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敬愛する陶芸家、のぐちヤスコさんが『ふたり展』という個展を開催されました。急行電車に乗って、越谷駅東口から徒歩8分のCAFE803まで行ってきました。
陶芸作品の楽しみ方
今回の個展は、のぐちヤスコさんが40年近く一緒に陶芸をしている池田あつ子さんという作家さんとお二人での開催です。
カフェの一角にある展示スペースにずらりと並ぶ作品。一つ一つ手に取ってじっくりと観察していると、あまりにも対照的な作風に、私でもどちらの作品かはっきりとわかります。
私の勝手なイメージですが、のぐちさんの器はとても女性的。素朴というか、何かを盛り付けて完成するイメージ。
一方の池田さんの器は、男性的で芸術的。器そのものを鑑賞して楽しむ、インテリア的な印象を持ちました。
私の作る器は、人にどんなイメージを与えているのだろうかと、初めてそんなことを考えてみました。
偶然が必然になった
お二人の作品に吸い込まれるようにじっくりと鑑賞していると、一人の女性に声をかけられました。
「のぐちさんの作品のファン」とお伝えして、少しお話をしてくださるうちに、この方こそ池田あつ子さんではないかと気づき、自己紹介。以前、のぐちさんを記事にしたものを読んでくださっていて、池田さんご自身もハルメク読者だったという偶然が。
そして、池田さんはハルメク365掲載、顔出しも快諾され、たくさん写真を撮らせていただきました。私の中で、器のイメージとお二方の人物像が一致した瞬間です。
後日のぐちさんから、池田さんと私はお誕生日が同じで、血液型も同じと聞いて、益々親近感が湧きました。
掲載記事につながるもの
せっかくなので、器を購入して、CAFE803にも記事掲載の許可をいただき、店頭販売のパンを購入しました。
早速自宅でパンを盛り付けて撮影。
食材を置いて一層存在感の際立つのぐちさんの器、器そのものに存在感のある池田さんの器。
そのどちらもとても魅力的で、私の憧れで目標。すてきな器とおいしいパン、人と器の新しい出会いにとてもワクワクした一日でした。
■もっと知りたい■
晴間千妣絽
はるまちひろ。老舗旅館を閉館して2023年より電子小説「大人だって友だちが欲しい」を配信中。女性の人生の悲喜交々を小説に綴り暮らしています。ハルトモ倶楽部を通して、日常のあれこれを楽しくほっこりとお伝えできればいいなと思っています。ブログ『普通の主婦のこだわり日記』『私の見ている世界』
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