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日本の保護犬猫の殺処分。現在(2023年2月)の詳細は調べきれていないのですが、2022年2月の段階では、年間2万匹を超え、毎日60匹が殺処分されているようです。このような現状に、胸が押しつぶされそうになります。
浅草に保護犬カフェがオープンしました
少しでも殺処分ゼロに近付くために何ができるかを、日々自問しています。昨年(2022年)暮れ、浅草に保護犬カフェ【オカオカハウス】が開店し、知人に誘っていただき行ってみることにしました。
このお店は動物愛護運動に取り組まれておられる、漫画家のかなつ久美先生と、芸能活動もしておられるのでご存知な方も多い浜田ブリトニー先生との共同経営です。
かなつ久美先生の保護活動の知識、浜田ブリトニー先生の飲食店のノウハウを併せ持ったカフェです。
浅草花やしきの裏手にある【ひさご通り】から言問通りを抜けると【千足通り】に入り、すぐ路地を左に入ると右手に見えてきます。
1番近い駅はつくばエクスプレスの浅草駅と、雷門からは少し離れているのですが、浅草寺境内を通り花やしきを横に見て、昭和さながらのレトロなひさご通りの景観を楽しみながら歩けばすぐです。
SNSで同じポメラニアン仲間として知り合ったナナさんと銀ちゃんと初対面!
もちろんワンコ同伴OK。仕事帰りなので残念ながら我が家のダフは連れて行けませんでしたが、譲り受けた知人も駆けつけ、妹のまりもちゃんとも感動の対面となったのです。
保護犬カフェのこれからの活動
いずれは、保護犬猫たちの写真などを貼って家族を募集したり、寄付を募ったり。譲渡会の会場、保護活動の勉強会などの場としても計画されていらっしゃるそう。
まだできたばかりのお店ですが、これからどんどんと活動が広がっていく予感。ちょうど猫ちゃんの、オカオカハウス初の譲渡もあったばかりで、期待も膨らみます。
殺処分ゼロにするためのまず一歩は…
保護活動をされている方や団体は各地にたくさんありますが、多分ほとんどが寄付やご自身の持ち出しなど、自分自身の身を削っての活動が多いのではないかと思います。
そうしたものは、側から見ていると脆く危ういものと思っていました。
しかし、だからと言っておしまいにはできない尊いものでもあります。
私なんぞの微力な寄付金などでは到底賄えない活動。もっと国や民間にも取り組んでもらいたい問題ではないでしょうか。
ペットを気楽に購入できない規則や、虐待に対する罰則や罰金、悪質ブリーダーの取り締まり。ペット先進国である欧米のように、生体販売の禁止。
これらが少しでも実行できていれば、殺処分される動物の数は減るでしょう。
そして持ち出しのみで地域活動している方々を、オカオカハウスが支援をしておられると聞き、直接関わらないにしても、こうした支援が自分にもできるのではないかと実感しました。
微力ながら自分が今できることは何なのか?
活動をされている方々を知るということ。
日々、どれだけの動物たちが虐待され捨てられ、殺処分されているかを見たらつらいからと目を覆わずに知ること。
寄付という金銭面の手助けも、偽善ではなく重要だということ。
動物と暮らすにはとてもお金がかかり、愛情が必要だという当たり前のことをきちんと把握する。それこそが、殺処分ゼロに一歩近付く、誰もができることではないでしょうか。
オカオカハウスでは、おいしいカレーと、ワンちゃんには飼い主さんと一緒に食べられるスイートポテトもありますよ。
浅草に観光にいらした時にでも寄ってみませんか?
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