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ダルビッシュ選手や大谷選手らが参戦するということで、史上最強と前評判も高かった今回の侍ジャパン。宮崎キャンプの頃から、私はすっかり侍ジャパンオタクになっていました。
TVにかじりついてのWBC観戦
日本列島が熱狂と感動のるつぼとなった今年(2023年)のWBC2023に、私もすっかりはまりました。コロナ禍中の不自由さ・不安・閉塞感を吹っ飛ばすかのような出来事でした。
東京ドームの5試合はTVにかじりついて観戦し、すっかり宵っ張りになりました。目に入る記事(試合のみならずさまざまなエピソードなども)を、できる限り読んでの観戦です。
投球時のピッチャーの顔をアップで観察したり、若い選手の多さに驚いたりと、私のミーハー魂全開です。実況中継のみならず、毎日どこかのTV局が放送している録画やハイライトシーンもできるだけ観ました。
東京の5日間5連勝したあと、サムライたちは数時間後には機上の人となってフロリダへ。そして、マイアミでメキシコと米国を下して頂点に。日本中に大きな感動と勇気をもたらしてくれました。
亡夫は熱烈な日ハムファン
夫はフライヤーズ時代からのファイターズファンでした。日ハムがリーグ戦や日本シリーズで優勝すると、夫の友人知人から「おめでとう」の電話やはがきが来たものです。熱烈なファンであったことの証明ですね。
私もその影響で、日本ハムファイターズに少し関心を持っていましたので、今回のWBCを観戦しながら、大谷選手が日ハムに入団した時の栗山監督との縁などを思い出しました。
江夏の21球
私のこれまでの野球観戦で印象に残っているのは、「江夏の21球」。1979(昭和54)年の日本シリーズで、広島東洋カープ対近鉄バファローズの第6試合。カープにとって日本一決定目前の無死満塁の9回の裏。
これを無失点で切り抜けた江夏豊投手の投球数が21球でした。TVで見ていても心臓がバクバクするような、締め付けられるような、手に汗を握った観戦でした。
カープのユニフォームTシャツは勝負服
広島市はカープの本拠地です。左を見ても右を見ても、皆カープファンです。その昔、球団の経営が思わしくない時、市民は樽募金や鍋募金で支えたそうです。市民球団と別称があるゆえんです。
私がカープ戦で球場に足を運んだのは2回。旧球場(市民球場)とマツダスタジアムに1回ずつ行きました。
2016(平成28)年、カープは25年ぶりのリーグ優勝を果たし、広島の街は沸きました。私もつられて、「25年ぶり」にちなんで「25」の背番号の赤いユニフォームTシャツを買いました。
そのTシャツは私の「勝負服」となっていて、私が世話役をしている高齢者の麻雀会に来ていくようにしています(効き目は全くありませんが)。
初めて着ていった時、背後で「アライさん」という男性の声がして、しばらくして「わかってないんだぁ」という声も聞こえてきました。「25」は新井選手(今季よりカープの監督)の背番号だったのですが、そんなことも知らずに着ていたわけです。
私のプロ野球知識はこの程度なのですが、野茂英雄投手を観にドジャーズの試合観戦ツアーに参加したこともあります(1997年)。
今回の侍ジャパンの活躍を見て、また生で野球観戦をしたくなりました。
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