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公開日:2023年09月11日
シワになる?やってはいけない?顔ヨガの疑問を解決!
「顔ヨガは逆効果って本当?」と気になっている人も多いようです。表情筋を鍛えてたるみ・ほうれい線を改善したり、むくみを解消するなどの効果が期待できる顔ヨガは、正しいやり方で行うことが大切。逆効果にならないよう、やり方をチェックしましょう!
顔ヨガ(フェイスヨガ・顔体操)とは、表情をつくる筋肉である表情筋を鍛えたり、ストレッチしたりするトレーニングのことです。表情筋には、以下のような筋肉があります。
顔ヨガでは、上記の筋肉を鍛えることで、たるみやほうれい線といった悩みを解消につなげます。
インターネット上では「顔ヨガは逆効果」「シワが目立つようになる」など見かけることがありますが、正しい方法で行えば、たるみ改善などへの効果が期待できるでしょう。
体の筋肉は、使わないと衰えてたるんでいきます。わかりやすいのがお尻で、筋肉が衰えたりゆるんだりすると、お尻の形が崩れて垂れ下がってしまうことに。
顔の筋肉も同様で、ずっと無表情でいたり、顔をあまり動かさなかったりなど、使わずにいると表情筋は衰えていきます。
顔の筋肉である表情筋は顔のパーツを動かすだけではなく、皮膚表面を持ち上げてハリを保つ働きも担っています。そのため表情筋が衰えることで、たるんで見えるようになってしまうのです。
顔ヨガで表情筋を鍛えると、たるみやほうれい線などの改善効果が期待できます。
ではなぜ「顔ヨガは逆効果」といわれることがあるのでしょうか?その理由は、顔ヨガによって顔に起こった変化が原因だと考えられます。
むくみでパンパンになっていた顔がすっきりしたり、脂肪が減ったりしたことで、余った皮膚がたるみ「シワができた」と感じているのかもしれません。
顔ヨガによってふっくらしたフェイスラインがすっきりシャープになったことで「ハリがなくなった」「老けて見える」と印象の変化を感じるケースもあるでしょう。
また、間違ったやり方での顔ヨガを続けたことで、逆効果になってしまった可能性も考えられます。顔ヨガを行うときは正しい方法で、適度に行うことが大切です。
ここでは、顔ヨガに期待できる効果をご紹介します。
筋肉は、加齢によって徐々に衰えていきます。皮膚を支えている顔の筋肉が衰えると、顔にたるみが起こります。無表情でいることが多いなど、表情筋を使っていないことも、表情筋がどんどん衰えていってしまう原因です。
顔ヨガでは、意識的に表情筋を動かすことで、たるみ改善効果が期待できます。老け見えする肌悩みとして代表的な「ほうれい線」は、肌にたるみがあると深く、濃く見えます。
たるみが改善することで、ほうれい線も改善する効果が期待できるでしょう。
水分不足、水分の取り過ぎ、塩分の過剰摂取、アルコール、運動不足など、むくみの原因はさまざまです。顔がむくむと、「フェイスラインがぼやけて見える」「顔が大きく見える」「目が腫れぼったい」といった悩みにつながることに。
顔ヨガでは、表情筋を動かすことで顔の血流がよくなり、むくみ解消効果が期待できます。
目のまわりに血行不良が起こったり、周囲の筋肉が衰えると、目の下のたるみやクマが起こります。目の下のたるみや膨らみ、クマはメイクで隠すのが難しく「老け見えする」「疲れて見える」など悩みにつながってしまうことも。
顔ヨガで普段意識しない目の下の筋肉を動かすことで、血液やリンパの流れをよくし、目元のトラブル改善につなげられます。
顔ヨガでは、普段あまり意識して動かさない筋肉を含めて、顔全体の筋肉を動かすことができます。
血流やリンパの流れが促進されるため、肌の健康維持に必要な栄養素や酸素がしっかり行き渡るようになり、肌のハリ・弾力アップなど、肌がきれいになる効果が期待できるでしょう。
ここでは、顔ヨガを行うときの注意点をご紹介します。
顔ヨガは、正しい方法で行うことが大切です。顔ヨガでは、鍛えるべき筋肉、ゆるめるべき筋肉があります。
正しいやり方がわからず、自己流になってしまうと、「余計な部分に力が入ってシワができた」「顎に力が入ってしまいエラが張ってしまった」など逆効果になってしまうことがあるため注意が必要です。
表情筋は、シワをつくる筋肉でもあります。例えば、おでこのシワや眉間のシワ、目尻や口元などの笑いジワは、表情筋の働きによってできる「表情ジワ」です。
間違った筋肉の使い方をしたり、顔ヨガをやり過ぎたりすると皮膚に負担がかかり、シワの定着につながることも。無理をせず、体調や肌の状態に合わせてほどほどに行いましょう。
気になる部分を解消するためにと、特定の筋肉ばかりを鍛えると、アンバランスになってしまう可能性があります。
同じポーズばかりしたり、同じ筋肉ばかりを鍛えたりせず、気になる部分の他にもバランスよく表情筋を鍛えるようにしましょう。
