2週間で変化!「リンパ三角地帯」をほぐした結果
2024.07.132024年07月02日
木村友泉のほうれい線・顔たるみ改善プログラム#1
「リンパ三角地帯」をほぐす、魔法のたるみケア
「肌たるみの原因は、リンパと血流の滞り。高価なエステに頼らなくても、セルフケアで改善できます!」とリンパケアトレーナーの木村友泉さん。内側からハリのある、健やかな肌を取り戻す特別プログラムを紹介。ハルメクの読者も実践しました!
教えてくれた人:木村友泉(きむら・ゆうみ)さん
1959(昭和34)年、富山県生まれ。富山医科薬科大学(現・富山大学)薬学部卒業。「LHJ(ライフ&ヘルスジョイ)」代表。リンパケアトレーナー、薬剤師としても活動中で、リンパケアと漢方を掛け合わせた「美容漢方」も提案。「ハルメク365」で公開中のリンパケア動画も好評。
進む老化の一因は、コリにあり!?
ほうれい線や目の下のたるみなど、肌の老化は、メイクではなかなか隠せない悩みのタネ。改善の大きなカギを握るのは、リンパと血流です。
リンパと血流が滞ると、老廃物がたまる上、細胞に十分な栄養や酸素が届かなくなって肌老化を引き起こします。
リンパケアトレーナーの木村友泉さんによると、「原因の多くは、筋肉のコリ。血管やリンパ管は筋肉の中を通っているので、筋肉がこり固まると、血管やリンパ管も収縮して流れにくくなるのです」
若返りの要所「リンパケア・トライアングル」とは?
特に大切なのは、上の写真で示した首から背中にかけての“リンパケア・トライアングル”と呼ばれるエリア。
肩甲骨を動かす菱形筋、背中にある僧帽筋、そこから頭部に続く後頭筋という、頭部と全身をつなぐ筋肉が重なっている場所で、ここをゆるめることがリンパの流れをよくする基本になります。
「姿勢のクセ、運動不足などによってここの筋肉がこり固まると、肌に十分な酸素や栄養が届かなくなり、老廃物や余分な水分もたまります。その状態で顔だけお手入れしても、なかなか効果は期待できません」(木村さん)
リンパケア・トライアングルの筋肉をゆるめる2週間チャレンジ
そこでおすすめは、まずリンパケア・トライアングルの筋肉をゆるめて顔から体への流れを改善し、内側から健康的に若々しくなるプログラム。「2週間のケアで、何歳からでも肌本来のハリを取り戻せます。ぜひやってみてください!」
次回は、プログラムを実践した読者6名のビフォー・アフターを公開します。
取材・文=松尾肇子、野田有香、三橋桃子(すべてハルメク編集部)、撮影=中西裕人、ヘア&メイク=榊美奈子
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年10月号を再編集しています。
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