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公開日:2025年06月10日
りさねーぜ流!50代からの不安を楽しむ暮らし方2
年々増える白髪。染めるかグレイヘアを目指すか迷いますよね。本記事では、りさねーぜさんの著書『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』より一部抜粋し、違和感なく「グレイヘア」移行する方法と「年相応の美しさ」についてお話しします。
50代からの不安を楽しむ「暮らしのコツ」を紹介する連載。前回の記事では、「若さへの執着の捨て方と、今の自分に似合う服を見つけるコツ」をお届けしました。
今回は「グレイヘア」の始め方と、「無理をしない年相応の美しさへの気付き」について綴ります。
北海道札幌市の一戸建てで、愛猫2匹、愛犬1匹とともに生活する独身50代。22歳から勤めた会社を56 歳で早期退職し、新たな働き方で生きていくことを決意。インスタグラム総フォロワー数10万人の経験を生かし、フリーランスとしてSNSビジネスのサポートなどに取り組む。Instagram アカウントは暮らし(@risa_hitorinokodate)、働き方・稼ぎ方(@ risa_consul)、おしゃれ(@risa_neze)の3つ。
私がグレイヘアにしたのは50歳のときです。もともと白髪の出やすい体質なので、30代からちらほら出始めた白髪を染めて隠していました。当時、多くの人がそうであったように、私も白髪は染めるものだと思っていましたし、女性は若く見えることに価値があると信じて疑いませんでした。
これって一種の呪いですよね。当時の日本の若さ至上主義の風潮に、すっかり洗脳されていたんだと思います。
そのせいで、20代から30代、30代から40代と、どんどん若さを失い老いていくことに恐怖すら感じていて、白髪やシミ、シワ、体型のくずれといった老化を、なんとか食い止めて若く見せようと必死に頑張っていました。
しかし、私が40代後半になると白髪の量も増えてきて、美容室でちゃんと染めていても、2週間も経てば生え際が白くなるようになってきたんです。だから、白髪隠し用の黒いファンデーションのようなもので生え際を黒く塗って隠していました。
そのとき、ふと思ったんですよね。これ、いったいいつまで続けるんだろうって……...。
60歳まで? だとしてもまだ10年以上もある。それに、70代の母親も、いまだに真っ黒に染め続けている。そして、その真っ黒に染まった髪と70代相応の顔のバランスが、私にはとても美しいとは思えなかったのです……。
「もう、白髪を染めるのをやめようかな……」。そう思い始めたものの、すぐには実行できませんでした。
「今までずっと染め続けてきたのに、急に白髪になったら周りの人たちはどう思うだろう?」と不安になったのです。
「やっぱり白髪頭になったら老けて見えるよね?」
「おばあちゃんに見えちゃうかな?」
「老けて見えない白髪スタイルなんてあるのかな?」
そう思って、白髪ヘアの女性がいないか、ネットでものすごく検索しました。
その頃に、テレビで近藤サトさんを見かけたんです。最初は驚きました。「え、白髪のままテレビに出ていいの?」というのが私の率直な感想。
でも、驚いたのは単に見慣れなかったからだと気付きました。しばらく見ているうちに違和感はなくなり、おかしいのは「白髪は染めて隠すべきもの」と思い込んでいた私の偏った価値観だとハッとしました。
そもそも白髪を隠さなきゃいけない理由なんて、何もない。
それでもやっぱりグレイヘアにすると、老けて見られることはあるだろうと思います。だけど、そうだとして何か不都合があるだろうかとも考えたんですよ。「年齢がかなり上に見られたとして、何か困るだろうか?いや、困らないよね」
もし、50代なのに60代に見えるからあなたとはもう付き合いたくないと言う人がいたら、それはそれでいいかなって思ったんです。そんな考え方の人と、この先付き合いたいとは思えないですしね。
そして50歳になったタイミングで白髪染めをやめました。
今まで染めていた髪の毛をグレイヘアに移行することでの苦労もよく耳にしますが、私の場合はあまり苦労せず、比較的スムーズでした。
理由としては、1年ほどカラートリートメントで染めていたこと。カラー剤で頭皮がかゆくなったり、染めた後に具合が悪くなったりすることが増え、カラートリートメントに切り替えていたんですよね。そのおかげで、カラー剤で染められた髪の毛がなくなっていました。
つまり、カラートリートメントをやめると、だんだんと色が抜けていく状態に。新しく生えてきた白髪との差が、あまりなかったんです。なので、根本だけ白くなる期間がほとんどない状態でグレイヘアに移行することができました。
この、カラートリートメントに切り替えてから移行する方法は、違和感なくグレイヘアにする手段としてはおすすめです。ただ、カラートリートメントは、週に2、3日使用しないと色が抜けてしまうので、それはかなり面倒でした。カラートリートメントといっても、カラー剤で染めるのとあまり変わらない手間はかかるんですよね。
というわけで、だいたい半年ほどでグレイヘアに移行できたわけですが、周りの人の反応はどうだったかというと……。
おおむね良好でした!
ただ、インスタグラムで発信をしていると、心ないコメントをしてくる人はいます。何でも文句を言いたがる人はいるので、それは仕方ないです。それよりもモヤモヤするのは「白髪を染めると、もっと若く見えますよ」「顔はお若いのに、染めないのはもったいないですよ」っていう親切なトーンの余計なお世話コメント。
染めたい人は染めればいいし、若く見られたいという気持ちも否定はしない。だけど、その考えを他人に押し付けるのは違うのかなって思います。
「年相応」って言葉を、世間一般の常識の枠に当てはめて使うのは好きではありませんが、年齢なりの楽しみ方や美しさってあると思うんです。
好きな服、好きな髪型、好きな髪色、好きなメイク。何歳になっても「好きにすればいい」と思っています。でも「若く見られたい」ということだけにとらわれると、「年齢を重ねることで生まれる美しさ」が失われていくような気がするんです。
だから、「そんな呪いに誰も苦しめられない社会になったらいいのにな」って、心から願います。
若々しくは見られたいけれど、無理に若作りはしたくない。それが今のテーマです。
アイブロウやマスカラ、チークなどはプチプラコスメを使っています。ファンデーションは顔の中でも使用する面積が大きいのと、年齢を重ねるとともに肌の質感が気になってきたので、新商品をいろいろ試しています。
メイクで気を付けているのは、古臭い印象にならないようにすること。同年代の女優さんのメイクを見て情報をアップデートしています。
55歳のときにかけたデジタルパーマが気に入っており、これからもしばらくはこのスタイルでいきたいと思っています。
年齢を重ねるとともに肌が敏感になってきたので、刺激の少ないものを選んでいます。今使っている「コンシオ」というスキンケアブランドがお気に入りです。
次回は、老後の不安をかきたてる「孤独や寂しさ」との向き合い方を紹介します。
※本記事は『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』(KADOKAWA刊)より一部抜粋して構成しています。
『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』(KADOKAWA刊)
いきいきハッピーなミドルシニアを過ごすための、「りさねーぜ流・おひとりさま暮らし」メソッドを詰め込んだ一冊。「究極にストレスフリーな自分」を手に入れるまでの、りさねーぜさんの半生も必見です。
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