白髪とくせ毛を魅力に変える垢抜け術#2
スタイリングより大事!「くせ毛」をキレイに保つ“正解シャンプー”習慣
スタイリングより大事!「くせ毛」をキレイに保つ“正解シャンプー”習慣
更新日:2026年02月26日
公開日:2026年02月18日
教えてくれるのは、Yukari(ゆかり)さん
毛髪診断士・くせ毛アドバイザー。InstagramやYouTubeで「くせ毛と白髪を魅力に変える」くせ毛激変メソッドを発信中。表参道のサロン「MEY HAIR CURLYS」で実施する「くせ毛スタイリングアドバイス」、全国各地で開催する「Curly Workshop」も好評。著書に『くせ毛はこれであかぬけます』(プレジデント社)
くせ毛のコンディションを決める「シャンプー頻度」の真実
前回は、縮毛矯正や白髪染め卒業時の「不自然な移行期間」を乗り切る対策を紹介しました 。今回は、パサつくくせ毛を根本から変える「正解シャンプー習慣」をお届けします。
「くせ毛は毎日洗わなくてもOK! もっといえば、毎日洗わない方が、髪のコンディションはよくなります」
Instagramなどで私がそうメッセージすると、「そんなの不潔じゃない……?」「臭くなりそう……!」といった不安そうなコメントをいただくことがあります。
その気持ち、とてもよくわかります……! 私も、くせ毛を生かすようになるまで、「髪は毎日必ず洗わないといけないもの」と思い込んでいましたから。
それが今では、シャンプーは3日に一度が通常モード。汗をかかない冬場は、4日に一度のときもあります。それでも、臭くなることはありませんし、なんなら、毎日シャンプーしていた頃よりも髪の調子がずっとよくなりました。実際、切れ毛、枝毛とも無縁です。
これはなぜかというと、そもそもくせ毛の髪質が、直毛よりもずっと乾燥しているから。髪が乾燥しているということは、その土壌である頭皮も乾燥しているということです。だから、数日に一度のシャンプーでも、髪や頭皮はサラッとしていて、ベタベタになることはありません。
逆に、乾燥しやすいくせ毛は、毎日、洗浄力の強い泡立つシャンプーでゴシゴシ洗ってしまうと、毛穴が出してくれる天然の保湿成分が根こそぎ落とされてしまいます。これらの成分が毎日、ごっそりと落とされてしまうと、髪も頭皮もさらに乾燥して傷んでしまう……というわけです。
コンディション激変!今日から変えたい「新・洗髪習慣」3つ
ただでさえ乾燥しやすいくせ毛がさらにパサパサになってしまうと、枝毛や切れ毛など、回復できないトラブルにつながることにも。そうしたトラブルを避け、くせ毛のコンディションをよくするためにも、「おすすめしたいシャンプー習慣」を紹介しましょう。
習慣(1)洗髪は2~3日に1度
くせ毛の人は、思い切って毎日のシャンプーを2~3日に1度くらいの頻度にシフトしてみてください。私はこの頻度に変えてから、はっきり髪の調子がよくなりました。とはいえ、最初は抵抗があるかもしれないので、シャンプーを使わずに髪をお湯でよく流すだけの「湯シャン」とシャンプーを交互にする……などから始めてもいいと思います。
ただし、毎日シャンプーしていた人が、急に数日おきに一度という頻度に変えると、髪がベタついたり、頭皮がムズムズしてしまうことがあります。これは、毎日シャンプーされていた頭皮が、いつも通り皮脂を過剰に分泌してしまうため。要は、需要と供給が合っていない状態……というわけです。慣れてくれば、数日に一度のシャンプーに合わせて皮脂分泌をしてくれるようになるので、さほど心配はいりません。
もちろん無理のない範囲で行うことが大前提ですので、髪や頭皮に不快感が出たらシャンプーして良いと思いますし、少しずつ慣らしていくのが大切です。ご自身のライフスタイルやリズムに合わせてぜひ調整してみてくださいね。
習慣(2)洗浄力の優しいシャンプーを使う
シャンプーは、髪と地肌に優しいタイプを選ぶことも、くせ毛の人には強くおすすめしたいこと。具体的には、「サルフェート(硫酸系界面活性剤)」が入っていないタイプを選んでください。
