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- ブラームス「交響曲第4番」を聴き比べる!
聴き比べに初参加!
12月、びわ湖ホール劇場サポーターの集まりで行われた、ブラームス『交響曲 第4番 ホ短調 OP.98』を聴き比べる会に行ってきました。
同じ曲で、指揮者やオーケストラが違うと“どう変化するんだろう?”って、初参加の私は興味津々。
今回の案内役は、先輩サポーターの方。聴き比べに用意されたリストを見ると、15種類! 驚きの多さです。
交響曲第4番とは?
最初に、交響曲第4番について、成り立ちと特徴についてお話を聞きました。
- 作曲年代:前半2楽章は1884年、後半2楽章は1885年
- 作曲地 :ミュルツツーシュラーク(ウィーン南西、ゼマーリング山の麓にある保有地)
- 初演 :1885.10.25 ブラームス自身が指揮、マイニンゲン宮廷管弦楽団
- 特徴 :主題(中心となるメロディー)から始まる曲
ブラームスは初演に先立ち、批評家や友人にこの曲の試演を行ったそうです。その際、否定的意見が多かったそうですが物ともせず、自分の最高傑作であると語ったと言われており、よほど自信があったみたい。
しかし当時の音楽界では、評価が分かれたようです。
そんなご自身絶賛の作品、第1楽章前半15種類の聴き比べが始まりました。
まずは、案内役のお気に入り、指揮者ブルーノ・ワルター/コロンビア交響楽団。
続いて、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド/両指揮者ともにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
う〜ん、テンポや音量が違う。
その後、カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、小澤征爾/サイトウ・キネンオーケストラ
などの演奏を傾聴していきました。
15種類を聴き終えて
詳しいサポーターの方は、「スコア(楽譜)に忠実」、「低音が充実していて全体に厚みがある」「バランスが良い」など、各演奏に対して専門的なご意見。
私はといえば「優しい感じがする」など抽象的で、まだまだ勉強中です。
でも今回参加して、この組み合わせ(指揮者/オーケストラ)が好き! というのはありました。
同じ曲なのに新鮮な驚きと発見です。
皆さんもワインやコーヒーを飲み比べてみて、違いの発見が楽しいって経験をされた事ありますよね?
名曲の聴き比べも、指揮者のアイディアや捉え方の違いを発見して、楽しみましょう!
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