筋肉には必ず拮抗筋と呼ばれる反対方向に動かす筋肉があります。しわを気にしているとした場合、そのシワを作る方向の筋肉が強い可能性があります。
反対に動く筋肉を鍛えることも大切です。
いろんな表情、ポーズをとって、まずどの動きができないのかよく確認し、バランスよく鍛えるのが重要です。
顔ヨガを行うときは、片方だけを鍛え過ぎないよう、左右しっかり行うことが大切です。顔の片方ばかりを鍛えると、アンバランスになってしまう可能性があります。
バランスが崩れてしまわないよう、意識しながら行うといいでしょう。
顔ヨガを行うときは、正しい姿勢になり、鏡を見ながら行うようにするのがおすすめです。鏡の前で行うことで、自分の顔を見て動きが合っているかチェックしながら、正しいやり方で顔ヨガができます。
笑ったときにどちらかの口角だけが上がり過ぎてしまっていたり、おでこにシワがよってしまっていたりすると、逆効果になる可能性があります。
正しい方法で顔ヨガができているかチェックしながら行うことが大切です。
顔ヨガを行うときには、表情筋と連動して皮膚も一緒に動きます。
顔が乾燥していると顔ヨガの動きが皮膚の負担になりやすいため、顔ヨガの前後には保湿クリームなどでしっかり保湿した上で行うことが大切です。
また、肌が乾燥状態のときや、日焼けによって炎症を起こしているときは、シワにつながるため顔ヨガはせず、肌の状態が落ち着いてから行うといいでしょう。
ここでは、顔ヨガを効果的に行うコツをご紹介します。
顔ヨガを行う際は、正しい姿勢で行うことが大切です。猫背や反り腰など悪い姿勢になっていると、使う表情筋にばらつきが出て、逆に顔のバランスを崩してしまうことに。
必ず姿勢を整えてから顔ヨガを行いましょう。以下は、正しい姿勢を整えるポイントです。
顔ヨガでは、鍛えたい筋肉を狙って動かす必要があります。筋肉の場所を知って、どこが動いているか、どこに効いているか、使う筋肉を意識することで、効果的な顔ヨガができるでしょう。
顔ヨガも、ヨガと同じく呼吸が大切です。顔ヨガ中につい息が止まってしまうという人は、しっかり呼吸することを意識しましょう。
顔ヨガの基本的な呼吸法は、ゆっくりとした鼻呼吸です。鼻から吸って、鼻から吐く呼吸をゆっくり、リラックスして行います。
ゆっくりとした深呼吸にはリラックス効果があり、ストレス軽減にも効果的です。
ストレスを受けると、肌は乾燥しやすくなり、紫外線や摩擦など外部刺激にも敏感になって肌荒れにつながることも。リラックスして顔ヨガを行えば、ストレス解消にもつながるでしょう。
せっかく顔ヨガで表情筋を鍛えても、栄養が不足していると、思うように筋肉を鍛えられません。
皮膚を作る良質なタンパク質やビタミンA、ビタミンC、ビタミンE(ビタミンACE・ビタミンエース)、イソフラボンなど、肌にいい栄養素を摂取することも大切です。
顔ヨガを始める前に、自分の顔の写真を撮っておくと、変化を自分で確かめられるのでおすすめです。まずは1週間続けて、変化を実感してみましょう。
体の循環をよくするため、全身のストレッチと組み合わせるのもおすすめです。
ここでは、表情筋研究家・間々田佳子さんによる顔の表情筋のトレーニングの正しいやり方をご紹介します。
「目の下ぴくぴく体操」は、セルフケアでは改善が難しい目の下のたるみやクマ対策におすすめの表情筋トレーニングです。普段あまり意識しない目の下の筋肉をしっかり動かして、血行をよくできます。
目の下は皮膚が薄いため、こすらないよう丁寧に行うことが大切です。
ほうれい線を消す「口周りプッシュ」は、口輪筋を鍛える表情筋トレーニングです。口の中からほうれい線をなぞることで、笑い方の癖によってできたほうれい線を内側から伸ばしていきます。
「シューオーワー」は、顔全体の筋肉を動かすことで血行を促進し、むくみを解消する表情筋トレーニングです。フェイスラインのたるみや顔全体のむくみが気になるときにおすすめです。
「シュー」「オー」「ワー」の動きと呼吸を合わせ、思いっきり顔を動かして行いましょう。
顔ヨガ(フェイスヨガ・顔体操)は、顔を動かすことで表情筋を鍛えたりストレッチしたりして、たるみやほうれい線などの悩み解消効果が期待できます。
ただし、間違ったやり方でやったり、やり過ぎると逆効果になってしまう可能性も。やり過ぎに注意して、適度な回数で行うことが大切です。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。都内美容皮膚科勤務を経て、『医療の力でQOLを上げる』をコンセプトに、2010年逗子メディスタイルクリニックを歯科医の夫と開院。3人男子の育児にも奮闘中。所属学会:日本形成外科学会、日本美容皮膚科学会
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