サルフェートとは、主に泡立ちや洗浄力を高めるために配合されている界面活性剤の一種。製造コストが低いため、比較的安価なシャンプーに多く使われています。成分表示では、「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸トリエタノールアミン」「ラウレス硫酸アンモニウム」と表記されています。
乾燥しやすいくせ毛の場合、サルフェートが入っているタイプは洗浄力が強過ぎるため、避けたほうが無難。
ただ、洗浄力が優しいということは、落とす力には限界があるということでもあります。そのため、スタイリングに使うクリームやジェル、オイルは、髪に数日つけていても害がなく、かつ、優しい洗浄力のシャンプーでも問題なく落ちるものを選んで欲しいです。
習慣(3)2回に1度はクリームシャンプーorドライシャンプーに
優しいタイプであっても、髪への負担軽減のために、泡立つシャンプーの使用は週に1度くらいにしたいところ。そのため、私は2回に1回は泡立たない「クリームシャンプー」を使っています。
お湯で予洗いをした後、クリームシャンプーを頭皮に伸ばしてマッサージをしながら毛穴をクレンジング。髪に伸ばした後に洗い流すと、汚れはすっきり、髪はしっとり! トリートメントがいらないので、時短になるのもメリット。
また、水なしで頭皮と髪をすっきり清潔にしてくれる、ドライシャンプーを使っていた時期もありました。さらさらのパウダー状になっていて、頭皮と髪になじませながらマッサージをした後、ブラッシングするだけなので、こちらはさらに時短!
髪の水分を瞬時に吸い取る!「マイナス5分」を叶える魔法の布
くせ毛のみなさんは、ぜひ、体を拭く普通のタオルのほかに、髪に使う専用のタオルを1枚用意することをおすすめします。
というのも、キューティクルが開いた状態になった濡れ髪はとても傷みやすく、普通の綿のタオルを使うと、傷みや切れ毛の原因になりやすいから。
ではどんなタオルがよいのかというと、私のおすすめは、「マイクロファイバータオル」です。マイクロファイバータオルは、ポリエステルやナイロンなどの超極細繊維で作られていて、とても滑なめらかな素材感が特徴。髪へのあたりも優しいので、安心して髪に使うことができます。
また、吸水力も優秀なので、髪の水分をすばやく吸収してくれるのも、うれしい特徴。このマイクロファイバータオルで髪を軽く包むだけで、余分な水分が吸収されるので、髪の乾燥時間を大幅に短縮することができます。
また、コットン100%の古いTシャツをタオル代わりにするのもおすすめ。欧米諸国のくせ毛やカーリーヘアの人たちには、おなじみの習慣なんです。Tシャツは表面が滑らかで摩擦が少ないため、傷みやすいくせ毛の水分を取るアイテムとして重宝されています。
どちらを使うにしても、ゴシゴシこすらないことは大前提。髪を包んだら、カールをつくるときと同じ要領で軽くクシュクシュとスクランチングするようにして水分を吸収させてくださいね。それだけで、乾かす時間を「マイナス5分」することができますよ。
次回の記事では、大人の「くせ毛」を生かして小顔に見せるオーダー術を紹介していきます。
※本記事は、『くせ毛はこれであかぬけます』より一部抜粋して構成しています。
※髪質には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
■「白髪とくせ毛を魅力に変える垢抜け術」をもっと読む■
#1:脱・縮毛矯正&白髪染め!「移行期間」を乗り切る対策5つ
#2:スタイリングより大事!「くせ毛」 “正解シャンプー”習慣
#3:大人の「くせ毛」を活かして小顔に見せるオーダー術
もっと詳しく知りたい人は、Yukariさんの書籍をチェック!
大注目のくせ毛インフルエンサーYukariさんが、くせ毛やうねり髪をコンプレックスではなく美人髪に変えるメソッドを紹介する一冊。カットの秘訣、正しいシャンプー法、朝のセットを劇的に変えるスタイリング術まで網羅。縮毛矯正や白髪染めに頼りすぎず、大人の女性が欲しいうるツヤな束感ヘアへ導きます。




