公開日:2021/01/24
更新日:2021/03/25
ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さん(51歳)が、ずぼらな性格ゆえに生み出した暮らしの知恵をお伝えします。今回は、「がんづき」という、簡単に手作りできるお菓子の作り方を教えてくれました。作り方も写真付きでわかりやすいですよ!
カフェ好きな私ですが、2度目の緊急事態宣言が発令され、今はなかなかカフェに行くことができません。
カフェに行く代わりに、家でお気に入りのコーヒーをハンドドリップで丁寧に淹れることを楽しんでいます。
コーヒータイムが増えると、なんだか口寂しくなり、ついついおやつに手が伸びて、完食をすることが習慣になってしまいました。
時間があるときは気分転換にもなるので、簡単にできるおやつをたまに作ります(自分で作れば、市販のおやつよりは罪悪感も減る気がする……)
見かけは茶色くて地味。。でもたまに食べたくなる素朴でほっとするおやつ「がんづき」をご紹介します。
がんづきとは、東北地方で農作業の合間に食べられていた蒸しパンのこと。
満月の下を飛ぶ雁の群れが名前の由来だそうで、まぁるい蒸しパンを満月に、ゴマを雁に見立てた郷土菓子です。
がんづきを作ろうと思ったきっかけは、7〜8年前。。雑誌にがんづきの紹介があり、レシピが載っていました。
がんづきは、東北の各家庭で入れる食材も味もそれぞれ微妙に違うらしいです。
材料を混ぜて蒸し器に入れるだけの簡単レシピです。
1 蒸し器にクッキングシートをセットして、弱火にかけておく。
2 薄力粉と重曹を合わせてふるいにかける。
3 別のボウルに卵と黒糖を入れ、よく混ぜる。
4 はちみつ、油、醤油、牛乳を順番に入れ、その都度よく混ぜる。
5 2と4を合わせて、よく混ぜる。
6 5にお酢を加えて、なるべく泡をつぶさないようにやさしく手早く混ぜる。
段々と膨らんできます。
7 温めておいた蒸し器に、6を手早く流し入れる。
8 7に好きなだけごまをかける。本当は黒ごまですが、無かったので白ごまをたっぷりと。雁じゃなくて別の鳥になりました。
9 ふたをし、強火で10分→中火20分蒸す。
10 出来上がり。
基本のレシピに、サツマイモを入れてみたり、黒糖をきび砂糖に変えたり、牛乳を豆乳にしてみたりと、アレンジもしやすく、どこのご家庭にもありそうな材料で簡単に作れるので、おうち時間におすすめ。
私の世代の方ならきっとわかる、どこか懐かしい味に癒やされますよ。
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