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公開日:2025年04月01日
老眼が始まる40代くらいから、耳にすることが増える「遠近両用眼鏡」。でも、その種類や、どんな人におすすめなのかは、よくわからないという人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、遠近両用眼鏡のメリットや種類、注意点などをまとめて解説します。
遠近両用眼鏡とは、1枚のレンズの中に「遠くを見えやすくする部分」と「近くを見えやすくする部分」がある眼鏡のこと。1本の眼鏡で遠くも近くも見えやすくなるので、「遠くを見えやすくする眼鏡と老眼鏡」など、眼鏡を2本用意する必要がなくなります。
そんな遠近両用眼鏡には、「二重焦点レンズ」と「累進レンズ」の2種類があります。
「二重焦点レンズ」とは、1枚のレンズの中で、遠くを見るための度数と、近くを見るための度数がはっきりと分かれているのが特徴。遠くを見るためのレンズに、近くを見るためのレンズが小窓のように付いているイメージです。
度数がはっきりと分かれていることで、ものが歪んで見えたり、ボケて見えるといったことはほとんどありません。ただし、度数の境目が外から見てもわかりやすいため、「遠近両用眼鏡をかけている」と、一見してわかりやすい側面があります。
一方で「累進レンズ」は、レンズの上部から下部にかけて、遠くを見る度数~近くを見る度数が緩やかに変化していく設計になっているので、度数の境目がわかりにくいのが特徴。遠近両用眼鏡をかけていると見た目にわかりにくいため、最近はこちらのタイプが主流となり、一般的な「遠近両用眼鏡」はこの累進レンズタイプが使用されています。(以下遠近両用眼鏡)
ただし、視線の動かし方に慣れるまでは、近くを見るときに歪みが気になったり、見えにくいと感じる人もいます。
普段眼鏡をかけている人が老眼になると、「老眼鏡を別で持ち歩くのが面倒」という悩みが出てきます。
その点、遠近両用眼鏡なら、1本の眼鏡で近くから遠くまですべての距離が見えるので、眼鏡をかけ外しする手間もなくなります。
一方で、遠近両用眼鏡には、覚えておきたい注意点もあります。それは、「見え方に慣れる必要がある」こと。
2つ以上の度数が1枚のレンズの中にある遠近両用眼鏡では、レンズの特性上、視線を上から下に移動させるときにレンズの歪みや揺れの部分が視界に入り、違和感を覚えることがあります。視線をレンズの焦点に合わせる、という動かし方に慣れるにつれ、こうした違和感は軽減していきますが、 慣れるまでは車や自転車の運転は控えたほうが安心。まずは日常生活で、遠近両用眼鏡の見え方のコツを掴んでいきましょう。
慣れるまでの時間は個人差があるものの、平均すると約1週間ほどです。
遠近両用眼鏡は、近くを見るための度数が強いほど歪んで見えやすいので、老眼が進んだ後だと見え方に慣れるのにより時間がかかります。老眼の症状が軽いうちから使い始めたほうが、スムーズに慣れることができます。
こうした、遠近両用眼鏡のメリット、注意点を踏まえると、遠近両用眼鏡が向いているのは次のような人です。
■普段から近視や乱視用の眼鏡をかけていて、老眼が始まっている人
見たい距離によって眼鏡をかけ替える必要がないので、老眼鏡を別で持ち歩かなくてよくなります。
■オフィスでのデスクワークが多い人
累進レンズタイプの遠近両用眼鏡なら、遠くと近くだけでなく、その中間の距離も見えやすくなります。手元の資料を読む、オフィス内を見渡す…など、近~中距離での視線移動が多いオフィスワークでも、1本の眼鏡でカバーできます。
■車や自転車の運転をする人
車内の速度計を見たり、遠くの信号や標識を見たりなど、遠近の視線の切り替えが多い運転にも、遠近両用眼鏡は役立ちます。ただし、かけ始めは違和感を覚えることもあるので、遠近両用眼鏡の見え方に慣れてから使うようにしましょう。
遠近両用眼鏡は、老眼がそれほど進んでいない状態でデビューしたほうが、スムーズに慣れることができます。普段、近視や乱視用の眼鏡をかけていて、手元が見えにくいと感じている人は、早めに眼鏡専門店で相談するのがおすすめ。
眼鏡専門店なら、遠近両用眼鏡での視線の動かし方のコツも教えてくれるので、見え方に早く慣れられそうです。
老眼用の眼鏡を使わず、無理をして手元を見ていると、目の負担が増えてしまいます。老眼は誰にでも起こる目の老化現象の一つ。「これからの見え方」とうまく付き合っていくために、遠近両用眼鏡を一度検討してみてはいかがでしょうか?
取材協力:眼鏡市場
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