクルを整える
シャンプー前のブラッシングで事前に汚れをオフすることで、シャンプーの泡立ちがアップし、シャンプーの使用量が減るので、髪だけでなくお財布にも環境にも優しい裏技です。
またトリートメントをなじませたり、ドライヤー前に余分な水気を落としたりと、バスタイムはブラッシングが大活躍。
4.就寝前
- 寝癖予防や摩擦軽減
- リラックス効果で良い入眠に繋がる
眠る前にキューティクルを整えるひと手間が、翌朝のセット時間を短縮してくれます。眠りの質を高めたい方にもおすすめです。
おまけ:「汚ブラシ」使いは逆効果!適宜買い替えを
ちなみに……どんなに適切なタイミングでブラッシングをしたとしても、劣化したブラシを使っていては髪や頭皮に影響を与えたり、ブラッシングの効果が半減したりしてしまいます。
プラスチック製のヘアラブシの場合
- 「最近、ブラッシングがしづらいな」と感じる
- ブラシの先端が白くなり、丸い形状から変形がみられる
- ブラシ1本1本がゆがんだり、折れ曲がっている
- 根元に付着した汚れが落ちない
等の場合は、買い替えのサインかも。
写真左のように、ブラシが広がってきたら、迷わず新しいブラシに買い替えましょう!
ヘアサロンに頻繁に通ったり、高額なトリートメントを使ったりしなくても、毎日のブラッシング次第で「髪美人」にはなれるので、今日からぜひ、試してみてください。
ブラシの洗い方はこちらの記事で紹介中!>>
ヘアブラシを洗う頻度って?お手入れ方法も!
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取材・文=橘美波(ハルメク365編集部)