骨盤底筋をしなやかに!「締める&ゆるめる」簡単トレーニング
2024.12.232024年12月23日
ゆがみを正して骨盤底筋をゆるませない!根本リセット法
実は骨盤底筋と胸のゆがみには密接な関係があります。そのため、胸をしっかり伸ばしてゆがみを正すことが、骨盤底筋を守る上で重要です。今回は、胸を開いて根本からゆがみをリセットする方法をお伝えします。
教えてくれた人:田舎中真由美(たやなか・まゆみ)さん
信州大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業。日本初の大学病院内の保険外リハビリ・コンディショニング施設、フィジオセンター・センター長を務め、1万5000人以上の腰や骨盤まわりの痛み、尿もれ、姿勢のゆがみなどを改善した。
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骨盤底筋と胸のゆがみとの関係は?
骨盤底筋と胸のゆがみとは、どんな関係があるのでしょう。
「例えば長時間座っていると、猫背になり胸が縮こまります。するとみぞおちの奥にある横隔膜がうまく働かなくなり、内臓も下方向に圧迫されるため、骨盤底筋に過剰な負荷がかかります。実際に胸椎がゆがんで背中が丸い状態(胸椎後弯)の人は、骨盤臓器脱のリスクが高いという研究結果もあります。胸をしっかり伸ばしてゆがみを正すことが、骨盤底筋を守る上で重要なのです」と話すのは、理学療法士で骨盤底筋の働きに詳しい田舎中真由美さん。
またそれには“呼吸”を使ったストレッチが有効だと言います。
「胸の筋肉を伸ばしつつ、肋骨を押し広げる意識で深く呼吸をします。すると胸の筋肉を内側からも伸ばすことができ、根本からゆがみをリセットすることにつながります」
呼吸を使って体の内側から胸を開くのがポイント!
胸を開いて大胸筋など外側の筋肉(表層筋)を伸ばしつつ、「呼吸」で胸を広げて横隔膜などの深層筋を使い、体の内側からも伸ばすのが大切です。
まずはセルフチェック!胸のゆがみの方向を確認
胸のストレッチをする前に、まず胸のゆがみの方向を確認してから取り組みましょう。
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